QR Translatorを使って情報のバリアフリー化を実現した医薬品パッケージが発売
視覚障害者や外国人に読むことが難しい医薬品等の説明情報について、パッケージ表面のQRコードをスマートフォンで読取るだけで、その端末の設定に応じた言語で説明書を音声化して読み上げる仕組みが実用化されました。Accessible Code(アクセシブルコード)と名付けられたこのQRコードは、全盲の人でも読取り可能であることが多くの実験によって裏付けられ、しかも外国語端末を使用している場合は、自動的にその設定言語に応じて音声化されます。今回、すべての業界の先駆けとして、シオノギヘルスケア株式会社から発売される新セデス錠などOTC医薬品でこの規格が採用され、情報のバリアフリー化を実現する商品包装のマイルストーンとなりました。
株式会社PIJIN
- !2020年7月3日 9時
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