Windy.app - 日本を含め世界で高評価の天気予報に特化した専門アプリ

Windy.appでは2019年にiOS向けに大型アップデートを実施し、『等圧線』『矢羽』『前線』など、釣りや船乗りをされる方々には必須の気候情報も知ることができるようになりました。スマートフォン用のアプリとして、このような特徴は非常にユニークで、簡単に天気や気候を知り、計画を立てる際に大いに役立ちます。

現在、iOSを含め、アンドロイド版やWindHub（セーリング専門のアプリ）でも、『等圧線』『矢羽』『前線』などの情報は利用可能です。

『前線』『等圧線』『矢羽』の情報はなぜ重要なのか。

1. 『等圧線』-大気で何が発生しているか理解できる

『等圧線』は、地図上で大気中の同じ気圧の点を結んだ線です。気圧の差が大きければ大きいほど風は速くなるので、それぞれの等圧線の間がせまいほど、速い風が吹くことを意味します。

釣りや船乗りをされる方々にとって、等圧線は気候を知るうえで大いに役立ちます。等圧線から、前線や風向き・風圧、低気圧についてなども知ることができるからです。等圧線を読み取ることで、一週間以上先の天気を知り、計画を立てることにも役立ちます。

『等圧線』の情報は、毎日４回アップデートされ、１０日間分先まで知ることができます。

この『等圧線』と『矢羽』は、データを保存すれば、オフラインでも確認することができます。

アントン・フロロヴ　ー　カイトサーファー兼 Windy.app共同創設者:

「私たちは、大勢の船乗りに話を伺い、プロの方々が本当に求められている情報を提供できるようにしました。アップデートにより、Windy.appでは、天気・気候に関して必要な情報をすべて知ることができます。『前線』『等圧線』『矢羽』の情報以外にも、過去10年分の天気情報のアーカイブやルート・プラン立て機能、潮のデータなども知ることができます。これらの機能はすべてシンプルに使いやすくデザインしています。 」

2. 『矢羽』- 風向きや風速を知ることができる

地図上の『矢羽』を見ることで、点の向きが示す風向きや、棒の数が表す風速を読み取ることができます。風がないところは、丸マークで表示されています。

『矢羽』は、風について知るために、長い間使われてきた記号です。地図でも使われており、見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。

Windy.app では、３時間に１回、『矢羽』のアップデートがされ、風の予想も可能な限り的確にできるようにしています。

『矢羽』の表示は、Windy.appのユニークな特徴の１つであり、数々の天気モデルから構成されています。

ミハエル・アクセルロド　―　釣り人兼Windy.app 共同創設者

「新しいアップデートで『前線』『等圧線』『矢羽』の情報が利用可能になりました。これで３倍以上より多くのユーザーに魅力的なサービスが提供できると思います。Windy.appでは、ユーザーは互いにコミュニケーションを取り合い、経験を伝え、チャットを通して助け合うことができます。また、このようなコミュニティを通して、私たちもフィードバックを頂き、サービス向上に生かすことができます。 」

3. 『前線』-エリアごとの天気の変化を知ることができる

『前線』から、強風になるのか・雨が降るのか、霧や嵐が発生するかなど、先の天気を予想することができます。前線を読み取ることは、航海する際の安全性を大きく高めるという点でも重要です。

前線の情報は、アメリカのアメリカ海洋大気庁(NOAA)とドイツのドイツ気象局(DWD)からの信頼性が高いソースを利用しています。

前線の情報はアメリカ・ヨーロッパ・北大西洋の範囲で利用可能です。

Windy.appが提供する前線のこのような機能は、他のアプリにはありません。

青色の線は寒冷前線で、赤色の線は、温暖前線です。また、温暖前線と寒冷前線の向きが逆になっているのが停滞前線、そして、温暖前線と寒冷前線の向きが一緒になっているのが閉塞前線です。

ナターリア・パヴロヴァ　- 船乗り兼ソフトウェア開発者

「私たちが開発した新しいアプリWindHubでは、特に船を操縦する方々に、シンプルで最適・大切な天気に関する情報を提供しています。WindHubは48.3MBしか必要とせず、すぐにダウンロード可能で

またネットにも負担をかけません。今までご紹介した機能はもちろん、今後さらなるアップデートも予定しています。 」