K'MoPA開館20周年記念展 未来への遺産:写真報道の理念に捧ぐ
本展は、1967年ニューヨークを皮切りに、東京をはじめ世界各地を巡回した展覧会“The Concerned Photographer”がベースとなっています。アンドレ・ケルテス、デイヴィッド・シーモア、ロバート・キャパ、ワーナー・ビショフ、ダン・ワイナー、レナード・フリードら6人の作品によるもので、当館のコレクションより全161点を初めて公開致します。この6人は、センセーショナルな物事に限らず、日常の営みの中にこそ見える人間性や、社会の少数派が正義と平等を求めるささやかな闘いに心を寄せ、その土地の特徴的な暮らしに寄り添いながら撮影する事を道と考えた写真家たちでした。撮影の対象が、戦争であれ、自然であれ、日常生活であれ、写真家自身が、人間が生きる事の真価を力強く表現した写真を撮る。それを当館は写真報道の理念と表現し、彼らの写真を公開し、未来への遺産として次世代へつなぐ事を使命と考えています。
清里フォトアートミュージアム
- !2015年6月27日 10時
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