近赤外光で物質を高速判別する方法 初の動画物質判別をデモ展示、岐阜大学工学部 加藤邦人准教授が画像認識分野の研究会「ViEW2016」で12月9日に発表
国立大学法人岐阜大学 工学部電気電子・情報工学科の加藤邦人 准教授は、近赤外光を用いて物質を従来の画像判別法よりも高速で判別する方法を開発し、昨年特許出願をしました。このたび、本研究について実環境下(暗室外)での実験に成功し、さらに動画による物質判別にも成功しました。これらの開発成果を、12月8日、9日にパシフィコ横浜で開催される画像認識(コンピュータビジョン)分野で国内有数のワークショップ「ViEW2016」で発表(12月9日)します。また同会場で初めて動画による物質判別のデモ展示を行います。本研究成果は、将来的に自動車の安全走行支援システムや自動運転システムの高性能化、工場等における高精度な異物混入防止等への応用が期待されます。
国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学
- !2016年11月29日 10時
- aコンピュータ・通信機器
- a技術開発成果報告