安価な医薬品確保キャンペーン参加のお願い
国際NGOのCAREは、世界中の支援者に呼びかけ、医薬品特許に関するインド政府の判決に対する異議申し立てを取り下げるよう、スイスの大手製薬会社ノバルティス社に要求しています。もし同社が勝訴した場合、インドは、何百万人の貧しい人々が切実に必要としている安価な薬品を途上国に供給することができなくなるのです。
「安価な医薬品確保キャンペーン」への参加のお願い
国際NGOのケア・インターナショナル ジャパンは、CARE India、CARE Peru、CARE USA、CARE International UKと連携して同キャンペーンを実施しています。
キャンペーン概要:
国際NGOのCAREは、すべての人々、特に貧しい人々が、生命の維持に必要な安価な医薬品を手に入れる権利を持っていると信じています。そこで、CAREは、世界中の支援者に呼びかけ、医薬品特許に関するインド政府の判決に対する異議申し立てを取り下げるよう、スイスの大手製薬会社ノバルティス社に要求しています。もし同社が勝訴した場合、インドは、何百万人の貧しい人々が切実に必要としている安価な薬品を途上国に供給することができなくなるのです。CAREは、今回の訴訟が途上国の人々の健康に多大な悪影響を及ぼすものと確信しており、引き続き、この訴訟を取り下げるよう、ノバルティス社に対して訴えていきます。
ノバルティス社の訴訟とその世界的影響:
ノバルティス社は、制がん剤グリベックの特許を拒否したインドの判決を覆そうとしています。ノバルティス社が勝訴すれば、生命に関わる病気に苦しむ何百万人もの貧しい人々が生きるために必要な医薬品を購入できなくなります。現在インドは、途上国の人々の命を救うために使われている安価な医薬品の大半を生産しており、「世界の薬局」と呼ばれるほどです。例えば、2006年にペルー政府が購入した抗レトロウイルス薬の約80%がインドから来ています。ペルーでのHIV関連活動でCAREが使用する抗レトロウイルス薬のほとんどはインドからのものです。2005年に世界基金(Global Fund)の結核プログラムで使用された医薬品のうち78%がインドで生産されたものだといわれています。つまり、安価な医薬品が購入できなくなると、インドの人々が困るばかりでなく、これらの支援活動すべてが不可能となり、世界中の何百万人もの貧しい人々の命を救う安い治療薬へのアクセスを失うことになりかねないのです。
CAREのノバルティス社との対話:
世界中のCAREのサポーターは、訴訟を取り下げるようにと、ノバルティス社の最高経営責任者に何百通もの手紙を書きました。その結果、CAREとノバルティス社との対話が実現しました。そして、CAREの最高責任者および現地事務所の事務局長ら4名が、ノバルティス社の最高経営責任者(CEO)、Daniel Vasella氏あてに手紙を書き、CAREの立場を表明しました。
*手紙文の全文は、以下に掲載されています。
http://www.careintjp.org/news/newsrelease_070711.html
今すぐ、CAREのキャンペーンに参加し、ノバルティス社にメールを送りましょう!
CAREは、医薬品特許に関するインド政府の判決に対する異議申し立てを取り下げるよう、ノバルティス社に要求します。もし同社が主張し続けて勝訴した場合、インドは、何百万人の貧しい人々が切実に必要としている安価な薬品を途上国に供給することができなくなるのです。
キャンペーンに賛同し、署名いただける方は、下のリンクにあるフォームを使って送信してください。
・件名の欄に「キャンペーン」と記入してください。
・本文の欄には、「キャンペーンに賛同します」とのみ、あるいは、そのほかメッセージがあればご自由にお書きください。
→ 署名フォームは以下から。
https://www.careintjp.org/support/able-letter.html
ご署名いただいた方のお名前は当団体からCARE India に伝え、CARE India を通して各国から集められた署名とともに、ノバルティス社の最高経営責任者Daniel Vasella氏に提出されます。
上記についてのお問い合わせは以下まで
(財)ケア・インターナショナル ジャパン
マーケティング部広報担当 菅沼 (m.suganuma@careintjp.org)
Tel. 03-5950-1335 Fax. 03-5950-1375
www.careintjp.org
CAREは、世界70カ国の途上国・紛争地域にて支援活動を実施している国際組織です。高度な専門知識と経験をもった13,000人のスタッフによる活動は、国連をはじめとする各種専門機関や支援国から高い評価と信頼を受けています。
国際NGOのケア・インターナショナル ジャパンは、CARE India、CARE Peru、CARE USA、CARE International UKと連携して同キャンペーンを実施しています。
キャンペーン概要:
国際NGOのCAREは、すべての人々、特に貧しい人々が、生命の維持に必要な安価な医薬品を手に入れる権利を持っていると信じています。そこで、CAREは、世界中の支援者に呼びかけ、医薬品特許に関するインド政府の判決に対する異議申し立てを取り下げるよう、スイスの大手製薬会社ノバルティス社に要求しています。もし同社が勝訴した場合、インドは、何百万人の貧しい人々が切実に必要としている安価な薬品を途上国に供給することができなくなるのです。CAREは、今回の訴訟が途上国の人々の健康に多大な悪影響を及ぼすものと確信しており、引き続き、この訴訟を取り下げるよう、ノバルティス社に対して訴えていきます。
ノバルティス社の訴訟とその世界的影響:
ノバルティス社は、制がん剤グリベックの特許を拒否したインドの判決を覆そうとしています。ノバルティス社が勝訴すれば、生命に関わる病気に苦しむ何百万人もの貧しい人々が生きるために必要な医薬品を購入できなくなります。現在インドは、途上国の人々の命を救うために使われている安価な医薬品の大半を生産しており、「世界の薬局」と呼ばれるほどです。例えば、2006年にペルー政府が購入した抗レトロウイルス薬の約80%がインドから来ています。ペルーでのHIV関連活動でCAREが使用する抗レトロウイルス薬のほとんどはインドからのものです。2005年に世界基金(Global Fund)の結核プログラムで使用された医薬品のうち78%がインドで生産されたものだといわれています。つまり、安価な医薬品が購入できなくなると、インドの人々が困るばかりでなく、これらの支援活動すべてが不可能となり、世界中の何百万人もの貧しい人々の命を救う安い治療薬へのアクセスを失うことになりかねないのです。
CAREのノバルティス社との対話:
世界中のCAREのサポーターは、訴訟を取り下げるようにと、ノバルティス社の最高経営責任者に何百通もの手紙を書きました。その結果、CAREとノバルティス社との対話が実現しました。そして、CAREの最高責任者および現地事務所の事務局長ら4名が、ノバルティス社の最高経営責任者(CEO)、Daniel Vasella氏あてに手紙を書き、CAREの立場を表明しました。
*手紙文の全文は、以下に掲載されています。
http://www.careintjp.org/news/newsrelease_070711.html
今すぐ、CAREのキャンペーンに参加し、ノバルティス社にメールを送りましょう!
CAREは、医薬品特許に関するインド政府の判決に対する異議申し立てを取り下げるよう、ノバルティス社に要求します。もし同社が主張し続けて勝訴した場合、インドは、何百万人の貧しい人々が切実に必要としている安価な薬品を途上国に供給することができなくなるのです。
キャンペーンに賛同し、署名いただける方は、下のリンクにあるフォームを使って送信してください。
・件名の欄に「キャンペーン」と記入してください。
・本文の欄には、「キャンペーンに賛同します」とのみ、あるいは、そのほかメッセージがあればご自由にお書きください。
→ 署名フォームは以下から。
https://www.careintjp.org/support/able-letter.html
ご署名いただいた方のお名前は当団体からCARE India に伝え、CARE India を通して各国から集められた署名とともに、ノバルティス社の最高経営責任者Daniel Vasella氏に提出されます。
上記についてのお問い合わせは以下まで
(財)ケア・インターナショナル ジャパン
マーケティング部広報担当 菅沼 (m.suganuma@careintjp.org)
Tel. 03-5950-1335 Fax. 03-5950-1375
www.careintjp.org
CAREは、世界70カ国の途上国・紛争地域にて支援活動を実施している国際組織です。高度な専門知識と経験をもった13,000人のスタッフによる活動は、国連をはじめとする各種専門機関や支援国から高い評価と信頼を受けています。
企業情報
| 企業名 | 財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン |
|---|---|
| 代表者名 | 関口 房朗 |
| 業種 | 未選択 |
コラム
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