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軽井沢町発ケアの文化拠点「ほっちのロッヂ」、2022年度グッドデザイン賞を受賞。Takram緒方壽人氏による審査委員の【一品】とも並行して選出。

在宅医療を提供する医療法人社団オレンジ(所在地:福井県福井市、理事長:紅谷浩之)と福祉現場の環境設計を手掛ける株式会社ReDo(所在地:長野県軽井沢町、代表取締役:藤岡聡子)は、恊働し軽井沢町発、ケアの文化拠点「ほっちのロッヂ」を運営。2022年10月、デザインが優れた物事に贈られる賞「グッドデザイン賞」を受賞。デザイン・イノベーション・ファーム」Takram緒方氏による【一品】とも並行して選出されました。

コミュニティづくりの取り組み・活動として受賞

グッドデザイン賞は、公益財団法人日本デザイン振興会の主催で、毎年デザインが優れた物事に贈られる賞であり、日本で唯一の総合的デザイン評価・推奨の仕組みです。 工業製品からビジネスモデルやイベント活動など幅広い領域を対象とし、これまでの総受賞対象数は5万件以上にのぼります。
軽井沢町発、ケアの文化拠点「ほっちのロッヂ」は、2022年10月、審査対象数 5,715件の中で、コミュニティづくりの取り組み・活動として受賞しました。


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受賞対象名

ほっちのロッヂ [診療所と大きな台所があるところ ほっちのロッヂ]

事業主体名 医療法人社団オレンジ

分類 コミュニティづくりの取り組み・活動

受賞企業

医療法人社団オレンジ (福井県) 
株式会社ReDo (長野県) 

 

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受賞対象の概要

森に覆われた高原の町では、古くから文豪や画家、料理人らが住まい、今もクリエイティブ性を持った人たちが多く暮らしています。そんな土地の歴史に沿うように、私たちは小さなクリニックの建物の中に、キッチンやライブラリー、アトリエ、様々な楽器や画材道具を揃え、「症状や状態、年齢ではなく、好きなことをする」出会いを作っています。
 

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デザインのポイント

1.人の課題や弱さではなく、人の可能性を引き出す「好きなことをする仲間として出会う」コンセプトを掲げた
2.土地の歴史や背景を捉え、心地よく優しい建築や自然環境を設計。町民と共に環境保全を行なっている
3.開業前より町民とお茶会を通して出会い、「自分が関わっている/関われる場所」という意識を醸成している

 

 

 

受賞理由は「「共に生きる」ための場として大事な要素が詰まっている」

▶︎担当審査委員、 飯石 藍氏、岩佐 十良氏、 田中 元子氏、 水口 克夫氏、 山阪 佳彦氏によるコメント

 

教育も、職場も、介護福祉にしても、教える側と教えられる側、ケアする側とされる側という対立軸をつくると、あまり良いことはない。日本はどうしても「上から下へ」という意識がどんな現場にもある。でも、それぞれが持っている強みに目を向ければ、上も下もなく、お互いがお互いから学ぶことが多くなるだろう。そして、そんな場所にはたくさんの人が集まってくる。ほっちのロッヂはそんな場だ。

 

 

▶︎「世界を舞台に活躍するデザイン・イノベーション・ファーム」Takram/緒方壽人氏による審査委員の【一品】コメント

 

高齢者を高齢者だけにしないというコンセプトとその実践が素晴らしい。
在宅医療と病院、高齢者と子ども、ケアと文化、地域との関わりなど、「共に生きる」ための場として大事な要素が詰まっていると感じる。
こうした取り組みがモデルケースとして他の地域にも広まっていくことを期待したい。

 

 

本受賞に伴い、ケアに関する環境設計に対し、大きな期待がデザインの文脈でも機運が高まっているように感じています。
引用・紹介させていただいたほっちのロッヂの関わってくださっている全ての方々へ感謝申し上げます。

 

ほっちのロッヂ公式note記事 ▶︎ https://hotch-pr.com/n/ndfcbf730eaee

 

 



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企業情報

企業名 株式会社ReDo
代表者名 藤岡聡子
業種 医療・健康

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