プレスリリース配信サービス

詳細検索
ValuePress! セレクション編集部氏のトップ画像

ValuePress!のロゴ画像

プロジェクトの魅力を整理し広めるための4軸【READYFORセミナーレポート】

クラウドファンディングのプロジェクトを達成する上では「広報活動」が重要になります。より多くの人にプロジェクトページを見てもらうために、SNSやプレスリリースといったツールを上手に活用できるようになりましょう。この記事は、2015年8月21日に開催されたREADYFORとValuePress!のセミナーレポートです。プロジェクトの魅力を整理する方法、SNSやプレスリリースを活用した成功事例を紹介します。

支援額の20%を知人から集めたプロジェクトは達成率が高い


READYFOR大久保さん:
クラウドファンディングを始めるときに、まず確認してほしいことがあります。
「Facebook」のアカウントをお持ちでしょうか?

READYFORでプロジェクトを達成させるにはFacebookは必須です。
TwitterやInstagram、その他のSNSに比べて、実名のアカウントを使用するFacebookから支援してもらうことが多いのです。
アカウントを取得したあとは友達を増やしましょう。高校や大学時代の知り合い、名刺交換した人などに友だち申請をして、少しずつ交流を深めておいてください。

プロジェクトを団体・企業で行う際は「Facebookページ」を作成して、友だちにいいね!のリクエストをしてみましょう。いいね!をしてくれた人に、プロジェクトの情報を届けやすくなります。

達成額の2~3割を友人・知人から集めることができたプロジェクトは、サクセス率が非常に高いです。

「個別メッセージリスト」を作るのも効果的です。過去に名刺交換した人や面識のある方のメールアドレスと名前をリスト化し、たとえばプロジェクトを開始するときに「プロジェクトが開始しました!ぜひご支援や拡散のご協力をお願いします!」とメッセージを送ります。プロジェクト終了の10日前であれば、「プロジェクト終了まで10日を切りました。あと○万円なければ達成しません!」と依頼することができます。
個別リストであれば確実に相手へメッセージを届けられるので、プロジェクト開始前にリストを準備しましょう。

大久保さん READYFORセミナーレポート

 

プロジェクトの魅力を説明できますか?


READYFOR大久保さん:
クラウドファンディングはプロジェクトページを「見てもらうだけ」で達成するわけではありません。
支援してもらわないと肝心の資金が集まりません。
そのためにはプロジェクトに関心や共感を寄せてもらう必要があります。
プロジェクトの魅力を伝えられるようになりましょう。

自分のプロジェクトの魅力は何だと思いますか?

一度、以下の4つの軸に沿って書き出してみてください。
この4軸でプロジェクトを整理すると、プロジェクトの魅力を言葉や文章にしやすくなります。
人に会って説明するとき、SNSに投稿するとき、プレスリリースを配信するときなど、プロジェクトの魅力を伝えるあらゆる機会で役立ちます。

 

Q1. 【自分軸】


このプロジェクトは何をするプロジェクトなのでしょうか?
何のために資金を集めるのでしょうか?

Q2. 【ユーザー(支援者)軸】


支援者の人たちにどのようなメリットを提供できるのでしょうか?

Q3. 【競合軸】


自分のプロジェクトと同じような活動をしている人や団体が他にもありますか?
それらと自身のプロジェクトはどこが違うのでしょうか?

Q4. 【世の中軸】


社会的にどのような影響を与えるプロジェクトなのでしょうか?

改めて自身のプロジェクトを振り返ってみると、魅力がより明確になると思います。
書きだした中で一番グッときたポイントをSNSの投稿に含めたり、プレスリリースのタイトルに入れたりして活用しましょう。

 

プロジェクトを「ニュース」にするプレスリリース


ValuePress!土屋:
プレスリリースは、SNSでつながっている友人や知人以外にプロジェクトを知ってもらえるツールです。
具体的にはプロジェクトをニュースサイトや新聞などのメディアに取り上げてもらうために、記者宛に送る文書です。
プロジェクトの魅力が書かれたプレスリリースがメディアの記者に読まれ、「このプロジェクトは面白い」「ニュースになる」と判断されると、皆さんの活動が記事に取り上げられます。
結果、Facebookでの交友範囲を越えた多くの人々にプロジェクトが知られることになり、さらなる支援が集まるでしょう。

土屋さん READYFORセミナーレポート

以下にプレスリリースの見本を3つ紹介します。
実際にメディアに取り上げられ、記事として紹介されたプロジェクトです。

 

Q■株式会社ピリカ


世界74ヶ国・10万人が参加するごみ拾いSNSを運営する株式会社ピリカ、画像解析によるポイ捨てごみ調査システム「タカノメ」及び東京23区ポイ捨てランキングを発表

株式会社ピリカ

取り上げられたメディア
Gooニュース
マチノコト

 

Q■Kimono Hiro Inc.


史上初、ニューヨークコレクションに着物を正式出展

Kimono Hiro Inc.

取り上げられたメディア
グノシー
WWD Japan.com

 

Q■Life Bike


パイプの溶接からペダルの取付、カラーまで、自分だけの自転車製造をゼロから経験できる「Life Bike」が、クラウドファンディングに挑戦! キャンペーンも開催中

Life Bike

取り上げられたメディア
T-SITE
CycleStyle

 

リンク先のプレスリリースを読んで、「書くのが大変そう」と感じた方もいるかもしれません。

プレスリリースは文章力に自信のない方でも書くことができます。
フォーマットがありますので、イチからすべて書く必要がないのです。
(本記事の末尾でプレスリリースのフォーマットを無料でダウンロードできます)

またプレスリリースを書く際に必要なのは「上手に文章を書くこと」ではありません。
プロジェクトの情報を「整理して書くこと」が重要なのです。

フォーマットの空欄を埋めるにつれて、自然と情報が整理されていきますのでご安心ください。

 

50万人にプロジェクトを知らせる方法


READYFOR大久保さん:
最後にある事例をご紹介します。
募集終了まで残り1週間を切った時点で支援が半分も集まっていませんでしたが、広報活動が実を結んで達成した事例です。

AEDの設置されている場所がわかるアプリを作成するプロジェクトでした。

心停止の現場にすぐに付近の救助者を呼んで命を救うSOSアプリ

目標金額300万円のところ最終的には320万円を集めました。
どうやって達成することができたのでしょうか。
「インフルエンサー」と呼ばれる津田大介さんに、プロジェクトをTwitterとラジオで紹介してもらったのがきっかけです。

インフルエンサーとは、たくさんの人々に影響を与えることができる人物を指します。孫正義氏のように発言の一つ一つが多くの人々に注目される人です。Twitterのフォロワーが多かったり、人脈が広かったりするのが特徴です。
津田大介さんもインフルエンサーと呼ばれる一人で、Twitterのフォロワーは50万人以上います。
津田さんにツイートしてもらうと、50万人のタイムライン上にプロジェクトの情報が掲載されます。

津田さんが「このAEDのプロジェクトに支援をお願いします」とつぶやいたあと、80万円以上の支援が1日単位で集まるようになったそうです。

プロジェクト実行者の方は津田さんと知り合いだったわけではありません。自分で津田さんのTwitterにメッセージを送って「自分はこういうプロジェクトをやっています」「こういう点で社会に必要とされているんです」と伝えたり、津田さんのイベントに参加して直接資料を渡したりしました。そういった実直な活動の結果、津田さんがプロジェクトを理解してくださり、先のツイートやラジオ番組での紹介にいたったのだそうです。

プロジェクトの広報活動には、このように自分のプロジェクトをその分野に長けたインフルエンサーから支援してもらう方法もあれば、FAXでプロジェクトの支援を呼びかけ達成した事例もあります。

一つ一つのプロジェクトに適した広報活動、ツールがありますので、まずは記事内で紹介した4つの軸でプロジェクトの魅力を整理し、どういったメッセージをどのツールで発信するのが良いか考えてみましょう。

参加者の方々 READYFORセミナーレポート

READYFORのスタッフは、プロジェクトページのPV(閲覧数)やCV(購入率)を見ながら、実行者の方に最適なアドバイスをしています。

またプロジェクトを広めるのは実行者の方だけではありません。READYFORのメルマガや連携媒体での掲載によって、プロジェクト拡散のお手伝いをしています。
何かわからないことや困ったことがありましたら、キュレーターの方に気軽に相談してみてください。
プレスリリースについてもお気軽にValuePress!までご相談ください。

プロジェクトを達成するために、有効な広報活動を行っていきましょう。

 

Qプレスリリースの雛形ダウンロード


プロジェクト開始用
リターン追加用
達成報告用

※それ以外の雛形はこちら:プレスリリースの雛形100選

【最新】セレクション

無料会員登録をする

プレスリリース詳細検索

キーワード

配信日(期間)

年  月  日 〜 年  月 

カテゴリ

業界(ジャンル)

地域

ページトップに戻る