設計検証業務向け情報管理システムの新バージョン『CNA 2』販売開始

企業における属人的リスクを排除し、技術者が持つ解析ノウハウや技術情報の共有化と、過去業務の試行錯誤プロセス(成功,失敗,採用)の管理と活用により、組織力の向上を図るナレッジマネージメントシステムです。

[PRESS RELEASE]
                                       平成17年 2月24日
                      株式会社富士通長野システムエンジニアリング

    設計検証業務向け情報管理システムの新バージョン『CNA 2』販売開始
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 株式会社富士通長野システムエンジニアリング(代表取締役社長:門前弘邦)は、国
内大手製造業を中心に多くの導入実績を持つ、設計検証業務向け情報管理システム
『CAE-NetAxle®』の新バージョン(略称:『CNA 2』)の販売を3月1日より開始します。

 『CNA 2』は、製造業のお客さまに最適な「モノづくり」を提案する、当社の「PLMソリュ
ーション*1 」の上流工程であるCAE*2 分野の商品として位置付けています。本製品は、
設計から設計検証までの業務の最適化を安価で短期間に実現し、お客さまの製品開
発力の強化と企業競争力の向上に貢献します。


1.製品名 : 『CAE-NetAxle®2』(略称:『CNA 2』)
       (「シーエーイー・ネットアクスル」…Axle:車軸、動力軸の意)
       ※ NetAxle®は富士通長野システムエンジニアリングの登録商標です。


2.開発の背景
 製造業の設計分野では、開発期間の短縮・開発コストの削減・安全性・環境問題へ
の対応など、CAEの重要性が増しています。同時に、設計検証業務も高度なスキルが
要求され、専門分化が進んできました。一般にこの業務は、検証目的ごとに解析ツー
ルも技術者も異なるため、解析テクニックや分析データが組織ノウハウとして蓄積され
にくいという課題があります。
 本製品は、企業における属人的リスクを排除し、技術者が持つ解析ノウハウや技術
情報の共有化と、過去業務の試行錯誤プロセス(成功,失敗,採用)の管理と活用に
より、組織力の向上を図るナレッジマネージメントシステムです。
 新バージョンでは、これまでに蓄積したノウハウを織り込み、操作性向上・機能強化・
低価格化を図り、お客さまが短期稼働できるよう設計しています。


3.特長
 ?Web環境で利用できます
   ブラウザで操作できますので、設計検証業務に携わる誰もが簡単に技術情報
   を登録・閲覧することができます。
 ?『カルテ』の概念で管理します
   設計検証業務の一連の作業を、医療機関のカルテのように管理します。テンプ
   レート機能により、カルテ毎に異なるワークフローも容易に設定できます。
 ?お客様の業務形態に合わせた運用ができます
   データを管理する階層構造や、カルテ内のプロセス数、さらにプロセス内の入力
   項目数を自由に設定できますので、業務形態に合わせて運用できます。
 ?成功への最短ルートをガイドします。【特許出願中】
   試行錯誤プロセスの可視化により、経験の浅い解析者でも解析技術のノウハウ
   や定石を知ることができますので、過去と同様の失敗をする回数が軽減し、期
   間短縮・生産性向上による業務の効率化を図れます。
 ?解析結果は可視化データとして自動登録できます(オプション)
   解析ソルバ*3 との連携で解析結果はサーバへ自動登録され、さらにそれを可
   視化データとして見ることができます。セキュリティ機能も備えています。


4.提供価格
   ・CNA 2基本部     :150万円(30ユーザライセンス)〜
   ・承認オプション     : 50万円〜
   ・解析オプション     : 50万円〜
   ・解析可視化オプション: 60万円〜(解析オプション必須)


5.提供開始日:平成17年3月1日


6.ビジネスプラン
  自動車関連企業・電機系製造業を対象に、2年間で2億円の売上を見込んでいます。


7.製品URL: http://www.nagano.fujitsu.com/services/cna2


  《用語説明》
   *1)PLM:Product Lifecycle Management の略。
      製品の企画〜設計〜試作〜製造〜販売〜保守〜廃棄までのライフサイク
      ル全般に渡り、製品情報を流通・共有することによって、競争優位性の確保
      を図るという企業戦略です。この実現のためには、製品開発力、低コスト、
      品質、地球環境への配慮など、強化すべき項目は多岐に渡ります。弊社で
      は、これらの課題・問題の解決をご支援するメニューを揃え、『PLMソリュー
      ション』として提供しております。
   *2)CAE:Computer Aided Engineering の略。
      コンピュータを使った数値解析、シミュレーションを指す。
   *3)ソルバ:solver
      与えられた制約条件下で、最適解を探し出す機能のこと。CAEでは、それぞ
      れの検証目的ごとに解析手法をカプセル化したツールを指す。


<お問い合わせ窓口>
●報道関係お問い合わせ先
 ビジネス推進部
 広報担当:小山
 TEL:(026)234-1991 FAX:(026)235-1545

●製品お問い合わせ先
 デジタルエンジニアリング事業部 設計システム部
 担当:佐藤、大原、福島
 TEL:(026)237-7029 FAX:(026)237-4113
 E-mail: cnasales@nagano.fujitsu.com

企業情報

企業名 株式会社 富士通長野システムエンジニアリング
代表者名 小山 明彦
業種 未選択

コラム

    株式会社 富士通長野システムエンジニアリングの
    関連プレスリリース

    株式会社 富士通長野システムエンジニアリングの
    関連プレスリリースをもっと見る

    • クリックして、タイトル・URLをコピーします
    • facebook
    • line
    • このエントリーをはてなブックマークに追加

    プレスリリース詳細検索

    キーワード

    配信日(期間)

    年  月  日 〜 年  月 

    カテゴリ

    業界(ジャンル)

    地域