麹とモルトのハイブリッド原料「ORYZAE MALT-オリゼーモルト-」を使用したグルテンフリービールを2024年3月7日より発売
ORYZAE BREWING（和歌山県和歌山市）が麹ライスモルト「ORYZAE MALT」を使用したグルテンフリービール「-gluten free- Oryzae Malt Pale Ale」を3月7日より販売開始する
ORYZAE BREWING（オリゼーブルーイング）は麦芽不使用、米麹を主原料とするビール（税法上は発泡酒）を製造、販売を専門とするブルワリー。
当醸造所が、新開発した「ORYZAE MALT」は発芽させた籾米に麹菌を付け、焙燥・焙煎処理をした醸造用穀物原料で、従来のライスモルトでは不可能であった高い酵素活性を維持しながら、ビールで使用されるモルトに類似した機能と香味等を有する。
「ORYZAE MALT」を使用したビールは酒税法上は発泡酒であるが、ビール審査会などのカテゴリーではグルテンフリービールの分類となる。原料ベースからグルテンフリーのクラフトビールであり、グルテンを酵素で処理したグルテンフリーのビールに比べてより安全性をアピールすることが可能。海外ではグルテンフリーのクラフトビールは広まりつつあるが、日本ではグルテンフリーのクラフトビールは製造するメーカーがほとんどない状況。
「-gluten free- Oryzae Malt Pale Ale」の販売を経て、今後の国内外のグルテンフリーマーケットへの展開を予定。
また、「ORYZAE MALT®」は当醸造所のSNSやブログなどで開発中の様子を発信、公知化することで新規参入を促し、ライスモルト製造業という新たな産業づくりを目指し、日本の米の生産量の増加を狙う。
ORYZAE BREWING 公式サイト
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企業情報
| 企業名 | ORYZAE BREWING |
|---|---|
| 代表者名 | 木下伸之 |
| 業種 | 食品関連 |
