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【27年前の記事】段躍中・日本僑報社編集長、学生時代の投稿文 故郷への愛情を込めて

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【日本僑報社発】3月29日、段躍中・日本僑報社編集長は、故郷への愛情を込めて学生時代の投稿文「春節に故郷・冷水江市に帰り 発展に感動、将来へ期待わく」(東京新聞と中日新聞、1994年3月29日付けの紙面掲載)をウィーチャットグループに発信したところ、大きな反響を呼んだ。

【27年前の記事】段躍中・日本僑報社編集長、学生時代の投稿文 故郷への愛情を込めて

 

 

【日本僑報社発】3月29日、段躍中・日本僑報社編集長は、故郷への愛情を込めて学生時代の投稿文「春節に故郷・冷水江市に帰り 発展に感動、将来へ期待わく」(東京新聞と中日新聞、1994年3月29日付けの紙面掲載)をウィーチャットグループに発信したところ、大きな反響を呼んだ。

その投稿文は下記の通りです。

 

春節に故郷・冷水江市に帰り 発展に感動、将来へ期待わく

中国留学生 段躍中

 

中国の湖南省冷水江市は私の故郷である。私の少年時代に小学校から高校までの十七年間を過ごした。故郷に対する思い出はいっぱいある。

 

まず、故郷のアンチモンの産量は世界一と知って、心から自慢に思ったものだ。冷水江市四百三十九平方キロの面積、新興工業都市として知られる。冷水江市は交通便利、電話は世界のどこでも直通である。

 

つい最近、国の専門家が冷水江市で大量の石炭ガスと上質のマグネシウムを発見して、それらは国家の重点項目として間もなく開発される。

 

今年の中国の旧正月(春節)には、ある日本の経済学者を連れて故郷へ帰った。冷水江市の著しく変化には大変感動した。冷水江市対外貿易委員会の話によると、当市は湖南省の三つの自輸入輸出業務を持っている都市であり、外国企業との貿易も直接できる。

 

「中国で投資するなら、やはり湖南省冷水江市かな」と、一緒に行った学者は、こう語った。「冷水江市は中国の内陸にあるけれど、投資環境は素晴らしい。特に中小企業の海外進出には、冷水江市は一番いいところだろう」。

 

冷水江市の開発特区といわれる布溪(プシイ)、禾青(ホチン)へ見学に行ってみてた。そのいずれでも見たのは、立派な住宅群である。私の友人は布溪でわずか三十五万元(1元約十三円)で四階建て、3LDKの高級マンションを建築できた。不動産さんの話によると、上海等沿海都市だったら、三十五万元は2LDKのマンションしか買えない。冷水江市では、このように少ない投資で大きな利益を生み出せる。

 

私の故郷は豊富な種類の鉱物、使いきれないほどの石炭などエネルギーに富み、安い労働力もあり、汚れていない自然環境がある。こんな冷水江市はとても住みやすい所だと思う。

 

日本の友人は私の故郷見聞を聞いて、「まるで浦島太郎だね」といった。冷水江市にはこれからもっと強く信じている。私は故郷と日本の懸け橋になりたいとこころから祈る。(東京都豊島区)

 



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企業名 日本僑報社
代表者名 段躍中
業種 新聞・出版・放送

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