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村上林造放送大学客員教授、『「阿Q正伝」の作品研究』に 推薦の言葉

【日本僑報社発】12月25日に配信された日本僑報電子週刊第1403号によると、村上林造放送大学客員教授は、日本僑報社の最新刊で、第18回華人学術賞受賞作品『「阿Q正伝」の作品研究』に 推薦の言葉を寄せていただきました。

村上林造放送大学客員教授、『「阿Q正伝」の作品研究』に 推薦の言葉

 

【日本僑報社発】12月25日に配信された日本僑報電子週刊第1403号によると、村上林造放送大学客員教授は、日本僑報社の最新刊で、第18回華人学術賞受賞作品『「阿Q正伝」の作品研究』に 推薦の言葉を寄せていただきました。

 

村上先生の推薦の言葉(抜粋)は下記の通りです。

 

本著は魯迅の代表作「阿Q正伝」の作品的意義を魯迅のエッセー「賢人、馬鹿、奴隷」との関連のなかで取り上げるという本研究の基本的視座について述べる。特に、「賢人、馬鹿、奴隷」は三人の登場人物の相互関係を通して、「奴隷」的精神に支配された国民大衆がそこから脱出する見通しを持ち得ない当時の中国社会の絶望的閉塞性を示す。また、「阿Q正伝」に登場する各人物(貧農、女性、地主、知識人等々)の思考、感性、行動が、「賢人、馬鹿、奴隷」における三者に示された各々の人物的特性とその相互関係の具体的展開であることが論証される。

 

即ち本書は、従来の「阿Q正伝」研究を踏まえたうえで、「阿Q正伝」を「賢人、馬鹿、奴隷」と全面的に突合せ、比較検討することで、「阿Q正伝」研究に新しい知見を付け加えるのに成功しており、その学問的意義は明確であるといえる。

 

放送大学客員教授・博士 村上 林造

 

『「阿Q正伝」の作品研究』 目次(抜粋)

http://duan.jp/item/281.html

 

序 章

第1章 「阿Q正伝」作品研究の系譜

第2章 「阿Q」の名前から伺える「私」の気持ち

第3章 阿Qにとっての「主人」

第4章 阿Qにとっての「賢人」

第5章 封建婚姻制度における阿Qの恋愛悲劇

第6章 「阿Q正伝」における女性像

第7章 「偽毛唐」の営為から見る近代中国知識人

第8章 阿Qの革命 ―絶望に至る覚醒の道―

終 章

 

参考文献一覧

あとがき

 



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代表者名 段躍中
業種 新聞・出版・放送

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