【新刊案内】株式会社 新泉社は、シリーズ「遺跡を学ぶ」128『縄文の女性シャーマン カリンバ遺跡』を刊行します。
北海道の石狩低地帯に位置する恵庭市のカリンバ遺跡。土坑墓の底を厚くおおうベンガラ層のなかから、被葬者の髪を飾っていたとみられる櫛をはじめ、頭飾り、耳飾り、腕輪など彩りあざやかな漆製品が大量に出土した。これまで目にしたことのない美と技の発見から、縄文人の精神世界を訪ねる。
出版事業を手掛ける、株式会社 新泉社(所在地:東京都文京区、代表:石垣雅設)は、木村英明氏、上屋眞一氏の著書『縄文の女性シャーマン カリンバ遺跡』を発行します。本書は2018年9月中旬より、全国の書店およびネット書店で発売します。
シリーズ「遺跡を学ぶ」 128
縄文の女性シャーマン カリンバ遺跡
木村英明(著/文)、上屋眞一(著/文 | 翻訳)
発行 新泉社
A5判 96ページ
定価 1600円+税
初版発行年月日 2018年9月
【目次】
第1章 カリンバ遺跡の発見
1 ベンガラと赤い漆
2 カリンバ川の名残り
3 学術調査のはじまり
4 縄文時代の新世界
第2章 埋葬の情景
1 大小二種類の土坑墓
2 地上標識(墓標)
3 供献土器を読み解く
第3章 被葬者たち
1 ひとり旅立つ人
2 合葬墓に眠る人びと
第4章 赤い装身世界
1 漆塗りの櫛
2 そのほかの漆塗り装身具
第5章 女性シャーマンの登場
1 被葬者の性別
2 合葬墓の被葬者たち
3 合葬墓をめぐる論争
4 合葬墓に眠る女性シャーマン
【著者紹介】
木村英明 (キムラヒデアキ)
1943年、北海道札幌市生まれ。
明治大学大学院文学研究科修士課程修了。史学博士、ロシア科学アカデミー名誉博士。
札幌大学文化学部教授、同大学院文化学研究科長などを歴任、2008年に退職。「カリンバ遺跡」史跡整備検討委員会委員長(前)、遠軽市白滝ジオパーク交流センター名誉館長ほか。
主な著書 『北の黒曜石の道 白滝遺跡群』(シリーズ「遺跡を学ぶ」012、新泉社)、『シベリアの旧石器文化』(北海道大学図書刊行会)、『黒曜石原産地遺跡─「白滝コード」を読み解く』(六一書房)、『氷河期の極北に挑むホモ・サピエンス』(雄山閣)ほか。
上屋眞一 (ウワヤシンイチ)
1952年、鹿児島県出水市生まれ。
札幌大学外国語学部ロシア語学科卒業。
恵庭市教育委員会社会教育課に勤務し、文化財保護、発掘調査、郷土資料館の整備などに従事し、2013年に退職。
主な著作 「恵庭市カリンバ3遺跡の装身具」(『考古学ジャーナル』466号、ニューサイエンス社)、「北海道カリンバ遺跡」(『季刊考古学』95号、雄山閣)、「北海道恵庭市カリンバ遺跡の大型合葬墓と埋葬様式」(共著、『考古学研究』60-4、考古学研究会)ほか。
【株式会社 新泉社について】
本社:〒113-0033東京都文京区本郷2-5-12
代表者:石垣雅設
Tel 03-3815-1662
Fax 03-3815-1422
URL:http://www.shinsensha.com/
事業内容:出版業
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企業情報
企業名 | 株式会社 新泉社 |
---|---|
代表者名 | 石垣雅設 |
業種 | 新聞・出版・放送 |
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