中日新聞(東京新聞)「漢語角」と段躍中氏コメントを掲載、参考消息も転載
【日本僑報社発】中日新聞(東京新聞)8月11日付は、特集「敵として友として 中国人留学生40年(下)」で「互いの良さ 学び合う」と題し、日本僑報社の段躍中編集長が続ける日中交流サロン「星期日漢語角」(日曜日中国語コーナー)の活動を詳しく紹介、段氏のコメントを掲載した。
中日新聞(東京新聞)「漢語角」と段躍中氏コメントを掲載、参考消息も転載
【日本僑報社発】中日新聞(東京新聞)8月11日付は、特集「敵として友として 中国人留学生40年(下)」で「互いの良さ 学び合う」と題し、日本僑報社の段躍中編集長が続ける日中交流サロン「星期日漢語角」(日曜日中国語コーナー)の活動を詳しく紹介、段氏のコメントを掲載した。
特集によると、訪日中国人留学生は21世紀に入り第3期ブームを迎え、2017年には10万人を突破したという。
その中で、自身も27年前に来日した元留学生であった段氏は、現在の日中関係について「日中は、中国が日本を手本に学ぶという垂直的な関係から、より水平的な関係になりつつある」とした上で、「日中が互いにいいところを学び合い、絆を強めていく上で、留学生の役割は今後ますます高まっていく」と期待を語った。
*中日新聞(東京新聞)8月11日付 特集「敵として友として 中国人留学生40年(下)」
http://jp.duan.jp/pr-press.html
また同特集は、中国の新華社発行の日刊紙「参考消息」(8月14日付)に翻訳・転載された。
http://www.cankaoxiaoxi.com/world/20180814/2309918.shtml
報道転載
今月五日午後、東京都豊島区の公園に中国人と日本人が集まってきた。日曜日恒例の日中交流サロン「星期日漢語角」(日曜日中国語コーナー)で、中国人が日本人と出会い、自由に会話を楽しむ。二〇〇七年以来、すでに五百五十回を超え、今回も五十人近くが参加した。
二十一世紀に入ると、中国から日本への留学ブームは第三期を迎える。一七年には十万人を突破した。
サロンに来ていた江西省出身の張鵬(ちょうほう)さん(22)は、昨年十月に来日し、大学入学を目指して日本語学校に通う。「中国は発展は速いが、遅れている分野もある。環境問題や農業を学び、いずれは研究者になりたい」と志を話してくれた。
親からは一カ月十五万円ほどの仕送りがあり、ほかの中国人留学生と比べても「平均的な額」という。
張さんは昨今の留学生の典型だ。中国で中間所得層が拡大し、親の財力で海外留学するケースが増加する。バイトしない留学生も珍しくない。背景には、中国が二〇一〇年に国内総生産(GDP)で日本を追い抜き、経済大国に躍り出た現実がある。
先進国日本で専門知識を学ぶという意識も薄れつつある。
中略
この四十年、日中関係に浮き沈みがあったように、日本国内の留学生の立場も揺れた。一九八〇年代後半には不法就労者と同一視されたり、〇三年に福岡で中国人留学生らによる一家四人殺害事件もあり、マイナスイメージが増幅された時期もある。それでも留学経験者の蓄積は厚みを増し、日中を直接つないできた。
豊島区の交流サロンの仕掛け人で、自身も九一年に来日し、駒沢大や新潟大に留学した段躍中(だんやくちゅう)さん(60)=日本僑報社編集長=は「日中は、中国が日本を手本に学ぶという垂直的な関係から、より水平的な関係になりつつある」と時代の変化を実感している。
その上で「日中が互いにいいところを学び合い、絆を強めていく上で、留学生の役割は今後ますます高まっていく」と期待を込めた。
(外報部・秦淳哉、中国総局・安藤淳、上海支局・浅井正智)
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企業情報
企業名 | 日本僑報社 |
---|---|
代表者名 | 段躍中 |
業種 | 新聞・出版・放送 |
コラム
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