ブラジルの医薬品大手、カナダ・オンタリオ州ミシサガ市に 初の海外研究開発施設を開設 ~バイオラブ・ファーマ社、50億円を投資へ、州政府、2.5億円を助成~

カナダ・オンタリオ州政府は、このほど、ブラジルの大手医薬品メーカー、バイオラブ・ファーマ社(Biolab Pharma Ltd.)が同州ミシサガ市に同社初の海外施設となる研究開発施設を開設するにあたり、5,740万カナダドル(約51億円)の投資に対して、280万カナダドル(約2.5億円)の助成を行います。この研究開発施設は、2022年12月に完成予定です。

カナダ・オンタリオ州政府は、このほど、ブラジルの大手医薬品メーカー、バイオラブ・ファーマ社(Biolab Pharma Ltd.)が同州ミシサガ市に同社初の海外施設となる研究開発施設を開設するにあたり、5,740万カナダドル(約51億円)の投資に対して、280万カナダドル(約2.5億円)の助成を行います。この研究開発施設は、2022年12月に完成予定です。

 

バイオラブ・ファーマはブラジルにおける最大級の製薬会社で、処方薬を開発、製造、販売しています。特に、心臓病や皮膚病の治療薬におけるトップ・メーカーとして、100以上の製品ラインを揃えています。

 

オンタリオ州「雇用・繁栄の基金」を通じて提供される助成金は、同社がミシサガ市に最新式の設備を備えた約1,200平米の研究開発施設を開設するための投資を支援するものです。

今回のバイオラブ・ファーマ社の投資により、40人以上の高熟練労働者の雇用が創出されます。

 

なお、ミシサガ市はカナダ国内で日系企業の進出が97社と最も多く、自動車・航空産業に加えて、ライフサイエンス産業が最重要セクターの一つと位置つけられています(参考情報:http://winthehumanrace.ca/industry-clusters/)。

 

今回のバイオラブの投資には、同社の研究能力強化のための設備投資と特殊ソフトウエアへの投資も含まれます。これらの設備拡充と能力強化によって、北米および欧州の市場に向けた革新的な製品の開発と製品化が、加速化されると期待されます。

 

ブラッド・デュグイッド オンタリオ州政府経済開発・成長省大臣は、「バイオラブ・ファーマ社がオンタリオ州を同社初の海外施設拠点に選んだことを大変うれしく思います。このことは、オンタリオ州の世界トップレベルのライフサイエンス部門と高度な技術を有する労働者に対する高い評価の証です。」と述べています。

 

クレイトン・デ・カストロ・マルケス バイオラブ・ファーマ社最高経営責任者(CEO)は、「弊社の世界進出に関して、オンタリオ州政府と協力することができて喜ばしく思います。この新施設の開設により、わが社の競争力が一層強化され、絶え間ない改善のもとに、革新的な製品を作り出していくことができます。また、それによって、今以上の質の高いカスタマー・サービスを提供することができると自負しています」と述べています。

 

 

 

 

 

■関連情報

 

オンタリオ州はカナダにおける最大のライフサイエンス部門を誇る地域で、カナダのライフサイエンス活動全体の50%が集中しています。オンタリオ州のライフサイエンス産業は約6万人を雇用しています。北米で7番目に大きな経済規模の州で、カナダで最大の金融センターとなっています。オンタリオ州は、高い教育を受けた労働力や安いビジネスコスト、魅力的な研究開発奨励策を備えた多様で革新的な経済のゆえに、ビジネスや投資をするのに世界で最もよい場所の一つに選ばれています。

 

「雇用と繁栄の基金」はオンタリオ州における民間企業の投資を確保するためのものです。そのために州政府は、雇用を創出し、生産性やイノベーション、輸出を強化する企業と、助成金を提供して、協力することが認められています。「基金」から投資される1カナダドルにつき、9カナダドルの民間企業の投資を引き出します。2013年1月以来、オンタリオ州は25のプロジェクトに対して、6億カナダドル以上の資金を提供し、民間部門のからの投資63億カナダドル以上を確保しました。

                                                

■バイオラブ・ファーマについて

 

バイオラブ・ファーマ社(Biolab Pharma Ltd.)は、1997年設立の、100%ブラジル資本の民間製薬会社です。ブラジル国民に高品質の医療を提供するという信条を基に成長を続けてきました。ブラジルで心臓病の処方薬でトップ・メーカーであり、皮膚科の薬では4位のメーカーであるバイオラブ社は、婦人科、整形外科、リュウマチ、小児科においても重要な役割を果たしています。

ブラジル国内の処方薬でトップ10にはいる製薬会社として、バイオラブ社は、ブラジル国内および海外の研究所や大学との協力を通じて成長を続けています。

企業の社会的責任に関する強力な政策をもって、多くの人々のために芸術や文化、スポーツ、教育などのプロジェクトを推進しています。

 

バイオラブ・ファーマについてはこちら:http://www.biolabfarma.com.br/ing/index.php

 

 

■ミシサガ市について

 

ミシサガ市は、カナダのオンタリオ州南部、トロント市の西隣のピール地域に属しており、グレータートロントの一部を構成し、人口規模はカナダ国内第6位です。人口640万人強、カナダのGDPの20%を占め、経済規模は31.7億カナダドル(約2,850億円)、企業数800,000社強、カナダ企業の本社の40%を抱え、北米で4番目に大きい都市です。

また、前述の通り日本との結びつきも強く、海外からミシサガへの直接投資額も日本が3番目に多く、同市と日本の間のビジネス関係は非常に良好であるといえます。なお、2009年には、武田薬品工業株式会社の米国における持株会社である武田アメリカ・ホールディングス株式会社の100%子会社として、販売会社である「武田カナダ株式会社」がミシサガ市に設立されました。同社はバイオラブ・ファーマと提携関係にあります。

 

 

■オンタリオ州について

オンタリオ州はカナダ経済の中心地となっており、カナダ全体のGDPの37%、人口の39%、カナダの輸出品の38%がオンタリオ州に集中しています。オンタリオ州のビジネス環境は世界で成功するために設計されており、北米で効率のよい、国際貿易と投資の中心となっています。多文化の労働力、合理的な規則、低リスクの投資環境、競争力のあるビジネスコスト等多くの事柄が保証されています。

 

世界の主要企業がこれまでにオンタリオ州で事業を設立または、拡大を行ってきました。それらの企業の分野は、自動車、航空宇宙産業、ライフサイエンス、バイオテック、金融、鉱業など多岐にわたります。約200社の日系企業も、オンタリオ州に投資しており、ホンダ、トヨタ、日産、三菱重工業、カプコン、コーエイ、アステラス製薬、武田薬品工業、キヤノン、住友精密などの主要企業が現地法人を置いています。

 

 

■オンタリオ州政府在日事務所について

オンタリオ州政府在日事務所(Ontario International Marketing Centre、東京都港区カナダ大使館内)は、日本とオンタリオ州の貿易・投資促進を図る目的で2006年2月に開設されました。同在日事務所は、日本企業の投資誘致活動、オンタリオ企業・輸出業者への支援、日本の行政・媒体関係者の協調関係を深めるなど、様々な活動を通じてオンタリオ州の産業、ビジネスを紹介し、日加間のビジネス交流・貿易の促進に取り組んでいます。

 

 



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企業情報

企業名 カナダ・オンタリオ州政府経済開発省 日本広報窓口
代表者名 森田 美恵子
業種 国・自治体・公共機関

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