読売新聞が書評掲載――日本僑報社話題の最新刊『対中外交の蹉跌』

【日本僑報社発】日本僑報社の話題の最新刊『対中外交の蹉跌―上海と日本人外交官―』の書評が、読売新聞(8月27日付)文化面の「本よみうり堂」に掲載された。

読売新聞が書評掲載――日本僑報社話題の最新刊『対中外交の蹉跌』

【日本僑報社発】日本僑報社の話題の最新刊『対中外交の蹉跌―上海と日本人外交官―』の書評が、読売新聞(8月27日付)文化面の「本よみうり堂」に掲載された。

「記者が選ぶ」と題したコーナーで、それによると本書について「上海総領事を務めている外交官の著者が、上海を切り口に日中外交史を振り返るユニークな著作」と評価。

さらに上海の歴史や日本との関わり、上海に関わった11人の外交官の軌跡を振り返り、その上で「外交官の信念と勇気、誠実さが持つ大きな意味、情報収集力や人的つながりの重要性」「そこに問題があったからこそ、対米戦と破局につながったのだと著者は結論づける」などと簡潔丁寧に紹介された。

そけれから、2017.9.5付けの日中友好新聞の連載コラム「私と中国」に、新刊『対中外交の蹉跌―上海と日本人外交官―』(片山和之著)が取り上げられました。著者(在上海日本国総領事)は 「共通利益に根ざした冷静かつ戦略的WIN-WINの互恵関係を」 と語り、力強い「戦略的互恵関係の推進」を訴えた。

【内容紹介】

戦前期上海は、総領事館とともに公使館・大使館事務所が設置され、日本の対中外交上の一大拠点であった。当時の文官エリートであった日本人外交官は、なぜ中国との関係を外交的にマネージすることができず、陸軍に代表される武官エリートに翻弄され、あるいは時として同調することによって、明治の開国以来、近代日本が血と汗をもって営々と築き上げて来た遺産を崩壊させてしまったのか。上海で活躍した代表的な外交官の足跡を辿ることにより、彼らが果たした役割と限界、そして対中外交の蹉跌の背景と、現代の日中関係に通じる教訓と視座を提示する。

【目次】

・第一章:私と中国、そして上海

・第二章:上海租界の発展と日本

・第三章:戦前期上海と日本人外交官

・第四章:最近の上海と日本

・第五章:今後の日本外交と中国

外務大臣・中国大使(公使)・上海総領事歴任表

その他の在中国公館長歴任表(戦後)

【著者略歴】 片山和之(かたやまかずゆき)在上海日本国総領事。1960年、広島県福山市生まれ。1983年、京都大学法学部を卒業し、外務省入省。香港中文大学、北京語言学院(現北京語言大学)、北京大学、スタンフォード大学に留学し、1987年、ハーバード大学大学院修士号取得(MA地域研究)、2011年、マラヤ大学大学院博士号取得(PhD国際関係論)。外務省アジア局中国課首席事務官、内閣官房副長官(事務)秘書官(橋本内閣)、在中国日本国大使館一等書記官、在米国日本国大使館参事官、外務省経済局国際エネルギー課長、大臣官房広報文化交流部文化交流課長、在マレーシア日本国大使館公使(次席)、在中国日本国大使館公使(経済部長)、在ベルギー日本国大使館公使(次席)、2013年、在デトロイト日本国総領事、2015年、在上海日本国総領事。著書に「ワシントンから眺めた中国」(東京図書出版会2003)、「CHINA'SRISE AND JAPAN'S MALAYSIA POLICY」(Universityof Malaya Press 2013)。日本国際政治学会会員。



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代表者名 段躍中
業種 新聞・出版・放送

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