上海総領事の片山和之氏、マスコミ関係者との懇談、講演会など都内で交流

【日本僑報社発】日本僑報社の最新刊『対中外交の蹉跌(さてつ)―上海と日本人外交官―』の著者である片山和之・上海総領事が一時帰国中の8月1日、東京都内でマスコミ関係者との懇談や特別講演会などを行い、積極的に多方面との交流を展開した。

上海総領事の片山和之氏、マスコミ関係者との懇談、講演会など都内で交流

【日本僑報社発】日本僑報社の最新刊『対中外交の蹉跌(さてつ)―上海と日本人外交官―』の著者である片山和之・上海総領事が一時帰国中の8月1日、東京都内でマスコミ関係者との懇談や特別講演会などを行い、積極的に多方面との交流を展開した。

片山氏は同日午前11時、西池袋の日本僑報社に来訪。上海での『対中外交の蹉跌』出版記念パーティーに関する打ち合わせを行った。

正午、西池袋の立教大学構内にあるレストラン・日比谷松本楼で昼食会。朝日、読売、毎日、東京、中日各紙や共同通信、時事通信、フジテレビなど各マスコミ関係者との懇談を行い、取材を受けた。日本僑報社・日中交流研究所が主催する「中国人の日本語作文コンクール」の支援・協力者である島田晴雄氏(首都大学東京理事長)、中山孝蔵氏(中国日本商会)、また日比谷松本楼の小坂文乃社長も出席した。

午後2~4時、西池袋のIKE・Bizとしま産業振興プラザで「『対中外交の蹉跌』刊行記念特別講演会」を開催した。会場がいっぱいとなる50数人が出席した。

片山氏は、現役上海総領事が上海における日本人外交官の軌跡を記録した話題の新著『対中外交の蹉跌』についてパワーポイントを駆使して詳しく紹介するとともに、日中関係、日中外交の最新状況について報告。

その中で、上海地域と日本との関係の重要性・緊密性について触れ「上海総領事館のビザ発給件数は175万件(2016年)。今年1月4日御用始めの申請件数は1日で1万4000件を超過し、史上最高を記録した。全世界の在外公館の発給するビザの3分の1を上海総領事館のみで発給している」。

また「上海総領事館の管轄地域(上海市、江蘇省、浙江省、安徽省、江西省)に日本の対中投資の8割、対中貿易の5割、中国内日系企業数の6割、中国内在留邦人の5割(6万人弱)が集中している」などと紹介。

「これらの数字は、日本と上海地域がいかに重要で緊密な関係を有しているかを象徴している」と強調した。

さらに、これからの日中関係については「日中関係は引っ越しのできない隣人関係であり、日中経済関係は運命共同体である」「両国の国民感情が日中関係を左右する不安定な関係から、共通利益に根ざした冷静かつ戦略的なWIN-WINの互恵関係を推進する必要性がある」として、一時的な雰囲気や感情に左右されない力強い「戦略的互恵関係の推進」を訴えた。

講演会には、片山氏のふるさと広島県福山市から、福山市日中友好協会の佐藤明久会長が出席。挨拶に際し、片山氏の新著刊行に対し祝賀の意を表した。『李徳全』日本語版を刊行したばかりの作家の石川好氏、長年上海で活躍した星屋秀幸森ビル特別顧問らも出席し挨拶した。

片山氏はこの後、池袋で関係者が参加しての祝賀会に出席。参加者たちと中国談義、日中談義に花を咲かせ、和やかに交流した。



ログインするとメディアの方限定で公開されている
お問い合わせ先や情報がご覧いただけます

添付画像・資料

添付画像をまとめてダウンロード

企業情報

企業名 日本僑報社
代表者名 段躍中
業種 新聞・出版・放送

コラム

    日本僑報社の
    関連プレスリリース

    日本僑報社の
    関連プレスリリースをもっと見る

    • クリックして、タイトル・URLをコピーします
    • facebook
    • line
    • このエントリーをはてなブックマークに追加

    プレスリリース詳細検索

    キーワード

    配信日(期間)

    年  月  日 〜 年  月 

    カテゴリ

    業界(ジャンル)

    地域