辻調理師専門学校との連携により「食のみやこ鳥取県」を推進!~全国の都道府県で初めて「ガストロノミーマニフェスト」に基づく連携協定を締結~
鳥取県では、豊かな自然に恵まれた鳥取県産食材の活用をはじめ「食のみやこ鳥取県」等を推進するため、日本最大の食の総合教育機関である辻調理師専門学校と連携協定を締結し、これからの日本の食が目指すべき方向性として同校が作成した「ガストロノミーマニフェスト」を踏まえ、持続可能な食産業の創出、地域と食材の結びつき強化等に連携して取り組みます。ついては、辻調理師専門学校による「食の教育研究プロジェクト」の発表と併せ、鳥取県と辻調理師専門学校の連携協定調印式を行いますので、お知らせします。なお、取材を希望される場合は、5月11日(木)18時までに、別紙のFAX返信用紙にて、辻調理師専門学校PR事務局(FAX:03-5572-6065)までお申し込みいただきますようお願いします。
【日時】平成29年5月12日(金)12時30分~13時
【会場】ベクトルラウンジ(東京都港区赤坂4‐15‐1 赤坂ガーデンシティ18F)
【内容】
○鳥取県と辻調理師専門学校(学校法人辻調理学館)による連携協定調印式
○代表挨拶
鳥取県知事 平井 伸治(ひらい しんじ)
辻調理師専門学校 校長 辻 芳樹(つじ よしき)氏
○写真撮影
※鳥取県との協定締結式に先立ち、同日12時から12時30分まで、同会場にて、辻調理師専門学校による「食の教育研究プロジェクト」の発表が行われます。
(鳥取県からの同席者:市場開拓局食のみやこ推進課長 塗師木 太一(ぬしき たいち))
【鳥取県と辻調理師専門学校の連携内容について】
豊かな自然に恵まれた鳥取県産食材の活用をはじめ「食のみやこ鳥取県」を推進し、美食の産業を創出するとともに、地方へのUターン・Iターンのモデルを構築するため、以下について連携した取組を進めます。
(1)豊かな自然に恵まれた鳥取県産食材の活用をはじめ「食のみやこ鳥取県」を推進するとともに、持続可能な開発目標(SDGs)及び辻調理師専門学校が作成した「日本版ガストロノミーマニフェスト」を踏襲して、美食の産業創出のモデルを構築すること。
<取組例>ジビエ活用に係るストーリーの作成、県内高等教育機関と連携した持続可能な美食等に係る共同研究、料理人への県産食材の普及の推進、県産食材を活用した料理講習会の開催等
(2)鳥取県出身の辻調理師専門学校卒業生のネットワークを構築し、同校卒業生の地方へのUターン・Iターンのモデルを構築すること。また、構築したネットワーク上で、鳥取県産食材の情報を積極的に共有し、鳥取県出身者と鳥取県産食材の結びつきを強めること。
<取組例>鳥取県出身の辻調在校生等を対象にした県産食材を活用した課外授業、鳥取県内での辻調卒業生ネットワークの構築、辻調卒業生が経営する県外レストランでの県産食材の活用 等
【備考】
○日本版「ガストロノミーマニフェスト」について
・辻調理師専門学校が、内閣府の「クールジャパン拠点連携実証プロジェクト」の採択を受け、平成29年3月に「ガストロノミーマニフェスト」を作成。「自然および生命活動の循環の中で食べる日本的な自然共生型フードシステム」「多様な風土とそこで得られる食材が生んだ、地域ごとの多様な料理や食文化」など、これからの日本の食が目指すべき方向性をまとめたもの。
※「ガストロノミー」(古代ギリシャ語に由来)は、「美食学」「美食術」などと訳され、「いかに食材を選択し、料理し、給仕し、美味な食を楽しむかの術」を指す。近年では、環境への配慮や持続可能な生産方法に至るまで、広義に捉えられている。
・ガストロノミーマニフェストに基づく「食の教育研究プロジェクト」では、鳥取県のほか、後日、鶴岡市(山形県)、志摩市(三重県)とも連携協定を締結する予定ですが、マニフェストの発表に併せた最初の自治体連携の取組として、鳥取県と連携協定を締結するものです。
○辻調理師専門学校(辻調グループ)について
・1960年(昭和35年)創立。大阪・東京・フランスに、調理師やパティシエを育成する専門学校など計7校を展開する日本最大の「食」の総合教育機関。「料理界の東大」「世界三大料理学校」とも呼ばれ、これまで約14万人の卒業生を輩出。
・鳥取県出身で西洋料理教授の若林知人(わかばやし ともひと)氏をはじめ、多くの教員がテレビ番組に出演・協力。
・鳥取県内では、平成28年11月13日に若桜町と、Uターン・Iターン、食による地域活性化、人材育成等に係る連携協定を締結済。
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企業情報
企業名 | 鳥取県市場開拓局食のみやこ推進課 |
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代表者名 | 塗師木 太一 |
業種 | 国・自治体・公共機関 |