６月２０日発売！「日本一楽しい！遺言書セミナー」人気の講演が書籍化されました。著者は「ホンマでっかTV」に出演した、遺言コンサルタント佐山和弘氏です。

■明日、何が起こるかわからないから．．．
　働き盛りの世代に「遺言書」ブーム！

　〜 遺言書を書く人が１０年で３５％増 〜

働き盛りの３０〜５０代が、遺言に強い関心をよせている。
相続トラブルの多発や、相続すべき子供がいない世帯の増加によって、
死後の不安が高まっていることが背景にある。

日本公証人連合会によると、2009年に公証役場で作られた公正証書遺言は
約7万8千件で、10年前に比べて35％増加。

また震災後は、「明日、我が身に何が起こるがわかないから、
万が一の備えとして、自分の最後の『願い』『愛する人への感謝の気持ち』を
遺言書に託したい」という人が増えている。


■「日本一楽しい！遺言書セミナー」人気の講演が書籍化

そんな中、
今回、書籍化されたのは、
『日本一楽しい！遺言書教室』（6/20発売・すばる舎）。

遺言コンサルタント佐山和弘氏は、
全国で同タイトルのセミナーを行っており、
講師自らが未亡人に扮し、相続トラブルの寸劇を行ったり、
遺言の書き方を歌にして歌ったり、認知症予防体操を踊ったりと、
ユニークな内容で人気を集め、
フジテレビの人気番組「ほんまでっか!?ＴＶ」にも
遺言評論家として数回出演している。

佐山氏は、
「遺言書は、大切な人に愛と感謝の思いを伝えるメッセージであり、
　自分や家族が安心して生きていくためのもの」として、
【遺言力】を広く世の中に広めることを社会的使命とし、
テレビ出演、講演、セミナーで人気を集めている。

そんな佐山氏の『佐山式遺言書』と一般の遺言書の違いは、【遺言力】。

相続人を誰にするか、ということだけ書かれているのではなく、
付言事項という形式で、遺言を残す人の思いが、
丁寧に書かれていて、それが残された家族や大切な人への
メッセージとして感動を呼ぶものとなっている。

◆◆◆通常の遺言◆◆◆

遺言者東京都子（仮名）はその所有する財産の全部を長女一子（仮名）に相続させる。

平成◯年◯月◯日東京都子 印

◆◆◆佐山式遺言◆◆◆

第一条、遺言者東京都子（仮名）はその所有する財産の全部を長女一子（仮名）に相続させる。

第二条、遺言者は本遺言の執行者として、行政書士日本三郎（仮名）を指定する。

【付言事項】子どもたちには本当にお世話になりました。
とりわけ一子には大変な苦労をかけてしまいました。
一年前、予期せずお 父さんが亡くなったとき、
頭は真っ白、心はボロボロで今まで味わったことのない
悲しさと喪失感で何も出来ませんでした。
そんな中、一子がいつも私のそばに居てくれ、
「私と同じ思いなのにみんなの前で気丈に振舞ってくれている」
そんな姿を見て救われました。
会社の長であるお父さんがいなくなり、夫唱婦随で作り上げた会社を
何としても守っていかなければ、と自分自身を奮い立たせることができました。
おかげで何とかここまで乗り切ることができました。
しかし、跡を継いだ一子のことがとても心配です。
こんな不況で、社員百名をかかえての重圧の中、この先も果たしてやっていけるのだろうか。
これからも苦労の連続だと思います。
少ない財産で申し訳ないが、一子に全ての財産を遺すことにした のはそうした気持ちからです。
だから決して愛情に差をつけるものではありません。
みんな分かってくれていると思うけど、相続の権利など主張せず
しっかりと自分たちの足で歩いて行くようにね。
くれぐれも相続争いなんて私とお父さんを悲しませるようなことだけはやめてください。
一郎、次郎、一子みんな本当にありがとう。
おまえたちの幸せを心から願っているからね。

平成◯年◯月◯日東京都子 印

■佐山和弘氏
「行政書士さやま法務コンサルティング」代表。
「ゆいごんコンサルタント」として活躍する行政書士。
故人の思いを伝える感動の遺言作成のスペシャリスト。
詳しいプロフィールにつきましては、
http://www.bunkajin.com/prof_sayama.html
をご覧下さい。


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