大規模ITプロジェクトの失敗を防ぐための提言を発表 ― PMOの形骸化防止と第三者的視点を持つ「発注者側PMO」体制の確立を呼びかけ ―

経済産業省が警鐘を鳴らす「2025年の崖」では、老朽化・複雑化した既存システムがDX推進の妨げとなり、企業競争力や事業継続に深刻な影響を与える可能性が指摘されています。こうした「2025年の崖」に伴い、ITプロジェクトはすでに高い難易度を伴う状況に直面しており、その成功には強固なプロジェクトマネジメント体制が不可欠です。今回の提言では、発注者側と受注者側双方にPMOを設置し、特に発注者側PMOには第三者的視点を持つ有識者を組み込む「第三者委員会PMO」モデルの採用を推奨しています。

提言の主なポイント

・発注者側と受注者側、双方にPMOを設置すること

・発注者側PMOには第三者的視点を持つ有識者を組み込むこと

・大規模IT投資では「第三者委員会PMO」モデルを採用すること

・PMO機能を定期的に評価し、形骸化を防止すること

提言記事

提言記事全文はこちら：
https://www.npmo.org/pmo-proposal-20250808/

【今後の展望】

日本PMO協会は、本提言を通じて、日本における健全なプロジェクトマネジメントとPMOの普及を推進していきます。

今後も、研修事業・資格事業・会員事業などを通じて、企業や組織のプロジェクト成功と持続的成長を力強く支援してまいります。

■ 一般社団法人日本PMO協会について

日本PMO協会（NPMO）は、日本におけるプロジェクトマネジメントの普及と、その健全な普及を支えるPMO（Project Management Office）の普及を目指して活動しております。

PMOやプロジェクトマネジメントに関する、①教育研修事業、②資格事業、③会員事業、④電子出版事業を行っております。

＜WEBページ＞

https://www.npmo.org/

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