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「自閉症」と診断されたわが子(高校3年生)の成長記録を父親と母親、指導者が語る! ——[「発達の遅れ」が気になる子どもの教え方]第25回——

さいたま市の特定非営利活動法人「Education in Ourselves 教育を軸に子どもの成長を考えるフォーラム」(https://www.education-in-ourselves.org)は、3月19日(土)に長期的・具体的な実例を紹介する、保護者・関係者のためのセミナー第25回を開催します(開催場所/埼玉県川口市)。今回は、1歳半になっても言葉が出ず、目も合わず、専門医から「自閉症」と診断された男の子の18年間の成長を追います。学習によってどう変わったのか? 発達障害児にとって学習はどんな意味をもつのか? 特に、父親、母親、指導者の三者それぞれの視点からの報告が注目されます。

■保護者と教育・保育・福祉・医療関係者へ向けた「発達障害」セミナー第25回

【後援】内閣府、文部科学省、厚生労働省、埼玉県、さいたま市、川口市、埼玉県教育委員会、川口市教育委員会、蕨市教育委員会、草加市教育委員会、越谷市教育委員会、北区教育委員会、豊島区教育委員会、足立区教育委員会、荒川区教育委員会、我孫子市教育委員会、埼玉県社会福祉協議会、川口市社会福祉協議会、埼玉県医師会、埼玉県看護協会、全埼玉私立幼稚園連合会、全国私立保育連盟

*2021年度日本郵便年賀寄付金助成事業として開催

 

「自閉症」と診断された子どもの18年間の記録

「受け入れて応じる力」を身につけることから

 

1歳半になっても言葉が出ず、目が合わないなど、自閉症特有の行動をとっていたNさん。2歳前に保健所で紹介された療育センターの専門医から「自閉症」と診断を受けました。「発語は待つしかない」と言われ、途方にくれた両親ですが、物の名前を理解している様子にかすかな希望を感じていました。

やがて、同じような体験をした父親が書いたある本がきっかけとなり、学習を通して課題を改める指導法に出会います。「これでなんとかなるかもしれない」という期待が芽生えます。そして、2歳4ヶ月から教室でも家庭でも言葉の練習を繰り返し続けました。すると少しずつ言葉の数が増え、話せるようになりました。幼稚園での集団行動も少しずつできるようになりました(年中時の診断名は「高機能自閉症」)。

教育で力が伸びることを実感した両親は学校側へ希望を伝え、普通学級へ入学。秋から一時的に通級教室へ通ったものの、先生方の協力を得て小学校を無事に卒業しました。反抗的な態度に悩んだ中学校生活を経て、高校生になると生活態度とともに成績が大きく向上。癇癪とも無縁に。2年時の作文にNさんは「自分は辛抱強くあきらめずに物事に取り組むところが長所」と書くほど。そして、大学に合格。来春から理工学部で学びます。

障害のある子どもでも幼児期から地道に学習を続ける教育の大切さを痛感した両親。「わが子を信じる」を念頭に親子で努力したプロセスを報告します。

 ▶︎詳細はこちらhttps://www.education-in-ourselves.org/お知らせ-news/

 ▶︎ツイッターはこちらhttps://twitter.com/kyouiku_jiku

 

プログラム] 第1部(対談形式): 体験発表(高校3年生Nさんのご両親)+進行・解説(エルベテーク代表・河野俊一さん) 第2部 : まとめと提言 第3部 : 質疑応答

日時] 3月19日(土)9:45〜11:45(受付開始9:30〜)

会場] 川口総合文化センター・リリア1階 催し広場(JR川口駅西口すぐ)

定員] 80名(対象=保護者、教育・療育関係者、医療・福祉関係者、市民など)

感染防止対策にご協力ください(入場の際、手指の消毒、マスクの着用、検温をお願いします)

部屋の定員(150名)の約半分の人数ですが、コロナ禍の状況によって定員が変更になる場合もあります

参加費] 1,000円(資料代等)  申し込み後に郵送される払込用紙でゆうちょ銀行の振替口座にお振込みください

申し込み] 当NPO法人のHPにアクセスいただき「申し込み専用フォーム」からお申し込みください(事前申し込み制▶︎定員になり次第、締め切らせていただきます)

 

■■

 

「発達障害」を抱える子どもの成長に関する報告は短期間の記録がほとんどという現状のなか、私どもはより長期的で具体的な記録(幼児期〜学齢期〜思春期)を保護者・関係者の方々に示し、子育てや指導・ケアのモチベーションにつなげてほしいとの思いから5年前の2017年にこのセミナーをスタートさせました。おかげさまで、保護者のほか、教育・保育関係者、医療・福祉関係者の方々も参加していただくようになりました。

 

セミナー終了後のアンケートを紹介します。

■保護者「初めてこういったセミナーに参加しました。実際に経験された方のお話を直接聞くことができて希望が持てるようになりました」

■学校関係者「保護者の方がこれほどまでに悩み、動いていることを実感しました」「困っている場合に焦点を当てるべき部分のヒントが得られました」

■保育関係者「細かい指導方法などをますます知りたくなりました」

 

わが子のために「なんとかしたい」と考えている保護者、そしてこのテーマに関心ある関係者の方はぜひどうぞ!

 

■■

 

・対面型セミナーのメリットを享受するため万全の感染拡大防止対策をとって実施いたします。

・座席間隔を確保するため会場定員(150名)の約半分の定員にとどめています。

・セミナー当日はNPO法人として会場入り口で消毒液を準備し、検温・換気・除菌など、十分に気をつけて臨みたいと思いますが、参加者の方々には感染防止対策(マスクの着用など)をよろしくお願いいたします。

・発熱、咳、鼻水など風邪の症状がある場合は参加を控えていただくようにお願いいたします。

 

【最新情報】 このセミナーから誕生した出版物です。全国の書店、オンライン書店(amazonなど)でお買い求めください。

 

●『親が語る、「発達の遅れ」が気になる子どもの教え方1』(2021年4月発行)

この連続セミナー[実例から知る、「発達の遅れ」が気になる子どもの教え方]で報告された7つの体験発表をピックアップし、1冊の本にまとめました。対談形式の良さを生かしつつ、実例ならではの説得力ある事実が満載です。定価1,650円(本体価格1,500円+税10%)

●『力をひきだす、学びかたドリル1 「書く」からはじめる せん、すうじ・かず』(2021年12月発行)

このセミナーに寄せられた参加者の声がきっかけとなって誕生した学習ドリルです。保護者「わが子に教えるのが難しい」「どう教えたらいいのか、わからない」、教師「指導の中で不安・迷いがある」「家でもっと子どもに関わってほしい」の不安・迷いを解決する“学びの原点ドリル”。定価1,100円(本体価格1,000円+税10%)。

 

【2021年に開催したセミナー】

□第22回 2021年5月8日(土) テーマ[幼児期から取り組むこと 独り言・おうむ返し・多動を克服し、力をつけて就職するまでの記録]

□第23回 2021年9月25日(土) テーマ[小さな変化や進歩を喜び、つねに前向きな気持ちで 言葉が話せないわが子への教え方と学習習慣づくりの報告]

□第24回 2021年12月18日(土) テーマ[「2学期から特別支援学級へ」と告げられてからの親の努力 「自閉症・ADHD」と診断されたMくんの20年間の成長記録

 

 

 

 



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企業情報

企業名 特定非営利活動法人 Education in Ourselves 教育を軸に子どもの成長を考えるフォーラム
代表者名 知覧 俊郎
業種 教育

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