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分子診断、2019年の市場規模は推定87億6000万米ドル COVID-19検査も含めると134億米ドルに拡大予測

株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「COVID-19時代における分子診断の世界市場」 (Kalorama Information) の販売を9月7日より開始いたしました。

分子診断は体外診断の中で最も重要な部分と言えるかもしれません。特にCOVID-19のパンデミックを機に非接触が重要視される同市場の注目は顕著になっています。

 

分子診断は、成長と革新が確実視されており、2020年は同市場の成長が期待されています。他の体外診断分野よりも高い成長率、新製品の開発、次世代シーケンシングなどにより、市場が推進されています。液体生検技術と予測的遺伝子検査の採用が増加したことで、収益成長が期待される分野です。一方、COVID-19の発症により、予想外の形で世界の注目はDNAベースの検査に集まりました。

 

 

分子診断検査市場の規模

 

IVD市場の中で、MDxが最も急速に成長している部門であることが報告されています。2019年の市場規模は推定87億6000万米ドルで、COVID-19検査を含めると、市場は134億米ドルに達すると予測されます。ウイルスの脅威が未知数であることを考えると、COVID-19を含む複数年の正確な予測はできませんが、COVID-19以外の検査数は、2025年には9025件まで成長すると予測されています。成長を牽引すると予想される要因は、感染症、がん、移植診断です。

 

感染症アッセイが成長を牽引

 

感染症検査部門は、北米や欧州などの先進諸国からの需要により、COVID-19危機の検出検査、呼吸器検査などが市場を牽引しています。血液スクリーニング、組織検査、遺伝性疾患検査は血液検査プロトコルと、新興市場により牽引されます。

 

COVID-19の影響

 

COVID-19の検査市場は、2020年末には44億米ドルに到達すると予測されます。独自の組織液採取による検査、唾液やセルフテストなどのサンプル収集方法、NGS(次世代シーケンシング)や質量分析テスト、複数のPCRテストターゲット、改良された抗体検査、ハイスループット、抽出キットの回避策など、これらはすべて開発者が改善できる分野の一例です。COVID検査に対する世界的な需要は顕著で、2020年には数十億米ドル規模の市場になる見込みです。

 

今年後半から2021年にかけて、同市場における、がん検査に強力な勢いがあることが予測されます。DNAベースの検査技術は、COVID-19がなくても、すでに100億米ドルに近い市場を形成しているという点に注目が集まります。COVID-19の検査はパネル化され、より大きなメニューに追加され、2020年の救急システムの売上にはならないかもしれませんが、その影響力は他の形で持続すると予測されます。COVID-19は呼吸器およびヘルスケア感染症検査の市場を押し上げています。

 

【 当レポートの詳細目次 】

https://www.gii.co.jp/report/kl950465-world-market-molecular-diagnostics-covid-19-era.html

 

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