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男性のメイクに寛容でも、家族・友人男性にはしてほしくない10代女子。 | 博報堂グループのSEEDATAが、無料リサーチモニターを限定10社募集。

博報堂グループの株式会社SEEDATAは、中学・高校生を中心とする10代女子の「メイク」に関する意識調査を行いました。リサーチはコロナウイルス対応のための実験としてすべてオンラインで実施。オンラインでも十分迅速かつ効果的なインサイト発掘ができることがわかりましたのでお知らせいたします。 リリースを記念し、SEEDATAでは3社限定で無料のアンケート調査を実施いたします。 本記事では、過去に当社10代女子モニターへ実施した調査結果をご紹介します。

目次

・① 中高生は、男性がメイクをすることで美しくあっても良い と考える一方、  
   身近な人がメイクをすることを好ましくない という矛盾を感じている

・② 高校へ進学が「毎日フルメイク層」急増のきっかけ

・③ 中学生のメイクにかける時間は「3〜10分」、高校生は「20〜25分」

・④ バイトを始めるなど、お小遣いが増えることで、機能や色味を重視した  
   コスメ選びをするようになる

・おわりに(モニター調査のお知らせ)

 

 

① 中高生は、男性がメイクをすることで美しくあっても良いと考える一方、  
身近な人がしているのは好ましくないと感じている

 

「男性がメイクをすることについてどう思うか」という質問については、全学年共通で「キレイになるならどんどんしてほしい」という回答が最も多く、その次に「他人がしているのはいいが、彼氏や家族がしているのは嫌だ」という回答が多いという結果になりました。

 

10代の間で、性別を問わずメイクによって美を追求するという考え自体は当たり前のものになってきているのだということが分かります。

 

一方で、身近な人がメイクをしているのは嫌だと感じているとの結果が出ており、一見矛盾しています。

 

若い人たちの間では男性メイクが一般的になりつつあるとは言っても、世間的にはまだまだ馴染みのある考え方ではありません。10代女子は、男性の知り合いがメイクをすることで、周囲からマイナスな反応を取られてしまうのではという別の不安を感じているのかもしれません。

 

それを肌で感じているからこそ、近くにいる人が男性メイクをすることに対しては、否定的な捉え方をしているのです。

 

ここまで、10代女子の男性メイクに対する考えについてご紹介しましたが、本調査では他にも様々なアンケートを行い、10代女子の本音を探っています。

 

 

 

② 高校へ進学することで一気に増える「毎日フルメイク層」

 

「普段お化粧はどれくらいの頻度・程度でしますか?」という質問については、中学生も高校生も共通して、「学校以外に外出する際にメイクする」という回答が最も多かったです。

アンケートは学年ごとで実施。割合としては最も多い学年で61.3%、少ない学年でも45.1%が学校以外でメイクをしているということでした。

 

中高生は、社会人に比べて校則によってメイク等の身だしなみに制限をかけられがちであることを考えると、こういった回答が多くなるのも当然と言えます。

 

ただし、「外出する際には必ずフルメイクをする」と回答する人が中学校3学年の学年平均で7.4%、高校の平均で24.0%と、高校へ進学するのを機に毎日フルメイクをする層が一気に増えるということも分かりました。

 

中学校とは違って、高校の方が化粧をすることに対して寛容です。そういった背景も関連して、10代女子は、高校へ進学するタイミングで一気にメイクへの興味を高めていくのだと言えるでしょう。高1の時期でのプレゼンスをいかに高めるかが、マーケターにとって重要な問題となります

 

 

 

③ 中学生のメイクにかける時間は「3〜10分」、高校生は「20〜25分」

 

「普段のお化粧にかける時間を教えてください」という質問については、中学生は「10分以内」が3学年の平均で23.6%と最も多く、高校生は26.8%が回答した「20〜30分以内」が最も多いという結果になりました。
 

やはりここでも、学年が上がることで少しずつメイクへの関与を高めていくのだと分かります。

もう一つ興味深かったのは、「30分以上」メイクをする層の増え方です。

中学1年生であればこれに該当する層は全体の8.3%と少数派になりますが、学年が上がっていくにつれて12.7%(中学2年)、15.7%(中学3年)と割合が増えていき、高校1年では2割以上に上ります。しかし、それ以降は逆に少しずつ割合が下がっていく のです。

 

「大学デビュー」という言葉がありますが、「高校進学」というのは、多くの10代女子にとってメイクへの興味が高まるタイミングになっていると言えそうです。

 

高校生活最初の1年間は、メイクのやり方や、自分に合うコスメ、お気に入りのコスメを手探りで探求していく時期です。そして自分なりのやり方が定まってくると、日々のメイク時間を短縮することができるようになっていくのだと推察できます。

 

マーケターとして重要なことは、「1年単位でメイクに求められるコンテンツが変わる 」ことを示唆している点です。

 

 

 

④ バイトを始めるなど、お小遣いが増えることで、より機能や色味を重視したコスメ選びをするようになる

 

ここでは化粧品を選ぶ際に「値段」「機能・色合い」「周囲が利用していること」「成分」「ブランド」のうち、どれを最も重視しているかを聞きました。

 

中学生と高校生で比較してみると、中学生43.3%、高校生46.9%と、どちらも「機能・割合」が最も高いという結果になりました。

中学生より高校生の方が高くなっている傾向は、「成分」「周囲が利用していること」においても見受けられました。

 

これは高校生になることでバイトを始めたり、お小遣いの金額が増えたりすることで、購入できる商品の選択肢が増えたことが理由になっていると考えられます。

実際に、「値段」を重視すると回答した人の割合は中学生が高校生よりも5.9ポイントも高いという結果が出ています。

 

また、「機能・色合い」「成分」はポイントが高くなった一方で、「ブランド」のポイントはむしろ1.0ポイント下がっていたというのがもう一つの興味深い点です。

 

つまり、中高生はコスメ選びにおける選択肢が増えると、ブランドよりも

 

・自分の肌に合うか

・自分の肌の悩みに効果を期待できるものか

 

といった観点を重視するのです。

 

 

 

おわりに

 

以上、10代女子の化粧・コスメに関する調査結果をご紹介しました。

 

本調査は、既存のパネル調査を利用せず、当社のオリジナルコミュニティのメンバーにすべてオンラインでアンケート・インタビュー調査を行った結果の簡単なサマリーです。ポイントサイト経由ではないため、一般の10代女性の無作為抽出に近い形を再現可能です。

 

SEEDATAでは、本記事を読んで頂いた方向けの特典として、10代女子への無料調査をさせて頂きます。3社限定となります。

調査のご依頼・ご相談のある方は、下記リンクをクリックして問い合わせてください。

 

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企業名 SEEDER株式会社
代表者名 林直也
業種 ビジネス・人事サービス

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