【中国で活躍する日本人】山西大学の堀川英嗣教授、院生指導教官に就任

教育

2月13日に配信された日本僑報社の公式メールマガジン日本僑報電子週刊第1360号によると、山西大学の堀川英嗣教授は、同大学大学院の院生指導教官に就任されました。

【日本僑報社発】中国在住の日本語専任教授として、日本僑報社など主催「中国人の日本語作文コンクール」で「優秀指導教師賞」を受賞するなど幅広く活躍されている山西大学外国語学院日本語科の堀川英嗣（ほりかわ・ひでつぐ）教授がこのほど、同大学大学院の院生指導教官に就任されました。一時帰国中の弊社来訪時にご本人が明らかにされました。

堀川教授は、「中国人の日本語作文コンクール」で３等賞以上の受賞者を育てた教師に対して贈られる「優秀指導教師賞」を、2016年第12回、2017年第13回などで受賞。

それに先立つ2015年には、弊社が募集した現場の日本語教師の体験手記「私の日本語作文指導法――書いたものには責任を持つ」を寄稿され、同作品は2015年の第11回作文コンクール受賞作品集『なんでそうなるの？――中国の若者は日本のここが理解できない』（日本僑報社刊）に収録されました。

＊「私の日本語作文指導法――書いたものには責任を持つ」 http://duan.jp/jp/shido/006.htm

＊第11回作文コンクール受賞作品集『なんでそうなるの？』 http://duan.jp/item/208.html

また、2017年に弊社が主催した「忘れられない中国留学エピソード」作文コンクールでは、留学先の大学で尊敬する書道研究の権威とかつての戦争の記憶を超えて交流を深めたエピソードを綴り、見事一等賞を受賞。その作品「解き放たれた時―明日への記憶」は、入選集『【日中対訳】忘れられない中国留学エピソード』（日本僑報社刊）に収録されました。

＊『【日中対訳】忘れられない中国留学エピソード』http://duan.jp/item/243.html

中国の大学生、院生の日本語教育のみならず、文学博士として中国書道にも造詣が深く、日中両国の数多くの書道研究書の執筆、編集、翻訳に携わっているという堀川教授。今後は院生指導教官として、ますますの活躍が期待されています。

参考として、今回のメルマガ目次は下記の通りです。

１）大森夫妻の全記録『「世界の日本語学習者」と歩んだ平成の30年間』、刊行決定！

http://duan.jp/news/jp/20190213.htm

２）山西大学の堀川英嗣教授、院生指導教官に就任

http://duan.jp/jp/shido/006.htm

３）中国建国70周年第２回「忘れられない中国滞在エピソード」大募集！５月から

http://duan.jp/news/jp/20190202.htm

４）「上海勤務で思う近年の日中関係」テーマに片山和之前上海総領事が講演へ2/22

http://duan.jp/news/jp/20190222.htm

５）第14回作文コンクール最優秀賞受賞者を囲む国会懇談会2/26のご案内