「“宇宙のまち”大樹産 スペースチーズ」、国際宇宙会議(IAC)にて無償提供

ご当地グルメ「大樹チーズサーモン丼」の企画・開発推進団体「大樹チーズ&サーモングルメ地域活性化協議会」は、町内に工場を持つ製造事業者2社と共同開発してきたご当地宇宙食「スペースチーズ」を、平成26年9月29日(月)からカナダのトロント市で開催される第65回国際宇宙会議(IAC)にて無償提供します。

 ご当地グルメ「大樹チーズサーモン丼」の企画・開発推進団体「大樹チーズ&サーモングルメ地域活性化協議会」(事務局:北海道大樹町役場内、会長:一戸勉、以下「協議会」)は、町内に工場を持つ製造事業者2社と、ご当地宇宙食を目指して共同開発してきた「“宇宙のまち”大樹産 スペースチーズ」(以下「スペースチーズ」)を、NPO法人北海道宇宙科学技術創成センター(北海道札幌市、会長:秋葉鐐二郎、以下「HASTIC」)の協力を得て、平成26年9月29日(月)からカナダのトロント市で開催される第65回国際宇宙会議(以下「IAC」)にて無償提供します。

■1.スペースチーズについて
 スペースチーズは、北海道産100%の生乳を原料とする「さけるチーズ」を、株式会社たむらや大樹工場で味噌漬けにした後、宇宙食に使われることの多いフリーズドライ加工したものです。約30年前に「航空宇宙産業基地」の候補地とされて以来、地域一体となって「宇宙のまちづくり」に取り組んできた大樹町において、主に地元の食材で製造・加工した「ご当地宇宙食」を作ろうと、平成26年3月から共同で開発を進めてきました。本年8月からは、札幌市内(株式会社宮田屋珈琲が運営のカフェ数店)や大樹町内(道の駅コスモール大樹)にてテスト販売を実施しています。

■2.HASTICと大樹町について
 HASTICは、秋葉鐐二郎(元宇宙科学研究所長)や伊藤献一(北大名誉教授)らが中心となり、北海道における宇宙開発技術を生かした新産業の創出や起業家の支援、次世代研究者・技術者の育成を行う組織として、2002年に設立されました。その後、大樹町において「CAMUI型ハイブリッドロケット」の打上実験等を実施するなど、大樹町とは深い関わり合いを持っています。2014年5月には、大樹町と共に発起人並びに事務局として「北海道スペースポート研究会」を設立し、将来は大樹町に「航空宇宙多目的飛行センター」を建設し、宇宙輸送システムを開発する戦略拠点となることを目指して活動しています。

■3.IACについて
 IAC( International Astronautical Congress)は、毎年秋季に国際宇宙航行連盟、国際宇宙航行アカデミーおよび国際宇宙法学会が主催する国際宇宙会議です。宇宙開発計画および学術研究成果の発表の場として世界中の宇宙関連機関、企業、大学等の関係者が毎年3000人規模で参加する世界最大の宇宙関連会議とされています。HASTICは、IACには以前から十勝圏航空宇宙産業基地構想研究会・大樹町と3者で共同ブースを借りて参加し、活動内容を宣伝周知してきました。今回のブースでは、北海道スペースポート計画等の紹介と併せて、同計画の舞台となる地元大樹町におけるプロジェクトの紹介として、ブース来場者に対するお土産(試食)として、スペースチーズを提供します。英語版のチラシ(別紙)では、北海道産の高品質の乳製品と健康食品でもある味噌漬けである点をアピールしました。

■4.今後の展開について
 現在、実施中のテスト販売及びIACでの反応なども踏まえて、帯広広尾自動車道が忠類大樹ICまで開通する時期(平成27年3月頃予定)に合わせ、スペースチーズを「ご当地土産」として正式に販売開始する予定です。
 また、将来的には、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「宇宙日本食」に認証されることを目標に、大樹町発の宇宙食が、実際の宇宙で世界の宇宙飛行士に食べてもらうことを目指します。


■関連HP
http://goo.gl/0mpkwh

企業情報

企業名 大樹チーズ&サーモングルメ地域活性化協議会
代表者名 一戸 勉
業種 国・自治体・公共機関

コラム

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