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おはようございます。


「花粉対策にそば!」を信じて、

せっせと富士そばに通う菊池です。


春の訪れと同じくして、
弊社も3月より第10期に入りました。


あっという間に過ぎた一年でしたが、
印象に残った仕事があります。


「広報インタビュー」の企画です。


▼広報インタビュー
広報の戦略、スキル、マインドを具体例を交えて紹介
http://www.value-press.com/pr_interview



今日時点で、掲載は53社。

半年40社ペースなので、
月6~7社に取材しています。


基本的に、私と外部のライターさん2名で
インタビューしていますが、

ライターさんの都合がつかない時は、
記事の執筆も自分でやります。



最近書いたのは、この2本。



▼伊賀の里モクモク手づくりファーム 浜辺 佳子さん

「伊賀からの狼煙。ファンを作り続ける有機組織」
http://www.value-press.com/pr_interview/moku-moku


▼株式会社ベンチャーバンク 市田 綾子さん

「ヨガの魅力を発掘し続ける企画PR」
http://www.value-press.com/pr_interview/venturebank




広報インタビューの企画を担当するようになって、
改めて、ライティングについて考えるようになりました。


今日は、私が自分で執筆する際に実践している方法を
ご紹介したいと思います。



参考にしているのは、こちらの書籍です。

『Webライティング実践講座 ~ニュースリリースから商品説明まで~』
http://goo.gl/YIZwd (←Amazonに飛びます)




フローは、大きく


【1】文字起こし

【2】箇条書き

【3】並び替え

【4】整理・整頓

【5】推敲



の5つに分かれます。


ひとつずつ、解説していきたいと思います。


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【1】文字起こし


私の場合、インタビュー中のメモと
記憶を頼りに書き始める勇気がありません。


まずは、取材音声の文字起こしを行います。


60分の音声を

・自分で起こす場合は、約90分

・外注する場合は、約7,800円


かかります。


外注の有無は、予算や納期とのバランスですが、
私が依頼する時は、こちらの業者さんにお世話になっています。


▼130円/1分~のテープ起こし「安起こし.com」
http://www.yasuokoshi.com/


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【2】箇条書き


次に、起こした文章を句点「。」ごとに箇条書きにします。


このような感じです。

~~~~~~~~~~~~~~
私は菊池真人です。大学を卒業して、2007年にプレジデンツデータバンクに入社しました。
ValuePress!には2012年から合流し、現在に至ります。
~~~~~~~~~~~~~~

 ↓↓↓↓↓

~~~~~~~~~~~~~~
・私は菊池真人です。

・大学を卒業して、2007年にプレジデンツデータバンクに入社しました。

・ValuePress!には2012年から合流し、現在に至ります。
~~~~~~~~~~~~~~


箇条書きに直す作業は、地味で時間もかかるのですが、
次のステップ「並び替え」をしやすくするためには欠かせません。


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【3】並び替え


箇条書きされたものを、似たモノ同士でくくって、
3~5つのトピック(塊)を作っていきます。


・この一文は「メディアとのやり取り」について言っているな

・こっちは「個人として挑戦したいこと」についてかな

・あ、これは「メディアとのやり取り」の具体例だ


といったように、
箇条書きで分解したものを並び替えて
再構築するフェーズです。


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【4】整理・整頓


この段階までくると、
大きな文章の塊が、いくつかできているはずです。


・重複箇所を削除してシンプルにする

・「そして」「しかし」などの接続詞を付与して文章に流れを作る

・「てにをは」を調整して主語、述語、目的語を明確にする


といったように、文章を整えていきます。


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【5】推敲


声に出して読み上げながら、以下のポイントを中心に
チェックしていきます。


・一文をできるだけ短くする
 「~という」「~のように」など、削れる箇所をできるだけ削る
 「非常に」「とても」などの副詞を削る

・主語と述語をできるだけ近づける

・同じ語尾を続けない
 「~と思います」が連続しない

・指示代名詞「それ」「これ」を多用しない


語句や言い回しは、類語辞典を使って、
できるだけ適切なものを選択するように努めます。


▼重宝している「weblio類語辞典」
http://thesaurus.weblio.jp/


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ネット上には、たくさんの情報が溢れているので、

「この記事、読みづらい」と思われた瞬間に、
いくら良いことが書かれていても、読者は離れていってしまいます。



今回紹介した、ライティングのフローを経ると、



・特徴あるフレーズを引用することで、記事に「らしさ」が出る
 (【1】文字起こし)

・話が行ったり来たりしないので、混乱しない
 (【3】並び替え)

・読んで突っかかる箇所が減って、リズムが良くなる
 (【5】推敲)


といった効果が生まれると思います。



いきなり書き始めるのと比べて、
少し遠回りしている印象はあるかもしれませんが、

Webのコンテンツを作成する方は、
ぜひ一度、試してみていただければ幸いです。



より詳しい書き方や、ライティングの事例が知りたい
という方は、本書籍をご覧下さい。


『Webライティング実践講座 ~ニュースリリースから商品説明まで~』
http://goo.gl/YIZwd (←Amazonに飛びます)



それでは、本日もよろしくお願いいたします。

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