おはようございます！
毎年「絶対焼かない！」と宣言し、だいたい黒焦げになる土屋です。
もともと日焼け肌で、持っているメラニン色素の量が多いのか、
すぐに真っ黒になってしまう夏。
今年は海にこそ行けなかったものの、
富士登山や朝霞陸軍自衛隊体験など、アウトドア体験が多かったため、
残暑の今、夏を振り返りながらしみじみとお手入れをしているところです。
何といっても最後の日焼けは、
陸上自衛隊が主催する富士総合火力演習。
http://www.mod.go.jp/gsdf/fan/fire_power/index.html
敵部隊の島嶼（とうしょ）部侵攻を想定したシミュレーション演習を
披露したことで、今回は一段と話題になっていましたが、
参加するには当選倍率数十倍以上の抽選に
当選しなくてはならない人気イベントだったのです！
（※平成21年度は、はがきによる応募総数が93,919通、
インターネット応募総数は52,845通で、全平均倍率は28倍、駐車券付きで209.5倍?wikipediaより）
少なくとも、数カ月前まではそんな人気イベントも露知らず、
自衛隊や防衛に対してもほとんど知識のない私でしたが、
前回のメルマガでもご紹介しました、
7月頭に体験した陸上自衛隊での体験（パセリちゃんツアー）から、
http://www.mod.go.jp/j/publication/events/paseri/index.html
ぐっと身近に、そして自然と情報も集まるようになったのでした。
まさにカラーバス効果。（※）
そして、更には富士まで足を伸ばすほどの行動力。
単純すぎるというか、ミーハー心が騒いでるだけかもしれませんが・・
それでもこの変化には自分でも驚きです。
ちなみに、こういう変化はどのくらいの確率なのか考えてみました。
総務省が実施した「情報流通インデックス調査（平成23年）」によると、
私たちを取り巻く情報がおおよそ1日あたりDVD2，7億万枚相当（平成20年時点）。
うち消費される（自覚的に認知する）情報が、1日あたりDVD1，1万枚以上。
つまり、今回のケースで言うと、
世の中にある情報の99,996%が捨てられている中のひとつであった自衛隊情報が、
たった一度の自衛隊体験を通じて、0.0004％という確率で認知するようになり、
更に100キロ強の富士まで足を伸ばし、
このメルマガで再発信をしているという変の確率は・・・・
（すみません計算の限界です・・汗）
とにかく、人を動かす、価値観を変えるというのは、
とてつもなく限られた確率のミラクルの実現！？でしょうか。
参考サイト：
http://www.soumu.go.jp/iicp/chousakenkyu/data/research/survey/telecom/2010/2010-I-03.pdf
（・・・と少し大袈裟に言い過ぎた感もありますが・・）
しかしながら、逆に言えば、
この奇跡を起こした“一体験”（パセりちゃんツアー）のパワー。
人が受ける情報がどんどん増える中で、
体験・経験で得る情報は相対的に少なくなるもの。
一方で、「体験・経験によって得られた情報」の影響力は、
相対的に増しているのではないかと思います。
今はFacebookやLINEなどネットでのコミュニケーション効果に注目されがちですが、
「誰と」「どういうメッセージを」そして「どういう風に付き合っていくのか」
そもそもの目的に沿って考えて行けば、
オンライン・オフラインという形だけに拘れないはず。
更には、2軸だけではなく、あらゆる経路を検討して判断する力が、
今後ますます必要になってくるのではないかと思います。
そのためにも、あらゆる手段でのコミュニケーション・経験を
どんどん積んでいきたいもの。
ミーハーと言われようとも（笑）、
興味をもった事をどんどん挑戦していこうと思います。
是非、皆様も、日頃慣れない情報に接したときのご自身の変化、
振り返ってみてはいかがでしょうか？？
意外なところにヒントがあるかもしれません。
それでは本日もよろしくお願い致します。
