聴覚障害者にもパソコンスキルを!「手話と字幕で学ぶ」DVD教材発売開始

NPO法人 メディア・アクセス・サポートセンター(事務局:埼玉県川口市、理事長:児玉昭義)は、聴覚障害者に優しい、かがやきパソコンスクール(本社:東京都葛飾区、代表:益田 修)のパソコン講習会用に制作されたオリジナル教材を「手話と字幕で学ぶ」DVDとして発売を開始しました。

【「手話と字幕で学ぶ」DVDの特長】
このDVDは、日経BPソフトプレス社発行の「Microsoft Office Word / Excel セミナーテキスト」シリーズをベースに、ポイントを解説した字幕付の手話動画と、実際の操作画面を表したスライドを参考にして学習することが出来ます。

【聴覚障害者用パソコン教材に手話が必要な理由】
手話とは言語の一つで、目で見る視覚言語です。日本では、主にろうあ者と呼ばれる耳の不自由な方がコミュニケーション手段として生活の中で大切にしてきた言語です。厚生労働省の調査によると、国内には、障害者手帳を持っている耳の不自由な方は34万3千人おり、その中で主に手話をコミュニケーション手段として使っている人は6万4千人(18.9%)いると言われています。

この教材は、表現力豊かな手話を中心とした解説をしていますので、手話を第一言語とする方々はわかりやすく、一方では手話を学習中の方やこれから手話を学ぼうと思っている方にもパソコンと手話を一緒に学ぶことができる一挙両得な教材になります。

【聴覚障害者がパソコンのスキルを身につけることがなぜ重要なのか?】
少子高齢化の問題については、毎日のように世間で話題になっています。
これから当分の間は、若い働き手を育てていくことが大切なことだと感じています。

インターネットを中心とした情報技術が普及してきた今こそ、電話に変わるコミュニケーション手段を身につけ、これまで聞こえないためにさまざまな場面で社会参加を阻まれていた方々でも活躍できる可能性が広がってきました。
この時期に本DVD教材を活用し、ICTスキルを身につけ社会の一員として貢献できる自立した「個人」として活躍していただく一助としたいと願っております。

【「手話と字幕で学ぶ」DVD教材リリース予定】
平成21年12月22日(火)Word2003基礎講座 / Excel2003基礎講座
平成22年01月29日(金)Word2003応用講座 / Excel2003応用講座
平成22年02月26日(金)Word2007基礎講座 / Excel2007基礎講座
平成22年03月26日(金)Word2007応用講座 / Excel2007応用講座

『NPO法人 メディア・アクセス・サポートセンターの紹介』
映画、アニメなどの映像コンテンツの利用に際し「聴覚障害者用字幕」と「視覚障害者用音声ガイド」などの情報保障を求める一般市民に対して、これら情報の管理と提供に関する事業を行い、文化振興と人々のQOL(生活の質)向上に寄与するとともに、映像コンテンツ業界のさらなる振興を目的としている。

企業情報

企業名 NPO法人メディア・アクセス・サポートセンター
代表者名 山上徹二郎
業種 ネットサービス

コラム

    NPO法人メディア・アクセス・サポートセンターの
    関連プレスリリース

    NPO法人メディア・アクセス・サポートセンターの
    関連プレスリリースをもっと見る

    • クリックして、タイトル・URLをコピーします
    • facebook
    • line
    • このエントリーをはてなブックマークに追加

    プレスリリース詳細検索

    キーワード

    配信日(期間)

    年  月  日 〜 年  月 

    カテゴリ

    業界(ジャンル)

    地域