人権のための国際青年団・日本支部 人権サミット開催  今こそ、教育における人権啓発の徹底を

12月10日は、国連の定めた世界人権デーとして今年で61周年目。この世界人権デーを記念して、人権のための国際青年団・日本支部(後藤幸将代表)は渋谷区立勤労福祉会館にて12月9日(水)18時から人権や平和団体のグループとともに人権サミットを開催した。

12月10日は、国連の定めた世界人権デーとして今年で61周年目。この世界人権デーを記念して、人権のための国際青年団・日本支部(後藤幸将代表)は渋谷区立勤労福祉会館にて12月9日(水)18時から人権や平和団体のグループとともに人権サミットを開催した。

サミットには、主催の人権のための国際青年団の他、市民の人権擁護の会、国際宗教連盟、アートオブリビング、宗教の自由のための日本協会、他にも大学教授や、イベント企画会社代表取締役などが参加し、互いに意見を交換し合い交流を深めた。

サミットの冒頭では、人権のための国際青年団により制作された、人権啓発教育用DVD「人権の物語」が放映された。これは人権の歴史が分かりやすく収録されたもので、現在教育関係者には無料で配布されている。放映後は「人権」をテーマにして各グループのオピニオンリーダーからそれぞれの活動紹介や人権侵害に関する報告が行われた。

経営を専門とする大学教授は、企業内における人権問題を紹介し、特に派遣社員制度の人権問題について言及した。企業の発展において、経営者および社員の人権に対する理解が必要不可欠であるとし、企業内における人権教育の充実の必要性を訴えた。また宗教の自由のための日本協会の世話役で、医師でもある小出浩久氏は「人権というものが日本ではあまり知られておらず学校機関でも教育されていない。例えば誤解や偏見による宗教に対する差別といった人権侵害もあり、こういった人権に対する啓発活動こそメディアでとりあげられるべきだ。」と述べ、同じく人権啓発の重要性を訴えた。サミットの後半では、人権のための国際青年団のメンバーである、茂櫛竜彦氏から、日本で起こった人権侵害の具体的な事例が挙げられ、「実際に自分が当事者であったら、どのように行動するか」というテーマでディスカッションが行われた。このディスカッションにおいては、参加者それぞれの立場から様々な意見が出され、熱く議論がなされる場面もあった。ある参加者からは「人権侵害はいけないことは理解できるし自分も訴えてはいるが、実際に当事者になったことを想定すると、かなり考えさせられる。人権侵害をさらに深く考えるいい機会となった」というコメントが聞かれた。

人権のための国際青年団・日本支部は、人々が人権とは何かを正しく知ること、また、人権の意識を高めお互いを尊重し合うことが問題解決の一助となるという認識のもと、教育による人権啓発を行っている。未来を担う青少年たちが、「寛容と平和」のよき模範になれるよう教育することを目的としており、主に、国連の提唱する世界人権宣言への理解と普及を目的とした、呼びかけのためのイベント開催や講演活動を行っている。この日のサミットでは、冒頭で放映されたDVD「人権の物語」を無料で来場者にプレゼントし、それぞれの人権啓発における活用と教育者への普及を呼び掛けた。

人権のための国際青年団・日本支部代表の後藤幸将氏は、「広く知られてはいないが、日本において人権侵害は確実に存在する。人権の問題は他人事ではなく、人間として生まれたからには誰もが正しい人権を理解し、互いに尊重し合う必要がある。教育における人権の啓発が本当に今必要なのです。人権教育というテーマにおいて教育者の力となりたい。」と語る。

人権のための国際青年団に関するさらなる詳しい情報はwww.humanrights.jp まで。

※世界人権デー…世界人権デー(せかいじんけんデー)は、毎年の12月10日に行われる。人権に関する世界宣言が、1948年(昭和23年)12月10日の第3回国際連合総会で採択されたことを記念して、毎年12月10日に、1950年(昭和25年)の第5回国際連合総会において記念行事を行うことが決議された。

   
人権のための国際青年団 ・日本支部
アメリカロサンゼルスに本部を置く、非営利法人であり、未来を担う青少年たちが、「寛容と平  
和」のよき模範になれるよう、彼らに人権について教育することを目的にしています。
「人権は理想的な夢ではなく、実現されるべきものです。― L.ロンハバード」をモットーに
活動しています。
〒170-0005東京都豊島区南大塚 2-40-3 1階
TEL・FAX 03-3576-1745   
E-mail:info@youthforhumanrights.jp
 Website: www.humanrights.jp
      
 

企業情報

企業名 ユース・フォー・ヒューマンライツ ジャパン
代表者名 桐谷
業種 教育

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