「きぼう」を利用した日本初の教育プログラム「宇宙教育プロジェクト」のオープニングイベント「サイエンスフォーラム」開催決定

「きぼう」を利用した「宇宙教育プロジェクト」最大のイベント「サイエンスフォーラム」が、全国10か所で開催されます。「きぼう」に保管された種子を調査する選抜された中高生へ若田宇宙飛行士による応援メッセージの上映や各地域の研究者による先端の研究紹介が行われます。

国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟を利用した日本初の教育プログラム「宇宙教育プロジェクト」最大のイベント「宇宙教育プロジェクトサイエンスフォーラム」が、7月11日より全国10か所で開催されます。若田宇宙飛行士が「きぼう」で自ら撮影した中高校生に向けてのプロジェクト応援メッセージ映像が上映され、各地域で活躍している大学や企業の研究者・技術者による先端の研究紹介が行われます。また、「きぼう」で6か月保管された植物の種子(宇宙種)にはどのような変化が起こるのか、選ばれた中学校、高等学校24校が調査する事に先立ち、宇宙種の授与式も同時に開催します。
なお、本フォーラムは全ての中高生、一般の方が参加が可能です。

【サイエンスフォーラム概要】
対象:中学生、高校生以上、一般
内容:若田宇宙飛行士による中高生への応援メッセージ上映
拠点ごとに特色ある「宇宙」や「植物」の先端研究紹介
宇宙種を用いた研究参加校へ宇宙種の授与

【開催内容】
[01]北海道
題名:北海道サイエンスフォーラム〜宇宙での生活を目指して、病気の予防を科学する〜
概要:地球と宇宙では大きく環境が異なります。無重力の影響で宇宙飛行士は骨粗鬆症になりやすくなっています。また放射線による癌化も懸念されます。将来宇宙で過ごすために重要な“宇宙予防医学”の最前線を紹介します。
日時:2009 年7月28日(火)13 時〜16 時(自由参加・事前申込不要)
場所:北海道情報大学(江別市)
講演:北海道情報大学医療情報学科教授 西平順 先生「宇宙での骨粗鬆症を予防しよう〜宇宙予防医学のすすめ」
主催:北海道情報大学

[02] 栃木県
題名:Space & Life science フォーラム in 帝京大学
概要:学生と共に宇宙へミニ人工衛星の開発を行いながら新しい宇宙利用を推進している久保田先生と、遺伝子組み換えによってワクチン成分をつくる植物の作出を目指す梶谷先生が、宇宙と食糧の未来について最先端の話題を交えながらお話をします。
日時:2009 年7月12日(日)13 時〜16 時(自由参加・事前申込不要)
場所:帝京大学宇都宮キャンパス(宇都宮市)
講演:帝京大学大理工学部航空宇宙工学科教授 久保田弘敏 先生「学生の手で作る人工衛星〜TeikyoSatの挑戦」
帝京大学理工学部バイオサイエンス学科教授 梶谷正行 先生「 挑戦!トマトを食べて感染症予防」
主催:帝京大学

[03] 千葉県
題名:宇宙と生命の最先端〜日本で初めて、理科大と「きぼう」がつながる!〜
概要:日本で最初に国際宇宙ステーション「きぼう」で研究を行い、宇宙で起こる物理現象を解明している河村先生と、植物の遺伝子を解析し、農業に活かすための研究を行う島田先生にお話を伺います。
日時:2009 年7月11日(土)13 時〜16 時(事前予約:http://www.tus.ac.jp/ よりお申込)
場所:東京理科大学野田キャンパス(野田市)  
講演:東京理科大学基礎工学部生物工学科教授 島田浩章 先生「遺伝子から植物の可能性を探る〜どんな環境でも育つ生き物はできるのか〜」
諏訪東京理科大学システム工学部 機械システムデザイン工学科教授 河村洋 先生「宇宙とつながった研究室〜宇宙はどのような場所なのか〜」
主催:東京理科大学

[04] 神奈川県
題名:中高生のためのサイエンスフォーラム〜宇宙と生命の魅力〜
概要:私達生命は宇宙の影響を受けて様々な進化を遂げています。地球全体の「石」を調べつくした丸山先生が、地球の進化と宇宙線の関わりを紹介します。そして、今回「ミヤコグサ」とともに宇宙へ飛び立った「シロイヌナズナ」。世界で最も研究されているナズナにどのような新しい発見があるのか。ナズナ研究者である太田先生がその魅力を紹介します。
日時:2009 年7月25日(土)13 時〜16 時(自由参加・事前申込不要)
場所:東京工業大学すずかけ台キャンパス(横浜市)
講演:東京工業大学バイオ研究基盤支援総合センター教授 太田啓之 先生「宇宙とシロイヌナズナに想いをはせて」
東京工業大学大学院理工学研究科地球惑星科学専攻教授 丸山茂徳 先生「新しい生命進化論:銀河からゲノムまで」
共催:東京工業大学生命理工学部

[05] 長野県
題名:宇宙に一番近い大学へ行こう!〜ヒトはなぜ宇宙を目指すのか〜
概要:日本で最初に国際宇宙ステーション「きぼう」で研究を行った河村先生が、宇宙で行った研究の内容やエピソードの紹介とともに、宇宙空間がどのような場所なのかをお話します。
日時:2009 年8月2日(日)13 時半〜15時半(事前予約:http://www.tus.ac.jp/ よりお申込下さい。)
場所:諏訪東京理科大学(茅野市)
講演:諏訪東京理科大学システム工学部機械システムデザイン工学科教授 河村洋 先生「宇宙とつながった研究室〜宇宙はどのような場所なのか〜」
主催:諏訪東京理科大学

[06] 大阪府
題名:宇宙と生命のサイエンスフォーラム
概要:動物かつ植物である不思議な微生物ユーグレナ(ミドリムシ)。この微生物は栄養を多く持っているため、健康食品だけでなく、宇宙食としての利用も期待されています。この微生物を宇宙へ打ち上げた中野先生が、ユーグレナの魅力と宇宙とのかかわりについて分かりやすく紹介します。
日時:2009 年8月7日(金)13 時〜16 時(自由参加・事前申込不要) 
場所:大阪女子短期大学(藤井寺市)
日時:2009 年8月8日(土)13 時〜16 時(自由参加・事前申込不要)
場所:大阪府立大学(堺市)
日時:2009 年8月初旬 13 時〜16 時(自由参加・事前申込不要) 
場所:羽衣国際大学(堺市)
講演:大阪女子短期大学学長・大阪府立大学名誉教授 中野長久 先生
大阪府立大学大学院生命環境科学部緑地環境科学科教授 北宅義昭 先生
羽衣国際大学人間生活学部教授 和田野晃 先生
主催:南大阪地域大学コンソーシアム

[07] 沖縄県
題名:沖縄サイエンスフォーラム〜”うちなぁ”から”うちゅう”へ〜
概要:自然豊かな沖縄県ではその地の利を活かした産業や教育活動広がりつつあります。今回は「宇宙」と「教育」をキーワードに集まった大学や企業の専門家達が、沖縄の中高生へ沖縄発の最先端の科学技術の魅力を伝えます。
日時:2009 年7月20日(月・祝)13 時〜16 時(自由参加・事前申込不要)
場所:琉球大学千原キャンパス(西原町)
講演:琉球大学産学官連携推進機構客員准教授 宮里大八 先生「OKINAWAN DREAMS 〜万国津梁の種!宇宙へ〜」
主催:琉球大学

[08] 沖縄県(宮古島)
題名:ミヤコグサシンポジウム〜宇宙教育プロジェクトの原点は宮古島から〜
概要:宮古島に自生しているミヤコグサ『Miyakojima』は、マメ科のモデル植物として、日本をはじめ各地で研究材料として用いられて植物です。また、2008 年5月にはゲノム解析も終了し、今後ダイズなどの食料品を研究する上でも期待されています。今回宇宙へ行ったミヤコグサの発見者である川口先生と沖縄発のウコンで産業を興している下地社長が宮古島の魅力を語ります。
日時:2009 年7月18日(土)13 時〜16 時(自由参加・事前申込不要)
場所:宮古島市立中央公民館(宮古島)
講演:有限会社沖縄長生薬草本社 代表取締役社長 下地清吉 様「宮古島から宇宙を発信」
基礎生物学研究所共生システム研究部門教授 川口正代司 先生「宮古島のミヤコグサが拓く未来」
主催:有限会社沖縄長生薬草本社

【宇宙教育プロジェクトについて】
宇宙教育プロジェクトは宇宙航空研究開発機構(JAXA)の公募による国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟の第1回有償利用を活用して実施されています。本プロジェクトでは、ミヤコグサ(Lotus japonica、マメ科)とシロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana アブラナ科)という、世界中で研究が行われている2種類の植物の種子を6か月間「きぼう」にて保管後、回収し、公募により選ばれた中学校・高等学校に配布します。その後、企業・大学・研究機関等の研究者と共に、宇宙に保管された種子と地上で保管された種子を比較・観察等を行い、多くの人々が宇宙と最先端科学に興味をもつきっかけを提供します。
本プロジェクトは、株式会社リバネスが推進している「教育応援プロジェクト(詳細 http://www.kyouikuouen.com/)」の一環として、企業や大学・研究機関の連携により実施されます。

キャッチフレーズ:〜宇宙がサイエンスと子どもたちを結びつける「きぼう」となる〜
名称:宇宙教育プロジェクト(TM)
内容:中学・高校を中心とした植物の種子を用いた教育プログラムの実施
主催:株式会社リバネス
特別協賛:株式会社ベネッセコーポレーション
協賛:有限会社沖縄長生薬草本社、株式会社キョーリン、小糸工業株式会社、株式会社JTB法人東京、三菱重工業株式会社、株式会社ロッテ
協力:株式会社アクアサイエンス研究所、ケニス株式会社、株式会社GEL-Design、株式会社日本医化器械製作所
協力大学:諏訪東京理科大学、中央大学、帝京大学、東京工業大学生命理工学部、東京大学、東京理科大学、日本大学、法政大学生命科学部生命機能学科植物医科学専修、北海道情報大学、南大阪地域大学コンソーシアム、宮崎大学、立教大学、琉球大学
協力機関:財団法人かずさディー・エヌ・エー研究所、独立行政法人農業環境技術研究所、沖縄県宮古島市
後援:農林水産省、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、 国立天文台、琉球新報社、朝日新聞社
Web:http://www.space-education.jp/

【お問い合わせ先】
株式会社リバネス
宇宙教育プロジェクト事務局(担当:藤田)
MAIL:educ@leaveanest.com
TEL:03-6277-8041
URL:http://www.space-education.jp/

企業情報

企業名 株式会社リバネス
代表者名 丸 幸弘
業種 その他サービス

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