「プリウス」と「インサイト」についての意識調査

モバイルリサーチを展開するネットエイジア株式会社(http://www.netasia.co.jp/)では、「プリウス」と「インサイト」についての意識調査をモバイルリサーチにより実施し、自分専用の自動車を保有している20代〜50代の男女の回答を集計し、計500名(男女 各250名)の有効サンプルを回収いたしました。

 今年4月から環境対応車購入時に10万円程度の減税措置が講じられることになっており、環境対応車の市場に注目が集まっています。また、メーカーの動向としても、ホンダの「インサイト」や、トヨタ自動車の「新型プリウス」・「レクサス」、三菱自動車の「i MiEV(アイミーヴ)」の投入など、今年はエコカー市場から目が離せない状況です。
 今回の調査では、不況で新車の販売台数が落ち込む中、販売台数を着実に伸ばしているホンダの「インサイト」と、ハイブリッドカーの草分け的存在の「プリウス」について調査し、それぞれのハイブリッドカーは誰に支持されているのかや、それぞれのハイブリッドカーのイメージなど明らかとなりました。

◆ ハイブリッドカーへの関心 88.4%
自分専用の自動車を保有している20代〜50代の男女500名に対し、現在所有している自動車はハイブリッドカーであるかどうかを尋ねたところ(単一回答形式)、全回答者の6.2%がハイブリッドカーであると回答しました。
次に、全回答者に対し、ハイブリッドカーに関心があるかどうかを単一回答形式で尋ねたところ、全回答者の約9割(88.4%)が「ハイブリッドカーに関心がある」と回答しました。
「ハイブリッドカーに関心がある」と回答した442名に対し、「ハイブリッドカーに興味をもち始めた時期」を単一回答形式で聞いたところ、最も多かった回答は「2007年〜2008年」で36.4%となり、2番目に多かった回答は「2005年〜2006年」24.2%となりました。また、「今年(2009年)に入ってから」という回答も9.7%存在しており、最近のエコカー市場の動きとして、エコカーに対する減税や、インサイトの投入など、エコカー市場の盛り上がりが大きく影響しているものと考えられます。特に女性の場合、2007年から現在の間に、エコカーに興味を持った人は半数を超えており(「今年に入ってから」13.6%、「2007年〜2008年」43.0%の合計)、男性のみならず女性もエコカーに注目し始めているようです。

◆ ハイブリッドカーへの買い替え意向 82.4%
「ハイブリッドカーに関心がある」と回答した442名に対し、次回自動車を買い替えるとするならば、ハイブリッドカーを購入したいかどうかを聞いたところ、「具体的な予定があり、購入したいと思う」3.2%、「具体的な予定はないが、購入したいと思う」79.2%となり、『購入したいと思う』(「具体的な予定があり、購入したいと思う」、「具体的な予定はないが、購入したいと思う」の合計)と考えている人は82.4%に上ることが今回の調査で明らかとなりました。
次に、「ハイブリッドカーを購入したいと思う」と回答した364名に対し、ハイブリッドカーに買い替えたい理由を尋ねたところ、「燃費が良いから」がトップとなり73.1%、2位「地球環境にやさしいから」56.9%、3位「税制の優遇が受けられるから」29.9%となりました。さらに同回答者に対し、ハイブリッドカーに購入想定価格帯を聞いたところ、最も多かった回答は「150万円以上〜200万円未満」19.5%となり、次に僅差で「100万円以上〜150万円未満」19.2%という結果となっています。

◆ ハイブリッドカーと言えば 「トヨタ」 84.2%
自分専用の自動車を保有している20代〜50代の男女500名に対し、ハイブリッドカーと聞いて連想する自動車メーカーを自由回答形式(1メーカーのみ記入)で聞いたところ、「トヨタ」が84.2%でトップとなり、2位「ホンダ」13.4%、3位「日産」1.6%という結果になりました。性別で比較すると、「トヨタ」の想起率においては、男性が94.8%であったのに対し、女性では73.6%となり、21.2ポイント男性の方が女性の想起率を上回りました。また、「ホンダ」の想起率では、男性が3.6%であったのに対し、女性では23.2%と、女性の方が男性の想起率を19.6ポイント上回る結果となり、「インサイト」のTVCMなどが女性の想起率に、大きな影響を与えたことが推察できる結果となっています。

◆ 男性は「プリウス」派 「インサイト」の人気を支えているのは女性!?
自分専用の自動車を保有している20代〜50代の男女500名に対し、「プリウス」と「インサイト」ではどちらが好きかを尋ねたところ(単一回答形式)、全体で見ると、「プリウス」が78.0%だったのに対し、「インサイト」は22.0%にとどまり、「プリウス」に軍配が上がりました。また、男女別で見ると、男性で「プリウス」と回答したのは99.6%となり圧倒的で、「インサイト」と回答したのは0.4%となりました。一方、女性では「プリウス」の回答は56.4%で、「インサイト」の回答は43.6%となり、12.8ポイント「プリウス」が上回りました。このように「女性層の支持」が、現在の「インサイト人気」の要因の一端を担っているのではないかと推察できる結果となっています。


◆ 「価格競争力」が評価されるインサイト
自分専用の自動車を保有している20代〜50代の男女500名に対し、「プリウス」と「インサイト」のそれぞれのイメージを聞いたところ、「プリウス」、「インサイト」ともに1位は「自然環境にやさしいイメージ」で「プリウス」72.6%、「インサイト」56.4%となりました。2位以下については、「プリウス」で2位「燃費が良いイメージ」66.6%、3位「技術力が高いイメージ」48.2%、4位「安定感があるイメージ」41.8%、5位「音が小さいイメージ」35.6%という結果になりました。
一方、「インサイト」での2位以下は、2位「低価格であるイメージ」46.2%、3位「燃費が良いイメージ」45.4%、4位「コストパフォーマンスが良いイメージ」38.2%、5位「技術力が高いイメージ」25.4%となり、インサイトは「価格競争力がある」イメージが浸透し始めていることがうかがえる結果となりました。

<調査内容>
・ハイブリッドカーの所有率
・ハイブリッドカーへの関心
・ハイブリッドカーに関心をもち始めた時期
・ハイブリッドカーの購入意向
・ハイブリッドカーに買い換えたい理由
・ハイブリッドカーの購入想定価格帯
・ハイブリッドカーときいて連想する自動車メーカー
・「プリウス」と「インサイト」のどちらが好みか
・「プリウス」と「インサイト」のイメージ

<調査概要(クローズド調査)>
○調査対象・・・自分専用の自動車を保有している20代〜50代の男女
○調査地域・・・全国
○調査期間・・・3月3日〜3月5日
○回答サンプル数・・・500名
○調査方法・・・モバイルリサーチ(3キャリア)

<本件についてのお問い合わせ>
マーケティング事業本部 担当:馬場
http://www.mobile-research.jp/
Tel: 03-3589-3255   Fax: 03-3589-3256 mobile-press@netasia.co.jp

<ネットエイジア株式会社について >
【社名】 ネットエイジア株式会社
【所在地】 東京本社:東京都港区赤坂6丁目9番17号 赤坂ロイヤルオフィスビル3F
【代表者】 代表取締役 三清 慎一郎
【設立年月】 2005年2月
【資本金】 3億872万円
【事業内容】 モバイルリサーチ事業・インターネットメディア事業・システムソリューション事業
【URL】 http://www.netasia.co.jp/

企業情報

企業名 ネットエイジア株式会社
代表者名 三清慎一郎
業種 ネットサービス

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