【国際貿易新聞】日本僑報社の最新刊『精準脱貧』を紹介

【国際貿易新聞】日本僑報社の最新刊『精準脱貧』を紹介

【日本僑報社発】中国の貧困脱却難関攻略プロジェクトを紹介する『精準脱貧―中国の的確な貧困脱却達成の物語』は、日本僑報社から刊行し、好評発売中！8月25日付けの国際貿易新聞は、『精準脱貧』を下記のように紹介した。

『中国の的確な貧困脱却達成の物語―精準脱貧』（人民日報国際部・日中交流研究所編著・日本僑報社・1800円＋税）

「精準脱貧」とは細やかで的確な貧困対策のこと。中国は今年2月、絶対的貧困の根絶という長年来の困難な課題を達成したと発表した。直近の８年間で貧困から脱出した人は１億人近くに達したという。

本書は「人民日報」の記者たちが、各地の人々の暮らしや経済活動などをさまざまな角度から取材した数多くの事例を通して、貧困脱却のプロセスを描いたもの。

インフラ建設によって貧困地域の暮らしの土台を築き、産業振興によって新たなビジネスの原動力を創出し、生活・就労支援で雇用を創造し、人々の豊かな生活を実現するなど具体的な事例を紹介している。

国連のグテーレス事務総長は「ターゲットを絞った貧困者支援策は『持続可能な開発のための2030アジェンダ』の定めた壮大な目標を達成する唯一の道だ」と賞賛している。

日本のメディアで中国といえば、ただただ「強権国家であり」、「現体制のままではいつかは破綻する」という、まるで申し合わせたような報道が多い。こうした地道な取り組みについて紹介されていないのは残念だ。（星月夜）

版元の日本僑報社が発表した『精準脱貧』の内容紹介は下記の通りである。

2021年2月25日、中国の習近平国家主席は全国貧困脱却難関攻略総括表彰大会で、中国が絶対的貧困の根絶という極めて困難な任務を達成したことを厳粛に宣言した。

直近の8年間で貧困から脱出した中国人の数は1億人近くにものぼり、その成果は中国のものであると同時に世界のものでもあり、人類運命共同体の構築促進に中国の力を貢献したといえる。

本書は、中国による貧困脱却難関攻略プロジェクトの数々を、中国で最も権威ある人民日報の記者たちが各地の人々の暮らしや経済活動などをさまざまな角度から取材した数多くの事例を通して中国の的確な貧困対策と貧困脱却の実情を立体的に捉え、世界の貧困問題解決の参考となる一冊。

【編者紹介】人民日報は1948年6月15日に創刊された中国で最も権威があり、信頼と影響力を備えた全国紙である。国際連合教育科学文化機関（ユネスコ）から「世界10大新聞」の1つという高評価を受け、2020年の購読契約は350万部に達している。

現在は紙媒体だけでなく、マルチメディアスタイルの新型メディアグループへと発展し、新聞や雑誌、ニュースサイト、テレビ、ラジオ、ニュース配信用タッチパネル端末スタンド、モバイルニュース、微博（ウェイボー）、微信（WeChat）、アプリケーションといった多種多様なプラットフォームを利用して、様々なニュース製品を発信している。

そのうち国際部は、国際ニュース報道に特化した部門である。

本書の執筆者一覧

和音、李亜楠、汪陽、楊佳慧、申少鉄、厳氷、朱春宇、劉志強、顧仲陽、常欽、程是頡、劉軍国、万秀斌、張雲河、程煥、楊文明、王梅、顔珂、王漢超、呉勇、李昌禹、徐元鋒、鄭海鴎、李茂穎、李富強、羅薇、馬原、戴林峰、瓊達卓嘎、王浩、史自強、呉楽珺、任仲平（掲載順、敬称略）