コロナ不況でネット広告100%減の現実。グーグルも直撃する広告業界。全く売上増に貢献しない媒体は切り捨ての状態へ。お金がない企業はネット広告すら出せない現実に
法人向けに記念品を販売している株式会社スリーズコム。2020年3月からスタートしたコロナ不況。4月に入り本格化し、ネット通販部門でも明暗が分かれています。記念品部門では4月の売上は前年対比90減となっています。全てのイベントが中止になりましたので当然の結果です。こうした中、今までは重宝してきたネット広告。不特定多数に効率よく広告が出来るため活用してきましたが、今回のコロナ不況で全面停止。ネット広告費100%減となりました。その最大の理由は広告費用が出ないからです。
ヤフーネット広告から、こんなメールが来ております。
「アカウント残高が0円になると広告掲載が一時停止となりますので、クリック料金の入金をご検討ください。」
という内容です。
(添付データ1個)
2020年3月は、売上減を阻止するために入金をしたのですが、とうとう4月に入り、売上が90%減になっているのに、ネット広告代金だけは「前年と同じ」では、会社自体が経費負担増で倒れて倒産します。
そこで、全く売り上げ増に直結しなくなったネット広告費を100%減を決定。コロナ不況が回復傾向になるまで、一切のネット広告費を抑制します。
売上増につながるなら費用対効果で「宣伝投資」も可能ですが、どの企業も購入しない「大不況」の時期には全くの無意味です。月間40万円近くあった広告宣伝費代は、他の資金流用のため停止を決断しました。
<クリック保証型広告の良さと悪さ>
ネット広告は2つのタイプがあり、バナー広告のように一定金額の「看板」を買えば良いタイプと、もうひとつが「クリック保証型広告」というものです。
このクリック保証型は、キーワードと連動し、1クリック当たりの単価で上位表示されるかどうかだけで、クリックされなければ1円も費用負担が発生しておりません。
ただし、今回のコロナ不況。
いくらクリックされなければ費用が発生しないと言えども、売上自体が発生しないのでは話になりません。まさに「無駄な広告代金」と言えます。
こうした傾向は、5月からは、どの企業でも発生するでしょう。こうなると、ネット広告全面停止または減額で、天下のグーグルも大幅収益減になると予想されます。
<資産であるメールアドレスで対応しましょう>
ネット広告が一切使えないとなると、全く売上が無くなり、結局は倒産の道です。
そこで活用したいのが、既存のメールアドレスです。
今まで取引した購買担当者へ、直接にメールマガジンタイプで提案。費用は0円でなので、費用対効果は抜群であります。
コロナ不況で、もともと仕事が激減しているため、対応する時間は増えております。今こそ、再度、メールアドレスで仕事の依頼を獲得し、売上増を目指すべきです。
<withコロナの販売促進>
今まではルート営業など、お金・人・場所がある人が優位でした。インターネットではプラットフォームのあるヤフーやグーグルです。
しかし、withコロナにしても、afterコロナにしても、今までの販促手法だけでは、売上増には効果が低下しております。
いかに、非効率であっても、次の方法を見つけ出し、その中で頑張るしか対応しないと生き延びる事すら出来ません。
【スリーズコムとは】
埼玉県川越市で2001年に創業。企業向けのネット通販で、周年記念品や卒業記念品などを販売。専門店「記念品ストアー」にて販売中。従業員3人の零細企業。
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企業情報
企業名 | 株式会社スリーズコム |
---|---|
代表者名 | 角田和司 |
業種 | ネットサービス |
コラム
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