マスクはいつまで品薄?4月末には解消へ。その理由は生産国の中国からのマスクを大量購入で、品薄は解消へと進む

店頭にマスクが無いのは、製造の8割を占める中国からマスクを注文し、リスク覚悟で前払い現金にて購入しないためです。すでに1工場で1日数十万枚生産・注文可能です。そのような工場が中国には数十ケ所あり、日本の商社へ売り込み殺到。このため大量にバラマキがスタートするのが「4月末からスタート」します。あまるほどマスクが日本へ輸出され、5月中に供給多寡になります。

法人向けの記念品を販売する株式会社スリーズコム。

現在、複数の輸入商社から、三層不織布マスクの予約販売を実施しております。この中で、とうとう「マスク余り」が発生しております。同じ品質程度では、安いマスクしか購入されず、あれば売れる状態ではなく、在庫無しの飢餓感は法人側では無くなりました。

 

その最大の理由が、製造の8割近くを占める中国工場。すでに製造工場は稼働しており、中国国内にある数十の工場では売り込み合戦が発生し、「現金で入金さえ」すれば、100万枚も依頼できるほどになっております。

 

このため、マスク販売を「金鉱」ととらえている輸入商社などは、次々に生産注文を発注しており、作れば売れるため、その販売ピークは4月末に集中しております。すぐの在庫は無いですが、船便で到着し、日本の通関を通り、「在庫即出し可能」となるのは、4月末から非常に多くなります。5月あたりは投げ売りがスタートし、1枚50円位まで落ち着く可能性があります。

 

 

<前現金で買うしかない商売リスク>

リスクを覚悟して中国のマスク工場に生産依頼・注文を出すしか手に入れる事が出来ません。よって、普段からお付き合いがある商社しか中国側は相手にしません。

まして、取引の商売は「前現金」のみで、生産をスタートするため、数百万枚を依頼し、失敗すれば、商社は大赤字になります。

このようなリスクを背負い対応出来るのは、法人向けの記念品や販促品を扱っている商社だけになり、このため、一般の供給ルートにマスクが表に出てこないパターンとなっております。

 

この商品自体は通常、一般小売り店販売用でないため、いわゆる「スーパー」や「ドラックストアー」には供給されない企業間取引専用品となります。

ただし、それでも一部の販売店などが購入し、大手のショッピングモールなどは、これを個人向けに一般販売をしており、結果として即出し可能なマスクが市場にあふれると予想されます。

 

 

<1枚60円で販売するのは問題なしと認識出来るようにするために>

こちらのニュースが3月23日頃に話題となりました。

 

・マスク50枚「税抜3980円」が話題に 販売するイズミヤ「原料費が高騰しており、どうしても高くなってしまう」  J-CASTニュース

https://www.j-cast.com/2020/03/23382800.html

 

原材料の不織布が高くなっており、従来の騒動前に戻る事は一切ありません。これは国際市場原理であり、転売程度の話ではありません。

つまり、数ヶ月前の過去に1枚5円・6円と販売していから、法律で転売を禁止すれば、元に戻るという一般感覚の方が「間違い」になります。

これは消費者庁が、円安の影響や原材料の高騰によって、需要により変動している点を理解し、昔の価格になるという錯覚を訂正すべきです。

 

予想として、イズミヤさんも55円程度で仕入れて、それを88円で販売したら、袋叩きにあっては、一般への販売を躊躇する形になります。

まして、未だに消費者庁が、現地の材料費の高騰を把握して通知していなければ、今回のように、「転売価格販売」と誤解されるだけで、市場に出回る事が無いと判断します。

 

 

 

<中国工場の1枚の価格は30円程度>

あちこちの商社へ問い合わせ、適正価格を調査・分析しました。

過去に1枚5円・6円の状態であった同品質の商品は、現在、1枚30円を下回る事は当分ないと判断し、一般のスーパーやドラックストアーにも通知すべきだと判断します。

 

企業動向を的確に判断し、マスクは高額品ではなく、需要の関係で、1枚30円以上でも簡単な使い捨て三層不織布マスクは、「正常値」であることを示すべきであります。

 

民間企業のなので、30円で仕入れて、30円で販売しては赤字です。

よって、国民生活安定緊急措置法の規制対象外である商品も、日本中にマスクを配布するという意味で、だいたいの原価コストを調べ公開し、高い場合は代替で対応し、どうしても必要な場合は、その1枚コストで購入して対応するのが「適正」だと判断することが大切だと判断します。

 

流通コストを計算すれば、

4月は1枚66円税込

5月は1枚55円税込

6月は1枚44円税込

7月は1枚33円税込

など、仕入れコストから計算すると、こんな推移で1枚当たりの価格が変動し、1年後には、ウイルス騒動前の、1枚5円・6円になる可能性もあります。

 

 

【スリーズコムとは】

埼玉県川越市で2001年に創業。企業向けのネット通販で、周年記念品や卒業記念品などを販売。専門店「記念品ストアー」にて販売中。従業員3人の零細企業。



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企業情報

企業名 株式会社スリーズコム
代表者名 角田和司
業種 ネットサービス

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