【写真あり】11年連続国内売上シェアNo.1のデジタルデータリカバリーが台風19号で水没し泥を被ったサーバーのデータ復旧に成功

11年連続データ復旧売上シェアNo.1(※1)デジタルデータリカバリー(本社:東京都中央区銀座、代表取締役社長:熊谷聖司、デジタルデータソリューション株式会社)は、累積ご依頼件数184,637件以上(※2)、RAIDサーバー復旧実績年間1,200件以上(※3)、データ復旧率 95.2%(※4)という世界でも有数の高い復旧技術を保有し、同業他社様で復旧が出来ない業界最高難易度の障害に対しても復旧が可能です。今回、台風19号で被災したサーバーからのデータ復旧に成功しましたのでご紹介いたします。ライフラインの次に大事ともいえる「データ」を守るために何ができるのか、実例を交えて紹介いたします。

■台風時のデータ復旧3ケース

台風時にデータ復旧が必要となるケースで、よく見られるのは下記の3つです。

 ①水没、泥をかぶった

 ②落雷、停電によりショートした

 ③台風の事前対策として機器の切電・持出し後、起動不可になった

 

今回は①の水没、泥をかぶったケースについて、台風19号での実際の復旧事例をご紹介します。

 

【ご相談背景】台風19号による洪水で工場が浸水。工場内で使用していたサーバーも水に浸かってしまった。サーバーは上まで泥をかぶった状態。台風の前は常時電源を入れたまま使用していたが、洪水で浸水した際にショートした模様。業務に必要な図面・写真のデータを復旧したい。

【機器】サーバー(RAID構成が組まれたHDD2本組)

 ▲機器到着時の写真 サーバーの全面に泥を被っていた 

 

【診断・復旧結果】HDD2本のうち、1本は内部の磁気ヘッドが破損した物理障害の状態でした。更に残された1本にも論理障害が発生しており、そのままではデータの読み出しが不可能となっていました。

デジタルデータリカバリーでは、物理障害が発生しているHDDに対して、復旧ラボ内のクリーンルーム(空気清浄度の高い専用設備)にてHDDを開封し、磁気ヘッドの交換を実施しました。磁気ヘッド交換後、HDDの動作プログラムであるファームウェアの修復作業を実施し、安全な状態でデータコピーを行えたことで、無事データの復旧に成功しました。

 

 ▲台風19号で被災した別の機器 内部まで泥が付着している

 

 

 ▲西日本豪雨災害では泥が付着したHDDの復旧作業を行った

 

■台風で機器が水没した! やるべきこと・やってはいけないこととは

台風によりデータ復旧が必要となった際に重要なポイントを紹介いたします。

 

①なるべく早く機器を引き上げ、相談するのが鍵

 時間の経過とともに、機器内部の腐食は進んでいきます。特に海水や泥水に浸水すると、機器内部にサビが発生しやすく、著しく劣化が進むケースが見受けられます。

 機器はなるべく迅速に引き上げ、水滴や汚れを軽くふき取った状態で保管し、速やかに専門業者へ相談するのをおすすめします。

 

②電源の入り切りは厳禁

 機器引き上げ後、電源が入るかを自身で試すのは厳禁です。なぜならば、HDD障害のなかでも最重度障害である「スクラッチ障害」を引き起こす危険性が高いためです。

 通常状態では、機器の電源を入れると、HDDの内部でデータを読み取る磁気ヘッド(レコード針のような部品)が、データの書き込まれているディスク上を浮遊し、データの読み書きを行っています。

 泥水や砂ぼこりが内部に紛れてしまうと、この磁気ヘッドとディスクの間に異物が入り込み、ディスクにひっかき傷をつけてしまうケースがあります。これが「スクラッチ障害」です。何度も通電を試すことでディスク上の傷が深くなり、最悪の場合データの取り出し自体が不可能となります。機器が動くかどうか焦る気持ちをぐっと抑えて、電源の入り切りは行わずに、そのままの状態で保管してください。

 

③水や精製水で洗い流さない

 ご相談いただく方のなかには、自身で機器を解体し、付着した泥を水や精製水で洗浄される方がいらっしゃいますが、おすすめできません。水や精製水で洗い流すことで、表面上の汚れは取れたように見えても、目に見えない細かい汚れは付着したままです。また、専用設備がない状態だと、洗い流した後の後処理を正確に行えないため、結果的にHDDの腐食を進めることに繋がります。

 デジタルデータリカバリーでは、水没や泥をかぶった機器の場合、専用の洗浄設備を用いて、物理復旧のスペシャリストであるエンジニアが1つ1つ手作業で汚れを落としています。自身で洗い流す前に、まずは専門業者へ相談してください。

 

④急な落雷・停電に備えた対策を

 水没以外にも、台風時は急な落雷・停電に注意が必要です。突然切電されることにより、データが消失したり、作動していたシステムの停止や、機器が動かなくなるケースがあります。台風が接近している際には、事前対策としてデータのバックアップをとった上で機器の電源を切り、安全な状態で保管することが大切です。

 通常、HDDの寿命は4~5年と言われています。台風のような緊急時には、大量のバックアップやデータ移行、瞬電によって機器に負荷がかかり劣化が進んで故障してしまうケースもございます。

 万一、電源が入らないなどのトラブルが発生した場合は、HDDに障害が発生している可能性を考え、再起動は試さずに速やかに専門業者へ相談してください。

 

■どんな状態でも初期診断は無料。諦める前にまずは相談を。

 すでに台風19号に関連する復旧依頼を多数いただいています。被災地では、ライフラインの復旧とともに、生活の基盤を支える「データ」の復旧が必要とされ始めています。

 業務データや、システムデータ、思い出の写真・動画など、用途は様々。泥や水をかぶったり、長時間浸水したデジタル機器でも、データ復旧を行うことができます。機器の状態を確認するための初期診断を無料で行っておりますので、諦めてしまう前に最後の砦としてデータ復旧サービスをご活用ください。

 デジタルデータリカバリーでは、データ復旧を通して一日でも早く被災地の日常が取り戻せるよう、引き続き尽力させていただきます。

 

 

【お問合せはこちら(フリーダイヤル 365日24時間受付窓口)】

0120-706-332

 

デジタルデータリカバリー公式HP

 https://www.ino-inc.com/

公式SNS(復旧事例多数発信中)

 Twitter:https://twitter.com/DDR_Japan

 Facebook:https://www.facebook.com/officialddr/

 

■デジタルデータリカバリーとはデジタルデータソリューション株式会社が運営するデータ復旧サービスの名称。11年連続国内売上シェアNo.1を誇る。「1秒でも速く1つでも多くのデータを最も安全に復旧します」をスローガンに、復旧率と復旧スピードにこだわり続けたサービスを提供し、自社内に有する復旧ラボでご依頼の約8割が48時間以内に復旧完了と圧倒的なスピードを有する。機種・OS問わず幅広く対応。

 

※1 2007年~2017年 第三者調査機関調べ

※2 2011年1月1日以降のご相談数

※3 2011年1月1日~2018年8月10日のご相談数

※4 復旧率=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数(2017年12月~2018年11月の各月復旧率の最高値)



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企業情報

企業名 デジタルデータソリューション株式会社
代表者名 熊谷 聖司
業種 その他サービス

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