BtoCだけじゃない!BtoBサービスにも広がるサブスクリプションモデルの波 定額で”相談し放題”の顧問弁護士が人気

消費者の志向傾向が所有から利用へ変化したことで、数多くのサブスクリプションサービスが注目されています。音楽配信サービスや車、高級バックのサブスクリプションモデルなど、BtoC向けのサービスが取り上げられることが多い中、いまBtoB向けサブスクリプションとして、弁護士に”相談し放題”の企業顧問サービスが好評です。 「法務の相談相手が欲しいけれど、弁護士費用の相場がわからない」と悩む企業が多い現状の打開策として、注目を集めています。

■なぜ、いまサブスクリプションが注目されているのか

 

いま、空前のサブスクリプション・ブームが起きています。サブスクリプションとは、利用期間に対して対価を支払う定額制のサービスで、商品を購入することなくサービスを利用することができます。

 

消費者向けのものでは、月額で音楽や動画を視聴したり、車や洋服をレンタルするサービスが人気です。また、企業向けにも、勤怠管理ツールや秘書代行サービスなどSaaS(※)を中心に様々なものがあります。

 

サブスクリプションは、消費者にとって必要な時に必要なだけ利用ができるというメリットがありますが、提供する企業としては、短期間だけのサービス利用では継続的な売り上げが立たないため、顧客に使い続けてもらうことで真価を発揮します。使い続けてもらうには、ニーズにあった商品やサービスを常に提供し続け、顧客に満足を継続して与えることが必要です。

 

※Software as a Service(サース):ソフトウェアをインターネット等のネットワーク経由で、利用者がサービスとして利用する提供形態

 

 

■「費用が高額」とためらいがちな弁護士への法律相談も「相談し放題」が好評

 

サブスクリプションサービスを使ううえで最大のメリットは、料金が明確であることです。そんな利点を生かす、弁護士に相談し放題のサブスクリプションモデルが注目されています。

 

従来の弁護士への相談は、離婚や事故などトラブルがあった時にその都度弁護士に依頼をするといったモデルでしたが、これらには費用が不透明で相談がしにくい、という問題がありました。日本弁護士連合会弁護士業務総合推進センターによる、「市民の法的ニーズ調査報告書(2008年)」の結果によると、弁護士に法律相談をする際、弁護士への相談にためらいを感じた理由として、69.4%が「費用がわからない」、38.8%が「相談料が高額」と回答しています。

 

従来、顧問弁護士の利用方法は、何かトラブルがあった時など、顧問先が必要だと感じた時に弁護士に電話や対面で相談する形態です。そのため、何を相談したらいいのかわからなかったり、相談がしにくいなどの理由から、顧問費用を毎月支払っていても、実際には弁護士に相談をすることがない、といったケースもあるようです。

 

この問題を解決すべく、弁護士業界にも近年サブスクリプションサービスが増えています。定額で弁護士に法律し放題であれば、顧客は費用を気にすることなく、困ったときに気軽に何度も相談する事が出来ます。

 

弁護士のサブスクリプションサービスは、離婚や事故対応など一般消費者向けのものが多く見られますが、弁護士法人ファースト&タンデムスプリント法律事務所(以下、当事務所)は企業への法務顧問サービスにサブスクリプションサービスを適用することで大きな業績を上げることに成功しました。

 

当事務所では、案件数は定めず“相談し放題”のサブスクリプションモデルを2015年から導入しています。契約企業がいつでもどんなことでもで気軽に弁護士に相談でき、費用の心配なく依頼が行えることで企業の満足度が向上しました。また、チャットやWeb会議システムなどのIT活用により、当事務所の弁護士も業務が効率化され、より多くの企業に向き合うことが可能になりました。

 

当事務所が提供するサブスクリプションモデルは、相談量や相談内容により月額10万円/15万円/20万円の3段階を用意しています。2019年5月現在、代表弁護士の顧問先は約70社に上り、これは日本の弁護士において上位1%の担当企業数(日弁連調べ)となります。

当事務所の法務サービスを利用しているIT企業の株式会社enish 取締役 高木様からは「従来の法律事務所では、タイムチャージで費用が加算されていくので、毎月ドキドキしながら相談をしていたが、今では、月額料金の範囲内でお願いできるので、安心して相談ができる。 また、初期の段階で相談した結果、早々にリスクが判明して方針転換を決定する案件も多いので、無駄なコストが発生しない」といったコメントをいただくなど、サブスクリプションモデルによって顧客満足度が向上しています。

 

 

■サブスクリプション導入による差別化が生き残りのカギ

 

今後、弁護士などの士業やコンサルタント業など、有資格者によるサービスもサブスクリプション化が進むことで、より多くの企業が今まで利用しにくかったような有資格者が提供するサービスを利用しやすくなるのではないかと思います。

 

そのため、旧態依然の買い切りモデルは、利用ハードルが高くなってしまい、消費者から選ばれにくく、淘汰されていく可能性が強く、弁護士などの士業をはじめとした今までになかったような業界・業態でも今後サブスクリプションに切り替えていく企業が増えてくるかと思います。

 

当事務所のサービスプラン

 

 



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企業情報

企業名 弁護士法人ファースト&タンデムスプリント法律事務所
代表者名 藤井 総
業種 その他サービス

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