日本僑報社、第一回「忘れられない中国滞在エピソード」受賞作品集に寄せられた福田康夫元内閣総理大臣「推薦の言葉」（抜粋）を配信

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11月28日に配信された日本僑報社の公式メルマガ日本僑報電子週刊1352号に、第一回「忘れられない中国滞在エピソード」受賞作品集『心と心つないだ餃子』に寄せられた福田康夫元内閣総理大臣の「推薦の言葉」を抜粋の形で配信しました。http://duan.jp/item/265.html

（略）

――本書は、昨年に開催し好評を博した第一回「忘れられない中国留学エピソード」の拡大版であり、昨年を上回る百二十五作品が寄せられたとうかがっております。入選作品集である本書を手に取ると、そこには昨年以上にさまざまな職業や社会的立場の方が登場されます。政治家、外交官、弁護士、ジャーナリスト、教師、医師、会社員、主婦、現役の留学生や大学生、そしてシニアの方など……。

一つひとつの作品からは、日本の皆さんが中国各地でさまざまな体験をなされ、中国の人々と時に笑い、時に涙し、時に意見を戦わせながらも、それぞれまたとない交流を深められたことがうかがえ、私は非常に胸の熱くなる思いがしました。

このような貴重な体験は何ものにも代えがたい真の相互理解となり、これからの日中関係の発展を支える動力、プラスエネルギーになるに違いないと確信する次第です。そしてそのエピソードの数々が一冊の書籍となり、より多くの皆様と共有できることは、非常に画期的な出来事であると考えます。まさに日中平和友好条約四十周年を記念するにふさわしいプロジェクトであり、このプロジェクトにご参加いただいた全ての皆様に感謝の意を表したいと思います。

（中略）

日中間の交流はますます活発化していますが、訪日中国人客に比べ、訪中日本人客の伸びは近年ことに理想的とはいえないようです。そこで、この『忘れられない中国滞在エピソード』をぜひとも多くの方に読んでいただきたいと思います。それぞれが記録した驚くべき体験や新たな発見、心震わせる感動の物語をより多くの方に知っていただければ、中国との交流促進に必ずや役立つに違いありません。とくに次世代を担う若者たちに、国境を超えた真のふれあいを伝える本書を強く推薦いたします！そして本書の読書体験が、まだ訪中したことのない日本の皆さんの中国を訪れるきっかけとなることを期待しております。

日中両国の佳節に当たり、改めて『忘れられない中国滞在エピソード』のご出版をお祝いします。また、この場をお借りして、これまで日中関係発展のために尽力されてこられた全ての皆様に、心から感謝を申し上げます。

本書の刊行が、日本と中国の相互理解促進の一助になりますことを、またご関係の皆様が日中の平和と友好のためにいっそう活躍されますことを祈念して、私の推薦の言葉といたします。

二〇一八年十一月吉日

◆関連情報、第1352号日本僑報電子週刊の目次

１）第１回「忘れられない中国滞在」受賞作品集『心と心つないだ餃子』ついに刊行

http://duan.jp/item/265.html

２）第１回「忘れられない中国滞在」作品集『心と心つないだ餃子』掲載・受賞者一覧

http://duan.jp/item/265.html

３）第１回「忘れられない中国滞在」福田康夫元内閣総理大臣「推薦の言葉」（抜粋）

http://duan.jp/item/265.html

４）毎日新聞に全五段広告、関口知宏さん『ことづくりの国』新装版ほか最新刊を紹介

http://jp.duan.jp/ad/mainichi/2018.11.18.pdf