【文学展示&トーク】チェコを代表する作家カレル・チャペックの翻訳史に迫る。「変わらぬ原作、変わり続ける翻訳 ―日本とK・チャペックの文学」
日本でも「山椒魚戦争」「R.U.R.(ロボット)」「長い長いお医者さんの話」など、数多くの作品で知られるカレル・チャペック。今年は彼の没後80年にあたります。 3月7日から3月28日まで、展示「変わらぬ原作、変わり続ける翻訳 ―日本とK・チャペックの文学」が渋谷区広尾のチェコセンター東京にて開催されます。初日3月7日の19時からは、飯島周氏(日本チェコ協会)、阿部賢一氏(東京大学)、竹内涼子氏(平凡社)を迎えてのオープニング記念トークも予定されています(要申込)。いずれも入場無料。
展示「変わらぬ原作、変わり続ける翻訳 ―日本とK・チャペックの文学」
展示会期:2018年3月7日(水)~3月28日(水)
場所:チェコセンター東京(東京都渋谷区広尾2-16-14 チェコ共和国大使館内)
イベント詳細:http://tokyo.czechcentres.cz/program/more/vystava-knih-karla-capka/
カレル・チャペックが亡くなったのは、第二次世界大戦勃発の前夜、1938年の12月のことであり、2018年は没後80年にあたる。チャペックの作品は、作家自身の生前から欧米に遅れること数年で日本でも盛んに翻訳され、戦前から21世紀の今日にいたるまで数多くの読者に親しまれ、その人気は今もなお衰える気配がない。これは他国に類を見ない現象である。大正・昭和・平成に刊行されたチャペックの邦訳をみると、誰でもまずその数に驚かされるだろう。
本展示は、約1世紀にもおよぶ、日本におけるチャペックの翻訳史を回顧し、チャペックの文学を日本の読者に届けた翻訳者にも光を当てる。
年代順に並べられるチャペックの邦訳を追っていくと、どの時代にどのような翻訳が刊行されてきたのかを知るばかりではなく、チャペックの文学が日本でどのように認識されていたのか、時代にともなってその認識がどのように変わってきたのかということも読み取ることができる。
限られたスペースではあるが、むかし愛読した本との思いもよらない再会、知らない本との新しい出会いがきっとここで待ち受けているだろう。
展覧会概要
会期:2018年3月7日(水)~3月28日(水)
平日10:00~17:00
会場:チェコセンター東京展示室
〒150-0012 東京都渋谷区広尾2-16-14 チェコ共和国大使館内
03-3400-8129
入場無料
オープニング記念トーク
日時:2018年3月7日(水)19:00~20:30(18:30開場)
ゲスト:飯島周(日本チェコ協会)、阿部賢一(東京大学)、竹内涼子(平凡社)
※お申込みはcctokyo@czech.czまでお名前と人数をお知らせください。
本展に関してのお問合せ
チェコセンター東京
150-0012 渋谷区広尾2-16-14(チェコ共和国大使館内)
TEL 03-3400-8129
cctokyo@czech.cz
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企業情報
企業名 | チェコセンター東京 |
---|---|
代表者名 | 高嶺エヴァ |
業種 | 国・自治体・公共機関 |
コラム
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