インターンシップ参加学生、50%超え(昨年比+7.3pt)< 2016年卒ブンナビ学生早期スポット調査(2014年9月下旬実施)の調査結果を発表>
株式会社文化放送キャリアパートナーズ(本社:東京都港区、社長:竹村勝彦)は、2016年卒業予定の学生を対象とした「2016年卒ブンナビ学生早期スポット調査(2014年9月実施)」の調査結果を発表しました。
株式会社文化放送キャリアパートナーズ(本社:東京都港区、社長:竹村勝彦)は、2016年卒業予定の学生を対象とした「2016年卒ブンナビ学生早期スポット調査(2014年9月実施)」の調査結果を発表しました。本調査は来年3月より就職活動が開始する学生に対して、職業観、就職活動状況、学生生活などを調査しています。概要は以下の通りです。
【トピックス】
■インターンシップ参加学生、50%超え(昨年比+7.3pt)
来年の3月解禁となる就職活動のスケジュールは、学生自身の積極的な行動に繋がっているようだ。
今年の夏休み、インターンシップに参加しましたか?(択一)
・参加した 51.7% (昨年同時期 44.4%/昨年比 +7.3pt)
・参加しなかった 48.3%(昨年同時期 55.6%/昨年比 -7.3pt)
インターンシップに参加した学生が大幅に増加している。
インターンシップに参加した理由としては、以下の通り。
・「就職活動を始める前にインターンシップを経験することでさまざまな気付きが得られ、スキルアップに繋がるのではないかと考えたから」(早稲田大学・文系・女性)
・「来年度の就職活動は例年よりも遅くスタートするため、企業側もインターンシップなどを通した採用手段をとると思ったから。」(西南学院大学・文系・男性)
・「学内のガイダンスで今回就活の時期が変わるので参加を勧められたため」(東京女子大学・文系・女性)
この時期からアンケートに答えるという特性上、ある程度就職意識が高い学生の回答結果ではあるが、例年に比べ、来年3月からの就職活動を意識してインターンシップに参加する学生が多い結果となった。
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■業界・企業研究の意識も向上(昨年比+14.0pt)
このような意識変化が、就職活動準備を早めている。
すでに企業研究、業界研究をはじめていますか?(択一)
・はい 43.9% (昨年同時期 29.9%/昨年比 +14.0pt)
・いいえ 56.1% (昨年同時期 70.1%/昨年比 -14.0pt)
来年の3月より就職活動解禁まで時間があるため、学生の多くはインターンシップを「企業研究、業界研究」や「自己分析」を目的として参加しているようだ。参加日数も半日~1週間という短期インターンシップに集中しており、就職活動前の準備としてインターンシップが活用されていたことが考えられる。
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■3月エントリー開始に対しての学生の意見『守らなくても良い』が55.3%
来年3月エントリー開始・8月選考開始と新しい就職活動の時期に関して学生の意見は割れる結果となった。
「経団連」という経済団体が“指針”として2015年3月エントリー開始・8月選考開始という時期を謳っています。全ての企業が守るべきだと考えますか?(択一)
・守るべきだと思う 44.7%
・守らなくても良い 55.3%
『守るべきだと思う』を選んだ学生の意見としては、
・「予定よりも早い場合、対応が遅れる可能性があるから」(東京農業大学・理系・女性)
・「学生は学業が必要だなどと言っているにも関わらず、すべての企業が採用などの時期を統一してくれないと学業にも身を入れられないから」(芝浦工業大学・理系・男性)
・「一律に選考を開始した方が対策がしやすいため。」(神戸大学・文系・男性)
・「就活に専念する時間を短期集中にしたいから」(早稲田大学・理系・女性)
など、採用選考の流れの統一性や、企業の見落としなどを危惧する学生が多かった。
一方、『守らなくても良い』を選んだ学生の意見としては、
・「院生からすれば、研究の妨げになることは自明であるため。」(一橋大学大学院・文系・男性)
・「国試の勉強もあるのではやく就活を終わらせたい」(日本大学・理系・女性)
・「早めに決められるなら決めた方が就職の幅が広がるから」(中央大学・理系・男性)
・「逆に卒業論文の時期と重なる。」(一橋大学・文系・男性)
・「採用の期間が短くなるのは不安」(国際基督教大学・文系・女性)
など、自由度の高い就職活動を意識している学生や、研究・卒論・国家試験があるため、早めに就職活動を終えたいという意見があった。
就職活動の時期のばらつきは、学生に対して不安感や不信感も与えている。
経団連に加入していない企業が、時期に関係なく採用を行うことに対してどう感じますか?(択一)
・不安、不信に思う 22.0%
・少し不安 42.4%
・何とも思わない 35.7%
不安に感じている学生は、全体の64.4%だった。3月からの就職活動という例年よりも遅いスタートのため、勉強・試験・卒業論文との兼ね合いを考える意見や、早期で選考を実施する企業情報の取り逃がしを懸念する意見が多い。学生に対して、企業が採用選考の時期に関する告知をする場を広げる必要がありそうだ。
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■Webへのアクセスは年々PCよりスマートフォンが主流に
Webへのアクセスをどのようなツール、環境で行うかへの質問では、スマートフォンがPCの約2倍利用されていることがわかる。
あなたがWebにアクセスするのに、もっともよく利用するのは?(択一)
・PC(自宅から) 25.1% (昨年同時期 35.9%/昨年比 -10.8%)
・PC(学校から) 5.4% (昨年同時期 6.3%/昨年比 -0.8%)
・タブレット(iPad、Nexus7) 2.1% (昨年同時期 1.4%/昨年比 +0.7%)
・スマートフォン(iPhone) 47.0% (昨年同時期 27.3%/昨年比 +19.7%)
・スマートフォン(Android) 18.9% (昨年同時期 25.3%/昨年比 -6.5%)
・携帯(ドコモ) 0.3% (昨年同時期 1.0%/昨年比 -0.7%)
・携帯(au) 0.8% (昨年同時期 0.7%/昨年比 +0.1%)
・携帯(ソフトバンク) 0.0% (昨年同時期 0.0%/昨年比 0.0%)
タブレットの利用者が増加、そしてiPhoneを利用する学生も毎年大幅に増えてきている。
企業は採用ホームページなどのコンテンツを作る際、スマートフォンでも見られることを意識する必要がありそうだ。
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トピックスで触れた設問以外にも、全62問を学生に質問しています。
調査結果をご覧になりたい方は、弊社ホームページより資料請求ください。
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【トピックス】
■インターンシップ参加学生、50%超え(昨年比+7.3pt)
来年の3月解禁となる就職活動のスケジュールは、学生自身の積極的な行動に繋がっているようだ。
今年の夏休み、インターンシップに参加しましたか?(択一)
・参加した 51.7% (昨年同時期 44.4%/昨年比 +7.3pt)
・参加しなかった 48.3%(昨年同時期 55.6%/昨年比 -7.3pt)
インターンシップに参加した学生が大幅に増加している。
インターンシップに参加した理由としては、以下の通り。
・「就職活動を始める前にインターンシップを経験することでさまざまな気付きが得られ、スキルアップに繋がるのではないかと考えたから」(早稲田大学・文系・女性)
・「来年度の就職活動は例年よりも遅くスタートするため、企業側もインターンシップなどを通した採用手段をとると思ったから。」(西南学院大学・文系・男性)
・「学内のガイダンスで今回就活の時期が変わるので参加を勧められたため」(東京女子大学・文系・女性)
この時期からアンケートに答えるという特性上、ある程度就職意識が高い学生の回答結果ではあるが、例年に比べ、来年3月からの就職活動を意識してインターンシップに参加する学生が多い結果となった。
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■業界・企業研究の意識も向上(昨年比+14.0pt)
このような意識変化が、就職活動準備を早めている。
すでに企業研究、業界研究をはじめていますか?(択一)
・はい 43.9% (昨年同時期 29.9%/昨年比 +14.0pt)
・いいえ 56.1% (昨年同時期 70.1%/昨年比 -14.0pt)
来年の3月より就職活動解禁まで時間があるため、学生の多くはインターンシップを「企業研究、業界研究」や「自己分析」を目的として参加しているようだ。参加日数も半日~1週間という短期インターンシップに集中しており、就職活動前の準備としてインターンシップが活用されていたことが考えられる。
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■3月エントリー開始に対しての学生の意見『守らなくても良い』が55.3%
来年3月エントリー開始・8月選考開始と新しい就職活動の時期に関して学生の意見は割れる結果となった。
「経団連」という経済団体が“指針”として2015年3月エントリー開始・8月選考開始という時期を謳っています。全ての企業が守るべきだと考えますか?(択一)
・守るべきだと思う 44.7%
・守らなくても良い 55.3%
『守るべきだと思う』を選んだ学生の意見としては、
・「予定よりも早い場合、対応が遅れる可能性があるから」(東京農業大学・理系・女性)
・「学生は学業が必要だなどと言っているにも関わらず、すべての企業が採用などの時期を統一してくれないと学業にも身を入れられないから」(芝浦工業大学・理系・男性)
・「一律に選考を開始した方が対策がしやすいため。」(神戸大学・文系・男性)
・「就活に専念する時間を短期集中にしたいから」(早稲田大学・理系・女性)
など、採用選考の流れの統一性や、企業の見落としなどを危惧する学生が多かった。
一方、『守らなくても良い』を選んだ学生の意見としては、
・「院生からすれば、研究の妨げになることは自明であるため。」(一橋大学大学院・文系・男性)
・「国試の勉強もあるのではやく就活を終わらせたい」(日本大学・理系・女性)
・「早めに決められるなら決めた方が就職の幅が広がるから」(中央大学・理系・男性)
・「逆に卒業論文の時期と重なる。」(一橋大学・文系・男性)
・「採用の期間が短くなるのは不安」(国際基督教大学・文系・女性)
など、自由度の高い就職活動を意識している学生や、研究・卒論・国家試験があるため、早めに就職活動を終えたいという意見があった。
就職活動の時期のばらつきは、学生に対して不安感や不信感も与えている。
経団連に加入していない企業が、時期に関係なく採用を行うことに対してどう感じますか?(択一)
・不安、不信に思う 22.0%
・少し不安 42.4%
・何とも思わない 35.7%
不安に感じている学生は、全体の64.4%だった。3月からの就職活動という例年よりも遅いスタートのため、勉強・試験・卒業論文との兼ね合いを考える意見や、早期で選考を実施する企業情報の取り逃がしを懸念する意見が多い。学生に対して、企業が採用選考の時期に関する告知をする場を広げる必要がありそうだ。
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■Webへのアクセスは年々PCよりスマートフォンが主流に
Webへのアクセスをどのようなツール、環境で行うかへの質問では、スマートフォンがPCの約2倍利用されていることがわかる。
あなたがWebにアクセスするのに、もっともよく利用するのは?(択一)
・PC(自宅から) 25.1% (昨年同時期 35.9%/昨年比 -10.8%)
・PC(学校から) 5.4% (昨年同時期 6.3%/昨年比 -0.8%)
・タブレット(iPad、Nexus7) 2.1% (昨年同時期 1.4%/昨年比 +0.7%)
・スマートフォン(iPhone) 47.0% (昨年同時期 27.3%/昨年比 +19.7%)
・スマートフォン(Android) 18.9% (昨年同時期 25.3%/昨年比 -6.5%)
・携帯(ドコモ) 0.3% (昨年同時期 1.0%/昨年比 -0.7%)
・携帯(au) 0.8% (昨年同時期 0.7%/昨年比 +0.1%)
・携帯(ソフトバンク) 0.0% (昨年同時期 0.0%/昨年比 0.0%)
タブレットの利用者が増加、そしてiPhoneを利用する学生も毎年大幅に増えてきている。
企業は採用ホームページなどのコンテンツを作る際、スマートフォンでも見られることを意識する必要がありそうだ。
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トピックスで触れた設問以外にも、全62問を学生に質問しています。
調査結果をご覧になりたい方は、弊社ホームページより資料請求ください。
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企業情報
企業名 | 株式会社文化放送キャリアパートナーズ |
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代表者名 | 平田眞人 |
業種 | ビジネス・人事サービス |
コラム
株式会社文化放送キャリアパートナーズの
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株式会社文化放送キャリアパートナーズの
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