障がいのある子ども達も一緒に楽しめる「やさしい映画上映会」を2月に大阪2ヶ所、神戸1ヶ所で開催。上映作品は「劇場版ポケットモンスターココ」

大阪府大阪市阿倍野区の「あべのアポロシネマ」、大阪府四條畷市の「イオンシネマ四條畷」、神戸市中央区の「OSシネマズ神戸」の3ヶ所で開催。事前予約制。大人1人1,800円、障がい者手帳を持つ方は同伴者1名とともに1人1,000円です。光や音量に注意を払い、障がいがある方にも安心して映画館で映画を楽しんでいただける機会を提供いたします。

障がいがある子どもが自立でき、すべての人が一緒に楽しみ共存する「ユニファイド」な環境づくりを目指す一般社団法人わくわくキラキラ発見クラブ（事務局所在地：大阪府大阪市、代表：二枝順子）では、2021年2月に大阪2ヶ所、神戸1ヶ所で「やさしい映画上映会」を開催します。会場は「あべのアポロシネマ」（大阪府大阪市阿倍野区）、「イオンシネマ四條畷」（大阪府四條畷市）、「OSシネマズ神戸」（神戸市中央区）です。光や音量に注意を払い、視覚や聴覚に障がいがある方でも安心して映画が楽しめるバリアフリー上映会。上映後にはクイズ大会も実施します。

▼「一般社団法人わくわくキラキラ発見クラブ」公式サイトウェブサイト

https://wakukira.com

■障がいがある子どもがシアターに行くのは困難、DVD発売を待つという現実

障がいがある子どもは、“多動”や“声が出る”といった特性があり、通常のシアターで映画を見ることは簡単ではありません。好きな映画が上映されることを知っても上映シアターを訪れることは少なく、数か月後に発売されるDVDを待って、自宅のテレビで鑑賞するケースがほとんどです。

こうした状況を踏まえ、「環境を変えれば、だれもが一緒に映画を楽しめるのではないか」という思いからスタートさせたのが「やさしい映画上映会」です。障がいがある方もない方も一緒に映画を楽しめる機会を作ります。

映画館を貸し切りにし、光や音に敏感な方のために、館内は真っ暗にせず照明は通常の50パーセント程度に、音量は通常の70パーセント程度に設定。

音声をスマートフォンなど携帯端末のマイクで拾えるUDCast（ユーディーキャスト：セカンドスクリーンの専用アプリを利用した言語バリアフリー化サービス）対応とし、視覚や聴覚に障がいがある方でも、安心して映画を楽しめるよう配慮。

また、日本語アニメーションであっても字幕付きで上映します。（上映会場によって異なる場合があります）

今回は、2020年12月25日（金）公開予定の「劇場版ポケットモンスターココ」を上映します。入場料は、大人1,800円、障がい者手帳をお持ちの方は本人と同伴者1人が各1,000円。特別価格で参加しやすくなっています。また映画を鑑賞した後は、お楽しみ会も行います。

参加を希望する方はGoogleフォームから事前予約が必要です。申し込み締切は開催日の1週間前までです。

▼「やさしい映画上映会」参加申込みフォーム（Googleフォーム）：https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfQgcUF2QfxTL0KKJV7O50_niUnQ2_WcKT4zTxKbhxPWKEb8g/viewform?usp=sf_link

■障がい者やその家族の方々が安心して映画を鑑賞できるよう、そして“みんな一緒に”映画を楽しめるよう「やさしい映画上映会」をスタート

わくわくキラキラ発見クラブの代表、二枝順子は障がい児の母親です。障がいを持つ子どもに他の人たちと一緒に映画を楽しんでほしいという思いから、「やさしい映画上映会」を始めました。2019年4月には兵庫県神戸市で第1回目となる上映会を開催し、同年9月には大阪府堺市で第2回目を開催しました。障がいのある方々の個々の特性が理解されて見守られる環境で、安心して映画を楽しむことができる機会だったため、大きな反響がありました。