Zerto、継続的なデータ保護の水準を引き上げるZerto 7.5の提供を開始

VMware、Hewlett Packard Enterprise、Microsoft Azureとの連携を深め、セキュリティとクラウド機能の高度化を実現

2019年10月2日(水)- ITレジリエンス(回復力)の業界リーダーであるZerto Ltd(本社:米国マサチューセッツ州ボストン、CEO:Ziv Kedem)の日本支社であるZerto Japan(本社:東京都港区、以下Zerto)は本日、Zerto 7.5の提供開始を発表しました。Zerto 7.5ではパートナー製品との連携を深め、セキュリティとクラウドの新機能および高度なアナリティクスを備えており、顧客のクラウドへの移行とセキュリティリスクの軽減に貢献します。新機能にはAzure Managed Disks、スケールセット、Azure VMware Solution(AVS)に対するサポートを含むMicrosoft Azureに関する拡張機能、HPE StoreOnce Catalystとの連携機能、VMware vSphere APIs for I/O Filtering(VAIO)のサポート、そしてディザスタリカバリと長期間のデータ保持に関するレポーティング、プランニング、カスタマイゼーションに役立つ高度なアナリティクス機能などが含まれています。

 

パートナー製品との連携を強化

 

Microsoft Azureでクラウドアジリティを実現

 

Zerto 7.5では、顧客のクラウドへの移行を支援するためにMicrosoft Azureとの連携を深めており、以下のような既存の機能拡張と新機能を提供します:

 

Azure Managed Disksのサポート: クラウドに、またはクラウドからAzure Managed Disksをフェイルバックします(プレミアムSSD、スタンダードSSD、スタンダードHDD)
Azure VM Scale Setsとの連携を深め、継続中のレプリケーションとリカバリワークフローをサポートします
Azureリージョンを横断してAzureのワークロードモビリティとテスト機能を提供します

Azure Active Directory Managed Service Identity(MSI)のサポート:ZertoとMicrosoft AzureユーザーはAzureサービスに対して認証することが可能となり、Microsoft Managed Service Identity(MSI)を通じてID情報を安全に保護することができます
CloudSimpleによるAzure VMware Solution(AVS)との連携:ZertoユーザーはAzure VMware Solution(AVS)により、オンプレミスのVMware環境からAzureへ、またはAzureからVM環境へ、または双方間、Azure間において、ネイティブでディザスタリカバリとモビリティ要件を移行することが可能となり、Azureのスケールとシンプル性のメリットを享受することができます

 

CloudSimpleのプロダクトマネジメント担当バイスプレジデントであるManoj Sharma氏は、以下のようにコメントしています。「Zertoは明らかにディザスタリカバリソフトウェアのリーダーであり、VMwareの顧客に大変貢献しています。クラウドでミッションクリティカルなアプリケーションを扱い、ハイパフォーマンスかつ高速のディザスタリカバリソリューションを模索している企業にとっては最適な製品だと言えます。CloudSimpleが提供するAzure VMware Solutionは、Zertoのようなソリューションとの完全な互換性を念頭に置いて構築されており、私たちのプラットフォームでZertoを運用できることを大変喜ばしく思っています。」

 

「CloudSimpleのAzure VMware Solutionは、Azure パブリッククラウドに対してVMwareに親密性とシンプル性をもたらしてくれます。VMwareを利用する全てのIT担当者は、Azureの最小限の知識ですぐにでもメリットを実感することができます。またZertoにより、VMwareのお客様はAVS、Azure Native、そしてオンプレミスのVMwareプライベートクラウド間でディザスタリカバリとマイグレーションをシンプルに行うことが可能になります」(Peter Kerr、グローバルアライアンス担当バイスプレジデント、Zerto)。

 

HPE StoreOnce Catalystとの連携

Zerto 7.5はHPE StoreOnce Catalystとの完全連携しており、ソースサイドの重複排除によりストレージおよびネットワークリソースのさらなる有効活用を促しています。これにより、HPE StoreOnceをリポジトリの長期間保持に利用し、ディザスタリカバリとバックアップを集約したいと考えているユーザーにとって効率性と柔軟性をもたらします。

 

HPE Storageのコラボレーティブプラットフォームデベロップメント担当バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャのChris Powers氏は、次のように述べています。「私たちは、Zertoとの継続したパートナーシップにおいて各ステージで収めた成功を大変喜ばしく思っています。提携開始以来、私たちはZerto IT Resilience PlatformとHPEテクノロジーの組合せが、最も重大な局面でインシデント発生直後から数年前にまで遡ってデータを保護できることを実証してきました。今回発表したZerto 7.5の各機能およびHPE StoreOnce Catalystとの完全連携により、ハイブリッドかつインテリジェントで継続性を備えたデータの長期的保持および保護が可能になります。プラットフォームのアップデートは、HPEとZertoのハイブリッドデータにおける共有ビジョンの最新の事例であると言えます。」

 

VMware VAIOプログラムメンバー

Zertoは最近VMwareとのパートナーシップの拡大を発表し、vSphere APIs for I/O Filtering(VAIO)プログラムへの参加を決めており、高度にセキュアな環境になくてはならない新機能を実現しています。

 

セキュリティの高度化

ほとんどの組織ではセキュリティを最重要事項として捉えており、Zerto 7.5は以下のようにVMwareおよびパブリッククラウドの実装に対応したセキュリティの高度化を図っています。

セキュアなブートおよびSPBMをサポート:ZertoはvSphere APIs for I/O Filtering(VAIO)プログラムに参加したことにより、セキュアなブートおよびSPBM(ストレージポリシーベース管理)、並びに高度にセキュアな環境を実現するデータプロテクションを実現しています

Azure Active Directory Managed Service Identity(MSI)をサポート
AWS Identity and Access Management(IAM)をサポート

 

予測、レポーティング、カスタマイゼーション向けの高度なアナリティクス

Zerto 7.5に新たなITレジリエンスツールであるZerto Analytics Resource Plannerの新機能が追加されました。リアルタイムおよびヒストリカルインサイト並びにアプリケーションやデータの保護ステータスの分析機能を提供します。また、以下のように新たなビュー、コントロール、フィルタ、アップデートがZerto Analyticsに追加されています。

ストレージキャパシティ向けのジャーナルサイジング:これはResource Plannerの新機能であり、ユーザーがストレージキャパシティ要件を迅速に把握し、データ保護の時間におけるトレードオフを行うことが可能になります
スループットグラフ:Resource Plannerでは、選択したVMグループにおける一定期間のスループットを把握し、I/Oの傾向を特定してリカバリサイトを適正にサイジングできるようになりました
クラウドサービスプロバイダ(CSP)向けのストレージおよびネットワーク利用のコントロール:CSPや企業は、ストレージやネットワーク利用をユーザーごとに監視できるようになりました。またプロバイダは、ストレージの総消費量とネットワーク利用をサイト間で、あるいは単一のサイトの総アウトバウンド量として把握することができます。

 

【Zertoについて】

Zertoは、最新のITおよびクラウドの導入におけるリスクと複雑性を排除することにより、顧客のITトランスフォーメーションの加速を支援しています。複数のレガシーソリューションを一元的なITレジリエンスプラットフォームに置き換えることで、ディザスタリカバリ、データ保護、そしてクラウドの管理方法を変革します。Zertoのエンタープライズ規模のソフトウェアプラットフォームで継続的な可用性を提供することにより、「止まらない」カスタマーエクスペリエンスを実現し、ワークロードモビリティをシンプル化することで、ハイブリッドおよびマルチクラウド間におけるアプリケーションの保護、リカバリ、そして自由な移行を可能にします。Zertoは世界中で7,000社以上に採用されており、1,100社超のパートナーと協業し、350社のクラウドサービスプロバイダにレジリエンスソリューションを提供しています。

詳細はwww.zerto.com/jp をご覧下さい。

 

【本プレスリリースに関するお問合せ】

Zerto Japan(ゼルトジャパン)

〒105-0022

東京都港区海岸1-2-3

汐留芝離宮ビルディング21F

Tel: 03-5403-5937

www.zerto.com/jp

salesjapan@zerto.com



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企業名 株式会社エム・アンド・エル
代表者名 高橋 進
業種 その他サービス

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