グリーンリバーホールディングスは岩手県八幡平市、MOVIMASと提携する耕作放棄ビニールハウス再生事業において、WSN-IoT AWARD2018特別賞を受賞

独自の縦型水耕栽培を推進する農業ベンチャーを手掛けるグリーンリバーホールディングス株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役:長瀬勝義)、耕作放棄されたビニールハウスを再生する岩手県八幡平市(市長:田村正彦)、クラウドIoT制御システムの開発を行う株式会社MOVIMAS(本社:東京都新宿区、代表取締役:兒玉則浩)とは新規就農者を育成する「スマートファーム」プロジェクトの基本合意書を締結しており、この度YRP研究開発推進協会(YRP協会) WSN協議会*のWSN-IoT AWARD 2018 特別賞を受賞致しましたのでお知らせします。

【受賞事例の概要】

岩手県の八幡平市では、30年以上前から地熱発電所から供給される熱水を暖房に利用したビニールハウス(以下「熱水ハウス」)での農業が行われてきたが、高齢化による就農者離れや施設の老朽化等の問題があり、現在は未活用になっている施設が多いことから、未活用の熱水ハウスで縦型水耕栽培農法を用い労働の軽減によるビニールハウスの高収益化を図るとともに、クラウドでビニールハウス内の環境制御を行う栽培管理システムを導入し、農業ノウハウを共有・蓄積する事で新規就農者のスタートアップを支援することを目指しています。

グリーンリバーホールディングスはMOVIMASと八幡平市でIoT活用による地熱を活用した熱水ハウス再生事業連携及び農業振興への寄与を目的として、平成29年8月7日に包括連携協定の締結を行い、新規就農者向け次世代型の縦型水耕栽培IoT自動化システム開発ならびに熱水ハウスの再生のため、新たな農業ビジネスモデルとして耕作放棄されたビニールハウスを再生し新規就農者を育成する「スマートファームプロジェクト」を平成29年9月7日より推進しております。

【岩手県八幡平ファームの様子】

【YRP協会 WSN協議会の概要】

1. 目的

YRPの研究成果であるワイヤレススマートユーティリティネットワーク(WSN)技術及びその実用のための関連技術について、普及・利用及びその技術を活用した事業開発を促進することでICT産業の強化と国際的な研究開発連携、ソーシャルICTの推進に貢献することを目的とする。

 

2. 活動

1.本協議会は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)と連携し、その協力を得て、WSN技術とセンサーネットワーク技術、ビッグデータ利活用技術などの利用及び事業化の課題解決のための検討、国際的な展開のための戦略検討、YRPにおける事業の拠点化の検討を行い、それに基づく事業展開の支援活動を行う。

 

2.上記活動において、会員企業の事業展開の支援についてWSN技術に精通する会員企業の協力を得て、サポート機能の整備を図る。

活動に当たっては、NICTが整備したワイヤレスユーティリティネットワーク施設の活用を図る。

 

【WSN-IoT AWARD 2018とは】

WSN協議会が全国から応募された優れたIoT技術の活用事例、取組みを初めて表彰

目 的:LPWAなどのIoT技術を活用したIoTシステムの発展や活用の拡大等を促進

内 容:関連の製品・部品・ソフトウェア・システム、それらの先進的な活用や研究開発、人材育成

の取組みなどを広く募集の上、特に優れた事例を「WSN-IoTAWARD 2018」として表彰

 

【推薦機関(WSN協議会会員)】:総務省東北総合通信局

IoTを利活用した地域の課題の解決に取り組んでいる先進的な事例展開について地域課題の解決を図るべく、東北地域IoT実装「東北事例集」の作成に共同で取り組み、2017年12月に岩手県・八幡平市に連携頂き、「スマートファームプロジェクト」の取材対応と葉物野菜の栽培実証実験に関する事業化に至る経緯を総務省東北総合通信局が中心となり、岩手県・八幡平市の事例を取り纏めました。

【基本合意書の内容】

(1)八幡平市はグリーンリバーホールディングスに栽培実証実験のための熱水ハウスを提供し、稼働50年を超える松川地熱発電所から供給される熱水を活用した豪雪地帯での周年農業の実現化をサポートします。

(2)グリーンリバーホールディングスはビニールハウスを再生し独自の縦型水耕栽培装置を開発・設置し、自ら栽培事業を行い農作物販売までサポートします。

(3)MOVIMASはIoTと水耕栽培を活用したスマートアグリシステムの開発を行いクラウド管理して、農業ノウハウを共有・蓄積することで周年栽培を実現化し新規就農者をサポートします。

 

【事例の成果】

2017年10月24日に八幡平市役所でIoT技術、地熱利用、休眠ハウス再活用で水耕栽培を

2棟の熱水ハウスで本格始動したとして、スマートファームプロジェクトで栽培したバジル出荷式を実施しました。

2018年1月17日に八幡平市が推進する平成29年度地熱理解促進事業の経済産業省東北

経済産業局の中間検査で耕作放棄ハウス整備と地権者貸借による熱水ハウス5棟の再生状況と事業進捗(トライアル及びモデルファーム)を事業構想モデル含めて理解頂き、5棟の熱水ハウスはIoT化を進め、企業参入者としてMOVIMASがスマートファーム所有から水耕栽培装置活用によるバジル栽培、地元雇用で新規就農者受入れを行い、2018年5月7日からは農業と福祉の事業創造で地元企業であるオークフィールド八幡平(サービス付き高齢者向け住宅)と連携を開始し、入居者のアクティブシニア雇用でIoT活用による次世代型の農業と福祉による地域雇用創出と地方創生を推進します。

●関連情報

【本件に関する詳細ページ】

◆グリーンリバーホールディングス

http://www.greenriver-hd.co.jp/

◆MOVIMAS

https://movimas.jp/movimas_hachimantai_greenriver_20180524/

◆八幡平市役所

http://www.city.hachimantai.lg.jp/

◆YRP研究開発推進協会 WSN協議会

http://www.yrp.co.jp/yrprdc/wsn/files/WSN-IoT-AWARD2018-r.html

 

 

 



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企業情報

企業名 グリーンリバーホールディングス株式会社
代表者名 長瀬 勝義
業種 その他製造業

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