ABCライツビジネス、朝日新聞社、オトバンクの三社共同で浅田次郎作品をオーディオブック化〜ABCアナウンサー起用し『椿山課長の七日間』初の音声化〜

株式会社オトバンク(東京都文京区、代表取締役社長:久保田裕也)は、朝日放送グループの株式会社ABCライツビジネス(東京都中央区、代表取締役社長:幡谷和久)、株式会社朝日新聞社(東京都中央区、代表取締役社長:渡辺雅隆)の三社で、浅田次郎氏の人気小説『椿山課長の七日間』(朝日新聞出版刊)を共同でオーディオブック化いたします。共同での音声化にあたり、ABCラジオのアナウンサーが初めてオーディオブック収録に挑戦しており、音声ドラマ形式で作品をお楽しみいただけます。販売は、オーディオブック配信サービス「FeBe」にて7月14日より開始します。

『椿山課長の七日間』は、朝日新聞にて2001~2002年に連載され、同年9月に書籍化された浅田次郎さんの人気小説です。過労死により亡くなった主人公が、美女として甦り初七日までの三日間を現世で過ごす、涙あり笑いありの感動的なファンタジー作品である本作。舞台化や、映画化、テレビドラマ化、韓国でのテレビドラマ化などこれまで多数のメディアミックスが行われてきましたが、オーディオブック化は今回が初の取り組みです。

 

ABCラジオのアナウンサー8名(三代澤康司、伊藤史隆、中邨雄二、橋詰優子、岩本計介、横山太一、塚本麻里衣、斎藤真美)が初のオーディオブック収録に挑戦している他、声優・大川透さん、折井あゆみさん、高田憂希さん、秦佐和子さんも起用し、複数キャストによる豪華音声ドラマでお楽しみいただけます。

 

「+Radio」をキーワードに生活のあらゆるシーンでラジオを楽しめる取り組みを広げている朝日放送グループ、音声ニュースアプリ「アルキキ」も展開しユニバーサルな情報提供方法にも力を入れている朝日新聞社、日本最大のオーディオブック配信サービスを運営するオトバンクの三社共同での取り組みは今回が初となりますが、新聞、書籍、ラジオ、インターネットの垣根を超えた新しいコンテンツ制作を今後も継続的に進めてまいります。

 

特設ページ:http://febe.jp/tsubakiyama

■作品情報

作品名:椿山課長の七日間

著者:浅田次郎

出版社:朝日新聞出版

価格:1,620円(税込)

作品時間:約12時間半程度

配信開始日:7月14日

配信ぺージ:http://febe.jp/tsubakiyama

出演:大川透(椿山和昭役)、折井あゆみ(和山椿役)、高田憂希、秦佐和子、伊藤史隆、岩本計介、斎藤真美、

橋詰優子、塚本麻里衣、中邨雄二、三代澤康司、横山太一ほか

あらすじ:椿山和昭は働き盛りの46歳。過労で倒れ、現世と来世の中間にある中陰の世界で目が覚める。やり残した仕事、愛する家族を思うと、どうしても自分の死を受け容れられず、現世に戻ることを願い出る。許されたのは初七日までの三日間。中陰でかけられた「邪淫の罪」の疑いも晴らすため、美女の肉体を借り現世に戻るが――。死後の世界を涙と笑いで描いた感動的なファンタジー。

 

<出演者からのコメント>

◯大川透(椿山和昭役)

大好きな浅田次郎作品のオーディオドラマに出演できて、本当に嬉しく思います。しかも主人公ですよ!!といいつつ、出番はほとんど頭と終わりだけですが・・・(笑)。この作品は、新聞連載の時になんとなく目にしていて、その後単行本になった時にしっかり読みました。そして今回、収録前に再び読みました。案の定泣きました。浅田作品って、絶対泣いちゃうんですよね。そしてもう一点。氏の文章はとても読みやすく、するするっと入ってきます。それは同時に、その文章を口に出すときにも全くストレスなく発声できるということ。氏の別の作品を朗読劇の形で演じたことがありますが、その時にも感じたことです。役者にとっても素敵なそんな作品を、あらためてオーディオドラマとして立ち上げました。皆さんに聴いて頂いて、浅田作品としての素晴らしさをそのまま感じ取ってもらえたら幸いです。

 

◯折井あゆみ(和山椿役)

「椿山課長の七日間」は映画やドラマ化もされ、長年に渡り多くの方々に愛されている作品なので、オーディオブックのお話を頂いた際には大変光栄に思いました。私は椿山課長が現世に戻ってきた時の姿、スタイリストの和山椿役を演じさせて頂きました。見た目は女性ですが、中身は老舗百貨店の課長であり、父であり、夫でもありと、なかなか難しい役どころでした。女性の姿で現世に戻ってきた事で事態は思いもよらぬ方向へと進んでいきます。コメディ要素も多かったので、お芝居も色んなアプローチを試し、これはちょっとやり過ぎかな?という部分を調整したりと、考え、楽しみながら収録させて頂きました。主人公は父や息子の愛、同僚の気持ちなど、自分と関わる多くの人間の深い想いと向き合う事になっていくのですが、やはり「父親」という存在は偉大だなと、この役を通し、感じました。オーディオブックの魅力は、移動時間、就寝前など、日常に取り入れやすい点だと思います。皆様の一日にぽっと暖かい気持ちが灯る、そんなお手伝いができたら。どうぞ、お楽しみ下さい。

 

◯三代澤康司アナウンサー

私の役どころは脇役のあの世の係員ですが、椿山課長になったつもりで原作を読んだ。なんとも切ないけれど実に面白い話だった。その上であの世のお役所仕事をイメージして係員を演じてみた。声だけで、無愛想だったり重い腰を上げたりする心の変化をつけるのが難しかった。毎週ラジオでコントを演じているが、もっと演技を磨かないといけないと思った。聴いてもらって、椿山課長にシンパシーを感じてくれたら、脇役として本望です。

 

◯橋詰優子アナウンサー

私が演じさせて頂いたのは、現世とあの世を繋ぐサービスセンターのオペレーター。バリバリのキャリアウーマンで、右往左往する利用者達を時に叱咤し罵倒するという、非常にクセの強い面白い役を頂きました。難しかったのは笑い声。「けたたましく」笑ったり「嘲るように」笑ったり‥。収録後は汗だくフラフラになりましたが、大好きな浅田次郎先生の世界観にどっぷりと浸かったひと時、最高に幸せでした!

作品を多くの方に楽しんで頂ければ幸いです。

◯岩本計介アナウンサー

アナウンサー歴17年。入社以来ずっと苦手にしていること。それは『原稿読み』です。とにかく自信がない。

国語の授業での本読みが何より苦痛だった小学校時代から全く変わっていません。そんな私にあてられた役が、上から目線が鼻につく教官。不安ばかりの収録スタートでしたが…いやー!楽しかった!!日常生活でためこんだストレスを役に詰めこんで気分爽快(笑)なんだかクセになりそうです。。。

 

■ FeBe ( http://www.febe.jp/ ) 株式会社オトバンクが運営する、日本最大のオーディオブック配信サービス。2007年よりオーディオブックの配信を開始、現在約 20,000 本のコンテンツを配信し、オーディオブックのパイオニアとしてプラットフォームを提供しています。



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企業名 株式会社オトバンク
代表者名 久保田裕也 上田渉
業種 新聞・出版・放送

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