全国でも珍しい女性熱気球チームの熱気球を運ぶ車が欲しい!

北海道の上士幌町より 熱気球のふるさとからガールズチームが誕生しました。全国でも珍しい、道内では唯一の女性熱気球クラブです。熱気球のクラブ活動を通じて、より多くの皆様に「熱気球」や「上士幌」を知ってもらうきっかけになればと思っております。

○クラウドファンディングページ〇 https://camp-fire.jp/projects/view/26426

 

■クラウドファンディング概要

▼はじめにご挨拶

みなさまごきげんよう、はじめまして。「上士幌ガールズバルーンクラブ」です。

北海道の上士幌町より 熱気球のふるさとからガールズチームが誕生しました。全国でも珍しい、道内では唯一の女性熱気球クラブです。

 

▼このプロジェクトで実現したいこと

色んな人の思いがつまった熱気球のクラブ活動を通じて、より多くの皆様に「熱気球」や「上士幌」を知ってもらうきっかけになればと思っております。

 

▼プロジェクトをやろうと思った理由

 

ガールズチーム結成の経緯から簡単に紹介させていただきます。

 

2013年頃に当時の上司であり同じく上士幌出身、上士幌町内では有名人でありました関克身(享年50歳)さんに「ガールズチームを作ってみないか」と言われた事がすべての始まりであり、きっかけでした。

今でこそ熱気球の競技大会は佐賀県が盛り上がりを見せているものの、競技飛行が行われた大会では上士幌が一番長い歴史がございます。

幼い記憶ながらも昔に比べると、やはり地元で開催される熱気球大会は年々縮小し、熱気球1機はおよそ高級車1台分といわれるだけあり、バブルなどの影響によって、企業スポンサーの減少、そしてチーム数、競技人口の減少が続いているのが現状でございます。

当時10チーム近くあった地元のクラブチームも今では半数近くとなり、それに伴って高齢化も進んでおります。

私も関さんの思いに通じる部分はもちろんございました。

小さい頃に連れられて行ったバルーンフェスティバルの写真を見たとき、それだけではなく、町のお祭りや商店街、イベントの賑わいも思い出しました。

チーム結成の話やクラブ活動、パイロットの話などをしてくれたのは関さんでした。

先人の方たちが大変苦労して作り上げてきた歴史がなくなるのは寂しい、なくしたくない。

はじめは私なんかが・・・と思って聞いておりましたが、そのうちだんだんと話を聞いているうちに「私にでもできることがあれば・・・」そう思うようになりました。

関さんは誰よりもこれからの熱気球と上士幌を気にかけていました。

面倒見が良く、兄貴肌、体育会系、いたずらと甘いものが大好きな子供らしい一面もある反面、仕事の事となると誰に対しても真剣に耳を傾けてくれました。

公務員らしくない関さんも尊敬しておりましたが、公務員としての在り方を教えてくれて、多くの事を見せてくれたのも関さんのように思います。

そんな関さんは本当に町では有名人でした。

諸先輩方には「克身」「克身くん」と可愛がられ、一回りも二回り近い後輩たちにも「関さん、ちっす!!」と慕われる、器の大きな人でした。

その懐の深さとほとんどデスク、庁舎にいない、おまけに携帯も携帯せずに外勤し、椅子に座っていられないフットワークの軽さで、上士幌が全国に知れ渡るきっかけとなった「ふるさと納税」の立役者でもございました。

本当に日々、多忙を極めていたかと思います。

夏と冬に開催される熱気球の大会では、必ずマイクを握り来場していただいているお客様に熱気球の説明や競技の解説、現在の天候などマイクパフォーマンスをしてくれました。

 

「彩ちゃん、俺にマイクで何かふって。説明するからさ!」

 

お仕事にもちろん台本などなく、無茶ぶりは当たり前、いつでも試される現場力、でも関さんの采配は絶妙で、一緒にお仕事させてもらえることが本当に楽しく光栄でした。

土曜日の夜に行われるバルーングローの司会も名物であったと思います。

年々減っていく参加チーム数も、きっとそこから眺めていたように思います。

長年、町としても熱気球の人材育成が課題ではありましたが、いざ具体的に町の事業として動き始めた矢先でございました。

 

冬の熱気球大会中で空を眺めていたはずなのに、その日の上士幌の空の色は覚えておりません。

2016年2月2日、ご家族の献身的な看病もむなしく、入院先の病院にて、ご家族に見守られながら、空よりもずっとずっと高いところへ旅立っていきました。

享年50歳。春から大学生になる娘さんと、小学生の息子さんのお子さん二人を残して。

一地方公務員としては考えられないほど、地方新聞に大きくカラーで掲載されたことを良く覚えています。

上士幌の宝を失った日でございました。

パイロットになる決意をし、そのためのトレーニングを控え、具体的に動き出した矢先に

関さんという大きな道標と心の支えを失い、いつまで経っても悲しみから抜け出せず

誰にも相談できず、知れば知るほど与えられた課題の大きさに気づき、孤独に悩み、

何度も何度もあきらめかけ、挫折をしかけ、頭を抱えた日々もありました。

「彩ちゃん、ガールズチーム作らないか」って、あんなに簡単そうに言っていたじゃないですか。そうではないからだったんですよね。

 

返ってくることのない返事とわかっていながらも、「どうすれば良いんですか?」と、質問し続けました。

 

そんな不安と孤独で押しつぶされそうな時に、関さんのご家族からお守りと温かい励ましの言葉を頂きました。

いただいた袋を開けると、出てきたのはパイロットにはかかせない必需品である、関さんの「ロックライター」と奥さまからの「お手紙」でした。

それらに何度も何度も救われて、何度も何度も励まされ

信頼できるメンバーとの出会いの風が吹き、

関さんが空よりも高い所に旅立ってからちょうど1年後の2017年2月2日、チーム結成の報告をさせて頂きました。

その日は私たちはもちろん、上士幌中がまだまだずっと悔しくて悲しい日です。

それでも、その日はせめて関さんだけでも笑ってくれれば良いと思ったからです。

熱気球なんて、寒いし痛いし重いし怖いしうまく飛べなくて悔しいし。

私がこんな思いしているのは全部関さんのせい。

それ以上に今の私があるのは関さんのおかげ。

クラブチームのメンバーも恵まれて、頼もしいメンバーが少しずつですが集まってくれています。

職種も年齢も全員バラバラなんです。でも、きっとこれで良いのだと思っています。

「彩ちゃん、役場だけじゃだめなんだよ。」

ねえ関さん、関さんのガールズ構想スキーム、何とか無事にtake offできましたよ。

私たちのクラブチームにはまだまだ知識も経験も足りておりません。でも、ここは40年以上歴史のある上士幌。経験と知識豊富な大先輩方がたくさんいらっしゃいます。そして、そのことを理解してくださり、上士幌の熱気球と空を支えてくれている農家さんもたくさんいらっしゃいます。こんなにも恵まれている環境でなければ実現できないことばかりです。

上士幌で本当に良かった。

だから、良い風が吹きますように。この町に私たちに良い風をくださいね。

いつか聞きたいこと、「ねえ関さん、これで良いんでしょう?」と。

お守りをいただいた時に

「関さんの思いと一緒に、関さんの分までフライトをすること」を関さんのご家族と約束いたしました。

今後もそうできるよう努めてまいりたいと思っております。

そのためには熱気球はもちろんのこと、熱気球や機材、クルーを運搬するための車輛が必要でございます。

熱気球や機材を積み込むためにはある程度のスペースが必要なため、ハイエースなどといった大きめの車輛がよく使用されております。

 

▼これまでの活動

・地元小学校(母校)での卒業記念係留 パイロットになったらやりたいことの一つでございました。

・認定こども保育園での卒園記念係留

・ローカルテレビ、各新聞社(北海道新聞、十勝毎日新聞)報道関係取材対応(共同通信社)、第35回上士幌ウィンターバルーンミーティング(オフィシャル機)

十勝毎日新聞社:http://www.tokachi.co.jp/news/201702/20170219-0025935.php

▼資金の使い道

熱気球や機材を運搬する車輛を購入する費用に充てさせていただきます。

▼リターンについて

今回支援してくれる皆様のために、思い付く限りのリターンをご用意したいと思います。

・お礼状

・サンクスメール

・ガールズサポーターナンバー入り会員証

・ガールズオリジナルグッズ 缶バッジ

・ガールズオリジナルグッズ ピンバッジ

・ガールズオリジナルグッズ Tシャツ

・熱気球係留体験搭乗招待券 *場所期間限定

*今はこれくらいしか思いつきませんが、今後できる限り増やしていきたいと思っております。

▼最後に

私どもの熱気球はガールズの熱気球とひとめ見てわかるような、鮮やかなショッキングピンクをベースカラーに、そしてワンポイントにリボンがついております。

そのリボンには「結び」の意味がございます。

地域と人、人と人との「結び」、そしてこの地域でも農家さんの繁忙期にはよく見られる、お互いを助け合う「手間返し」という「結」が見られます。

私たちがこのように活動できるのも、日々熱気球活動を支えていただいている方々、そして何よりも地域の方々のご理解と心強いサポートがあるからこそ。

これからもそんな「結び=ご縁」を大切にいたしたく、熱気球にそのような思いを込めてのデザインとなっております。

お守りをいただいた時に「関さんの思いと一緒に、関さんの分までフライトをすること」を関さんのご家族と約束いたしました。

今後もそうできるよう努めてまいりたいと思っております。

まだまだ新米パイロット、新米クルーのクラブチームではございますが女性らしさを生かしたクラブ活動、そして関さんや先の方たちがそうしてきたように「上士幌」や「熱気球」を知る一つのきっかけ作りをすることができればと思っております。そのためには車輛の購入は必要不可欠でございます。

皆様のご声援やご支援が励みとなっております。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

■クラウドファンディング参加方法

クラウドファンディングサイト CAMPFIRE https://camp-fire.jp/

「上士幌ガールズバルーンクラブ」で検索してください。

 

■クラウドファンディング達成後の流れ

車輛を購入し、まずは「第44回北海道バルーンフェスティバル」にエントリーいたします。

大会の会場内で上士幌ガールズバルーンクラブブースを設け、ガールズグッズの販売やクラブ活動、熱気球、上士幌のPRを行います。

クラブメンバーには保健師が在籍している事も相成っており、女性らしさを生かしたクラブ活動の一環として、物販で得た収益の一部をピンクリボン運動(認定NPO法人 乳房健康研究会)に寄付いたします。

また、競技飛行参加だけではなく、地域のイベントなどにも積極的に参加し、車輛を活用いたします。

 

■本件に関するお問い合わせ先

上士幌ガールズバルーンクラブ

代表 早 坂  彩

TEL:090-7641-1921

Email:[A2] kgirls.bc@gmail.com



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企業情報

企業名 上士幌ガールズバルーンクラブ
代表者名 早坂 彩
業種 その他サービス

コラム

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