ＴＯＳテレビ大分、大分ケーブルテレコム（Ｊ：ＣＯＭ）との連携をスタート

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　株式会社テレビ大分（ＴＯＳ、本社：大分県大分市、代表取締役社長：藤澤民雄）と、大分ケーブルテレコム株式会社（本社：大分県大分市、代表取締役社長：中谷博之）は、このたび大規模災害発生時に県民の安心・安全に寄与する相互協力をはじめ、番組交流・共同制作・イベント共催など数多くの分野において、連携する事で合意いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。

１．本件の概要

　ＴＯＳテレビ大分は、１９７０年に大分県で２番目に開局した民間地上波テレビ放送局で、現在、日本テレビ・フジテレビの両系列に属するクロスネットの放送局です。地上デジタル放送チャンネル番号は４。６８の中継局で県内約４９万世帯のほぼ１００％をカバーしています。２０１４年春からは、エリア初の月～金夕方情報生ワイド番組「ゆ～わくワイド」（現在はゆ～わくワイド＆Ｎｅｗｓと改称）をスタートさせました。去年は１１年連続の年間視聴率３冠を達成し、多くの県民視聴者の皆さんから支持を頂いています。

　大分ケーブルテレコムは、１９８９年に設立された大分県の約７０％のエリアをカバーする県内最大のケーブルテレビ事業者で、大分市や由布市を含む１０市１町のエリアにおいて事業を展開しています。多チャンネルテレビ、高速インターネット接続、固定電話の３サービスを中心に提供し、総加入世帯数は約１１万世帯にのぼります。去年６月に業界最大手のＪ：ＣＯＭグループに加わり、今月1日にはブランド名をＪ：ＣＯＭに変更し、ディズニーチャンネルを含む新サービスを開始しました。

　特定地上基幹放送事業者として県域放送を担っているTOSテレビ大分は、放送法の趣旨である「放送の多元性・多様性・地域性の確保」に基づき、県民・視聴者の為の地域情報の発信等を今日まで続けてきました。また、有線一般放送事業・電気通信事業を行う大分ケーブルテレコムについては、県域よりも更に細かいエリアを対象とした地域情報の発信等を通じて各地域の活性化に寄与してきました。法律上の枠組みや事業内容は異なりますが、両社とも大分県の視聴者の為に情報発信を行なってまいりました。スマ-トフォンの急速な普及により、テレビの存在感は従来とは異なっておりますが、録画視聴や家族でシェアする視聴など、テレビならではの視聴方法は顕在です。多様性をもった地域情報の発信を進め、地域の活性化や発展に貢献していく事でその価値はまだまだ高められると考え、この度お互いの持つ強みを活かした連携を行う事になりました。

２.具体的な連携内容

・大規模災害発生時の相互連携

　南海トラフ地震等の大規模災害が発生した場合、人材や機材面などで相互協力し県民の安全安心に寄与する

・番組交流

　相互の自社制作番組を放送する（中継での番組参加も含む）

　　TOS→大分ケーブルテレコム　　毎週土曜　9:55～「ハロー大分」を同日19:00～　(4/8～)

　　大分ケーブルテレコム→TOS　　調整中

・番組共同制作

　相互に特別番組の一部制作委託や一部中継映像提供などを行う

・人材交流

　相互にアナウンサーを出演させたり、番組制作等の研修を実施する

・イベントの共同開催やコンテンツの共同制作