鳥取市、鳥取銀行と連携しクラウドファンディング着手『FAAVO鳥取』がスタート

株式会社サーチフィールド（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：小林 琢磨）が運営する地域特化型クラウドファンディング「FAAVO」は、7月6日より「FAAVO鳥取」をスタートさせました。

運営については、鳥取市（市長：深澤 義彦）ならびに鳥取銀行（取締役頭取：宮﨑 正彦）との協力連携が決まっており、先立つ7月5日のオープンイベントにて公式に契約締結を発表。正式にクラウドファンディングに本格参入します。

FAAVOは、地域に根ざすクラウドファンディング事業として全国に支社を設けており、「FAAVO鳥取」は全国39エリア目の展開です。

■「FAAVO鳥取」の特徴

「鳥取市」のように行政がクラウドファンディングに参入することは、国内でも数少ない事例です。

これにより、鳥取市は起業や新商品開発、イベントなどの支援、新しい取り組みを支援していくことにより「地域経済の活性化」と「定住促進」の強化を図ります。

■開始しているプロジェクトについて

地域特化型クラウドファンディング「FAAVO」は地域の文化や自然を守ったり、地元のビジネス創造や改革を活性化するプロジェクトを運営しています。「FAAVO鳥取」では既に下記のプロジェクトが始動しています。

【「自然」「風景」「暮らし」「歴史」を感じるアートイベント「古民家インスタレーション」】

日本の原風景そのままのまちなみや田園風景が今なお暮らしの中に溶け込む鳥取県東部八頭町富枝地区で「自然」「風景」「暮らし」「歴史」をテーマにして行われる、アートイベント「古民家インスタレーション」を開催するイベント。

富枝ひいては八頭町の文化遺産、歴史風土等の魅力情報の発信を行い、交流人口の増加とにぎわいの創出を創造することを目的としている。

今回は、大庄屋の意匠が残る歴史的建築物の古民家「太田邸」で8月21日～8月23日の3日間開催予定。

■クラウドファンディングとは

ある「志」を持った人や団体に対する資金を、インターネットを通じて多数の支援者から収集し実現する手法です。クラウドを意味する「群集 (Crowd)」と、ファンディングを意味する「資金調達（funding）」を組み合わせた造語として生まれ、海外でも一つの資金集めの方法をして認知されています。

■地域×クラウドファンディング「FAAVO」について

FAAVOは「地域・地方」に特化したクラウドファンディングのプラットフォームで、最大の特徴は「FAAVO鳥取」のように、エリア別でサイトを運営していることです。2012年6月に「FAAVO宮崎」からスタートし、今回「FAAVO鳥取」のオープンによって全国40エリアでの展開となる予定です。

■今後の展開について

「FAAVO鳥取」は鳥取市、鳥取銀行、FAAVO運営元の株式会社サーチフィールドの3社が連携して運営していきます。鳥取市は補助金や低金利融資に続く資金面での新たな支援として位置付けており、鳥取銀行と連携することで案件の掘り起こしや広報活動、セミナーも積極的に開催していく方針です。

ビジネス、観光イベント、伝統行事など鳥取経済の新陳代謝を高めると同時に市への移住・定住を増やすため、プロジェクトを継続的に開発・運営していきます。

【関連リンク】

・地域×クラウドファンディング「FAAVO」 https://faavo.jp

・地域×クラウドファンディング「FAAVO鳥取」 https://faavo.jp/tottori

■ 会社概要

社名：株式会社サーチフィールド　（ https://www.searchfield.jp/ ）

所在地：東京都渋谷区桜丘町2-9 第1カスヤビル5F

代表者：代表取締役社長　小林琢磨

設立：2008年7月28日

事業内容：

・地域×クラウドファンディング「FAAVO」の運営

・スマホアプリイラスト制作代理サービス「GiKuTAS」の運営