海外進出支援プラットフォーム「Digima～出島～」が、民間として初めてベトナム・ダナン市と日系企業の受け入れにおける特別優遇処置で提携

報道関係各位
株式会社Resorz 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2015年4月27日

株式会社Resorz（本社：東京都目黒区、代表取締役：兒嶋 裕貴）が運営する海外進出支援プラットフォーム「Digima～出島～」（URL：http://www.digima-japan.com/）は、民間企業として初めて、ベトナム第3の都市であるダナン市と日系企業の受け入れにおける進出支援で提携をいたしました。

■ 対象となる7分野の特別優遇処置を実施

近年、日本企業によるASEAN進出が増加していますが、それに伴って、ホーチミン、ハノイ、バンコク、ジャカルタ、ヤンゴンなどの各国の首都や主要都市の市場の飽和現象が起きております。そこで、多くの日本企業が、今後数年間で急成長することが予測される各国の新興都市に目を向け始めています。

海外進出支援プラットフォームである「Digima～出島～（http://www.digima-japan.com/）」にも、そうした進出相談が増加しております。他方、ダナン市は、横浜市、名古屋市、川崎市、堺市などの国内主要都市と文化交流、経済協力の覚書を締結していますが、行政機関主導による民間企業の誘致には限界があることから、民間企業がハブとなり、ダナン市への進出を支援することを求めていました。

今回、そのニーズに応えるべく、民間企業としては初めてベトナム第3の都市・ダナン市と「Digima～出島～」を運営する株式会社Resorzは、包括的業務提携をいたしました。

この提携により、「Digima～出島～」のサービス利用企業は、ダナン市視察プログラム、現地商談サポート等、現地ジャパンデスクとダナン駐日事務所より手厚いサポートが受けられます。例えばダナンハイテク団地へ進出した「Digima～出島～」ユーザーである日本企業には、企業所得税の優遇、輸出入税の優待、付加価値税の優待、個人所得税の優待などを受けることができます。

また、この提携で対象となる産業としては 下記7つの分野の企業が対象となります。

（1） ソフトウェアの製造といったハイテク産業
（2） パーソナルコンピュータ/周辺機器/オフィス機器といった通信機器の製造業
（3） 集積回路、半導体、精密機械といった電子機器の製造業
（4） 水産・農業向けバイオテク
（5） マイクロエレクトロニクス・機械電子工学・光電子工学
（6） 新材料の開発や新エネルギー
（7） 宇宙産業

この提携に合わせ、ダナン市外務局副局長のMAI DANG HIEU （マイ・ダン・ヒェウ）氏にインタビューを
実施いたしました。より詳しくダナン市について知りたい方は、是非下記よりご確認ください。

【ブルー・オーシャン・シティ特集】急成長中！知られざる注目都市のキーマン・インタビュー（ダナン編）⇒https://www.digima-japan.com/interview/danang/


■ 製造業、IT開発、観光業が中心、ベトナム第3の都市「ダナン」とは？

【ダナン市の概況】
ベトナム中部で最大の都市であるダナン市は、ベトナムで第4位の約100万人の人口を有しています。ラオス、タイ、ミャンマーを結ぶ「東西経済回廊」の東の起点であり、ダナン国際空港や貿易港ダナン港もあります。また、大規模な「ダナンハイテクパーク」や米シリコンバレーのベトナム版「ダナンITパーク」の開発も進められています。日本企業の同市への進出は60社弱で、まだ少ないといえます。

しかしながら、24の大学や短大、 59の職業訓練センターや民間資格学校があり、また日本への留学・就労経験がある人材も多いことから、今後日本企業の進出が加速することが予想されます。特に近年、IT・ソフトウェア開発業の進出が多いのも特徴です。

また、ダナン市の魅力として欠かすことの出来ないのは、観光業です。米誌『フォーブス』で世界の豪華なビーチの１つにも選ばれたダナンビーチは70km続き、1年を通じて太陽光が輝きます。278のホテルとリゾートがあり、欧米、アジア各国からリゾートに来る観光客が多く、日本からの直行便も就航しました。


【日本企業の進出状況】
ダナン市の2013年の1人当たりの国内総生産（GDP）は2,800ドルで、ベトナムの全国平均（1,890ドル）を1000ドル強上回っています。ダナン市の主要産業としては、水産加工業、アパレル業、製造業、観光業、IT開発業など。

外国企業は352社（2011年時点）が進出しており、ダナン日本商工会に加盟している日本企業は13年3月末時点で、小型モーター大手のマブチモーターやカップ麺大手のエースコック、音響・車載用スピーカー部品・製品の専業メーカーのフォスター電機など72社あります。日本からダナン市への投資件数は13年12月には、累計で60件、総投資額は3億1500万ドルに上っています。

また、ダナン市には5つの主要工業団地があります。日本企業が入居しているのは、ホアカイン工業団地とホアカム工業団地の2団地です。ホアカイン工業団地は、ダナン市内から車で約30分の距離にあります。ここにはマブチモーターやエースコックなどが入居しています。ホアカム工業団地はダナン空港から約10キロ、主要港のティエンサ港から約20キロの場所にあり、フォスター電機などが入居しています。

【大規模なハイテクパークの存在】
5つの工業団地のほか、現在、「ダナンハイテクパーク」の開発が進められています。同パークは市中心部から西方約22キロ、ダナン国際空港からは約17キロ、主要港のティエンサ港からは約25キロの地点にあります。ハノイ、ホーチミンに次ぐ、ベトナム第3のハイテクパークであり、計画によると、総面積は1232ヘクタールで、約300ヘクタールは造成済みです。

同パークに入居する企業に対して、（1）法人税は15年間10% （通常は22%）とし、その期間中、課税所得が発生してから4年間は免税、その後9年間は50%減税とする、（2）ハイテクパークおよびハイテク企業・ハイテクインキュベーショントレーニング・研究地域における建設事業に対して、土地リース料を100%免除する、（3）ハイテクパークにおける寮建設プロジェクトに対して、土地リース料を100%免除するなどの優遇措置があります。ダナンハイテクパークへの入居決定第1号は、船舶港湾機器や油空圧機器などの製造・販売を手掛ける東京計器となっております。


■提携先：ダナン市について
位置：ベトナム中部の港湾都市（ホーチミン市とハノイ市の中間）
広さ：1,285km⊃2;
人口：1,000,370

■株式会社Resorzについて
会社名 ：株式会社Resorz （http://www.resorz.co.jp/）
代表者 ：兒嶋裕貴
所在地 ：東京都目黒区上目黒3丁目34-1
事業内容：海外ビジネス支援事業、マンガ動画広告サービス「マンガニメーション」事業　他

■「Digima～出島～」とは？
「Digima～出島～」（http://www.digima-japan.com/）は、海外進出に関する全ての情報が集約された海外ビジネス専門のプラットフォームです。「グローバル市場で成功する日本企業を10,000社作る」をモットーに、海外進出サポートのプロフェッショナル企業のみを掲載し、日本企業の海外進出の敷居を下げ、日本市場の活性化を目指します。現在、海外進出サポート企業600社以上と提携し、日本企業の海外進出をサポートしております。

（進出サポートジャンル例）
海外進出総合サポート／コンサルティング／拠点設立・登記代行／市場調査・マーケティング／海外企業調査／海外広告・海外SEO／海外視察／海外販路拡大・営業支援／翻訳・通訳／海外保険／多言語サイト制作／海外向けECサイト構築／物流サポート／輸出・貿易・通関サポート／海外資材・材料調達／海外展示会／海外不動産・レンタルオフィス／海外法務／海外税務・会計／海外ECモール出品代行／インバウンド／海外出張／海外商標・特許取得／海外人材採用・紹介／海外労務サポート／グローバル人材育成／語学研修　　など

（進出先エリア例）
中国／香港／シンガポール／台湾／インドネシア／台湾／ベトナム／タイ／フィリピン／マレーシア／インド／ミャンマー／バングラディッシュ／カンボジア／モンゴル／アメリカ／ヨーロッパ／アフリカ／オセアニア／ロシア　など

Digima～出島～では、海外進出に関して支援していただける企業様との提携を随時進めておりますので、日本企業の海外進出成功を一緒にサポートしていただける企業様からのご連絡をお待ちしております。