【セミナー】子どもの貧困問題の解決に有効的な手法とは何か?-学校外教育バウチャーと学習・生活支援モデルで挑む!

今、日本の子どもの約6人に1人が貧困状態にあります。2013年6月に「子どもの貧困対策法」が成立し、対策を国や地方自治体の責務で行うことが義務づけられました。では、どのような手法が子どもの貧困問題の解決に有効なのでしょうか?異なる切り口から子どもの貧困問題に取り組む若きの二人の起業家から学びます。

報道機関各位 プレスリリース

2013年11月14日
NPO法人夢職人 岩切準

東京都東部エリアの江東区・江戸川区を中心に、子どもや若者を対象とした社会教育活動に取り組んでいるNPO法人夢職人(東京都江東区・代表 岩切準)は、平成25年12月14日(土)19時~21時に江東区文化センターで、日本の国内の子どもの貧困問題の解決に向けた特別公開セミナーを行います。本会では、異なる二つの切り口で実際に取り組みを行なっているNPO法人山科醍醐こどものひろば・理事長の村井琢哉氏、一般社団法人チャンス・フォー・チルドレン(以下、CFC)代表理事の今井悠介氏の二人をお招きし、貧困状態にある子ども達の実情を伺い、 その解決方法を具体的に考えます。

厚生労働省の調査では2009年の「子どもの貧困率」は15.7%で、これは日本の子どもの約6人に1人が相対的貧困状態にあることを意味します。ユニセフ(国際連合児童基金)が2012年にまとめた報告書によると、日本の子どもの貧困率は、先進国35カ国中9番目に高い状態です。また、親世代の経済状況は、子どもの進学状況や職業にも影響し、「貧困の世代間連鎖」を生み出してしまっています。

これに対して、2013年6月19日に開かれた参議院本会議において「子どもの貧困対策法」が全会一致で可決し、成立いたしました。この法案によって、生まれ育った環境によって子どもの将来が左右されることがないよう、教育の機会均等などの対策を国や地方自治体の責務で行うことが義務づけられました。「就学の援助、学資の援助、学習の支援その他の貧困の状況にある子どもの教育に関する支援のために必要な施策を講ずる」としており、貧困対策における教育支援の重要性を示唆しています。

本会では、京都市の東部、滋賀県との府県境界に位置する山科醍醐地域で、長く地域に根ざし、様々な行政機関や団体・組織と連携しながら、幅広い子どもの育ちを支え、草の根の学習・生活支援を展開するNPO法人山科醍醐こどものひろば理事長の村井琢哉氏と、2011年3月に起こった東日本大震災の被災児童の教育機会を支え、2012年7月より橋下徹氏が市長を務める大阪市で教育政策として開始され、今、注目を集めている革新的なモデル・学校外教育バウチャーを仕掛ける一般社団法人チャンス・フォー・チルドレン代表理事の今井悠介氏の二人が登壇します。

ご多忙のこととは存じますが、「子どもの貧困対策法」などで今後の取り組みが注目されている本課題について、ぜひ、取材にお越し下さい。登壇者に対する事前のインタビューや取材についてもお受けいたします。

<特別公開セミナー概要>
◆日程:2013年12月14日(土) 19:00~21:00
◆場所:江東区文化センター 第4・5研修室
◆定員:30名程度
◆参加費:2,000円
◆主催:NPO法人夢職人
http://yumeshokunin.org/
◆お申込:
・締切 12月8日(日) 19:00まで
※定員となり次第、締切といたします。
・方法 主催団体のウェブマガジン(下記のリンク)より事前にお申込み
http://children.publishers.fm/article/2577/

<登壇者プロフィール>
◆パネリスト
NPO法人山科醍醐こどものひろば
理事長 村井琢哉
1980年生まれ、京都出身。子ども時代よりこの活動に参加し、たくさんの人間浴をしながら育つ。学生時代には、キャンプリーダーや運営スタッフを経験し、常任理事へ。ボランティアの受け入れの仕組みの構築等も行う。その後、副理事長、事務局長を歴任し、現職。また山科醍醐こどものひろばの活動以外では、 大学在籍中は、海外の貧困地域の居住支援や犯罪被害を目撃した子どものサポートなどにも ボランティアとして参加し、大学卒業後は専門学校業界で広報、入試事務などに関わり、 多くの高校生の進路について考える機会を得る。その後、大学院へ進学、京都府庁で協働コーディネーターの経験を経て、公益財団法人京都地域創造基金や大学の非常勤講師等も務める。
関西学院大学人間福祉研究科修了 社会福祉士 特定非営利活動法人京都こどもセンター理事主な著書(共著):『子どもたちとつくる貧困とひとりぼっちのないまち』(2013)

一般社団法人チャンス・フォー・チルドレン(CFC)
代表理事 今井悠介
1986年生まれ、神戸出身。小学2年生のときに阪神・淡路大震災を経験。2005年に関西学院大学社会学部に入学。在学中、NPO法人ブレーンヒューマニティーにおいて不登校関連事業部代表を務める。不登校の子どもの学習支援を行う大学生講師養成システムの構築や、不登校の子どもを対象とした富士登山・海外ワークキャンプ事業等の新規事業開発に携わる。2009年、大学卒業後、株式会社日本公文教育研究会に入社。同社池袋事務局に配属。直営学習教室の指導者や、地区の教室コンサルタントを経験。学校外教育の現場に携わる中で、子どもの持つ可能性の大きさと教育の地域・世帯間格差を知る。2011年7月に一般社団法人チャンス・フォー・チルドレン設立のために同社を退職し、代表理事に就任。現在に至る。

◆コーディネーター
NPO法人夢職人 代表理事 岩切準
1982年東京生まれ。人情に溢れる東京の下町に育ち、高校時代は地域の子ども会活動をサポートする「ジュニアリーダー」に従事。その後、大学時代に教育、福祉、心理に関する様々な団体で活動経験を積み、大学在籍中(2004年)に「夢職人」を設立。2008年に法人化し、「特定非営利活動法人夢職人」の代表理事に就任。これまでにのべ3000人以上の子どもや青少年の成長支援に携わる。
東洋大学大学院社会学研究科社会心理学専攻修士課程修了。NEC社会起業塾第6期(2007年度)修了。ゴールドマン・サックス教育社会起業家・NPO支援プログラム(2009年度)修了。Panasonic NPOサポート 課題解決プロジェクト/NPOマーケティング研修(2010年度)修了。「被災者とNPOをつないで支える合同プロジェクト」(つなプロ)宮城県南部・最北支部長(2011年度)。

企業情報

企業名 認定NPO法人夢職人
代表者名 岩切準
業種 教育

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