baserCMS２リリース！管理システムの刷新、ライセンス体系も変更に。

baserCMSユーザー会事務局（所在地：福岡県福岡市／代表：江頭竜二）は、コーポレートサイト向けのCMSパッケージ「baserCMS」のメジャーバージョンアップ版のリリースを５月１日17時に行うと発表しました。
今回のバージョンアップは、ITリテラシーが高くない方でも幅広く利用できる事を目指し、管理システムのリニューアルと、それに伴い、ナビゲーションの大幅な見直しを行いました。
その他にも、テーマやプラグインの作成者向けの拡張機能の強化など「baserCMS」リリース以降最大規模の機能拡張を実施しており、バージョン番号も従来の「１系」から「２系」となりました。
「baserCMS」の大幅なバージョンアップは、2010年２月16日に「baserCMS1.5.3」の発表を行なって以来、約２年２ヶ月ぶりとなります。

■ リリースの背景
「baserCMS」は福岡を拠点に開発がすすめられているオープンソースCMSですが、リリースから２年が経過し、それまでに利用者からフィードバックとして寄せられた機能を実装する為、管理システムのリニューアルが求められていました。

■ 「baserCMS２」について
今回の「baserCMS２」で主に追加・修正された内容は以下の通りです。
（1）サイト運営者向けに主に追加された機能
1. 代理ログイン機能
2. 削除や公開等の一括処理機能
3. アクセス制限設定の簡単追加機能
（2）テーマ制作者向けに主に追加された機能
1. 固定ページや記事の簡単コピー機能
2. テーマ用関数実装の仕組み
3. テーマ用標準関数の機能追加
（3）サイト運営者向けに主に追加された機能
1. よく使う項目機能
2. 共用ツールバー
3. システムナビ

その他、約150 以上にも及ぶ追加・修正、バグフィックスを行っております。詳しい内容は以下のURL をご参照ください。
・baserCMS２開発プロジェクトBTS URL：http://tinyurl.com/6mytd8n
・baserCMS２リリースノート URL：http://basercms.net/news/archives/149

■ 「baserCMS」について
「baserCMS」は、株式会社キャッチアップが開発したコーポレートサイト向けCMSを2009年10月にオープンソース化したもので、現在、約20,000回以上ダウンロードされています。
「baserCMS」本体は無料でダウンロードでき、コーポレートサイト向けの機能を最初から装備されている事と、テーマやプラグインによる拡張のしやすさから、Web制作会社の注目を集めており、今後ますます普及が進むと予想されています。

■ ライセンスについて
これまで、GPLv2と商用ライセンス（発行元はキャッチアップ）の２本立てであるデュアルライセンス方式としていましたが、このバージョンより、ソースコードの所有権も baserCMSユーザー会となり、ライセンスも GPLv2より、MIT に変更となります。
これにより、ソースコードの公開義務はなくなり、商用業務でもより導入しやすくなります。
・THE MIT Lisence ： http://sourceforge.jp/projects/opensource/wiki/licenses%2FMIT_license

■ 今後の展望について
今後、baserCMSプロジェクトでは、様々な個人・法人の方がサポート事業や、テーマ・プラグイン販売を行える市場形成を目標として、体制強化を行なっていく方針としています。
また、baserCMS は無料という事もあり、NPO団体へ数多くの導入事例がありますので、NPO団体向けの機能開発や導入推進を行い、NPO団体のパブリッシングに貢献していく予定です。

■ 「baserCMS」関連サイト
・baserCMS オフィシャルサイト URL ： http://basercms.net/
・baserCMS ユーザーズフォーラム URL ： http://forum.basercms.net/
・baserCMS ユーザー会 URL ： http://groups.google.com/group/basercms

■ baserCMSユーザー会概要
団体名 ：baserCMSユーザー会
所在地 ：〒814-0123 福岡県福岡市城南区長尾3-9-5-202
代表者 ：江頭 竜二（えがしら りゅうじ）
設立 ：2009年 10月 21日
URL ：https://sites.google.com/site/baserusers/
運営支援 ：株式会社キャッチアップ URL：http://www.e-catchup.jp