大人気コミック「そばもん」の原点。「そばもん」監修者・藤村和夫氏の著書『麺類杜氏職必携―そばしょくにんのこころえ』第2版 刊行
「そばもん」の作者、山本おさむ氏推薦。江戸の味をいまに伝えるこだわりのそばづくり指南。「失われつつある老舗伝承の心と技術を伝えたい」と「そばもん」監修者である有楽町更級四代目が書き下ろした書。そば職人、プロの料理人をもうならせる濃い内容。ソバを極めたいソバ通にもピッタリの一冊です。
新刊のお知らせ
タイトル:『麺類杜氏職必携―そばしょくにんのこころえ』
著者名:藤村和夫
体裁:A5版・上製・518ページ
定価:6,300円(本体:6,000円)
書籍紹介:http://www.810.co.jp/book/ISBN978-4-89295-902-8.html
「ビックコミック」で連載中の人気漫画「そばもん」。この漫画を通じて、多くの人が、そば屋の先代たちが伝え続けてきた蕎麦文化を知り、その恐ろしいほどの奥の深さに感銘を受けています。
『麺類杜氏職必携―そばしょくにんのこころえ』の著者、藤村和夫氏は、「そばもん」の監修者であり、「有楽町・更科」4代目の元そば職人。祖父や業界の先輩達からきいた、そばを作る上での大切な知識や技術を、本書で体系的にまとめています。
藤村氏は、そば屋の常識と違った能書きが、世間で大きくなってきていることに危機感を覚えると同時に、おいしい蕎麦は、伝統技術でこしらえてのみ美味しくできることを痛感し、「自信を失いかけている普通の蕎麦店のお役に立てば」という思いから、何冊もの蕎麦本を執筆しています。本書は、老舗のそば屋の常識を綴ったそれらの本のうちの一冊です。
本書に込められた、「そばという伝統食品を次の世代まで伝えてほしい」という老舗のそば職人の思いは、コミック「そばもん」の中にも、はっきりと感じることができるでしょう。
■「そばもん」の作者、山本おさむ氏の推薦文
「蕎麦の旨さは材料の良し悪しで決まる」
つまり、どんな技術をもってしても材料以上の旨さは出せないと言うのが昨今のそばをめぐる風潮のようである。しかしそれは一流の職人が技術を尽くした最後の最後に言うべき言葉であって、技術未熟の者が軽々に口にすべき事ではない。
私が蕎麦の旨さ、不味さの原因をたずねると、藤村先生は必ずそれを技術的問題に置換して解説して下さった。木鉢から茹で、洗いに至るまで、蕎麦を作る事は精緻な技術の積み重ねに他ならない。
先生は何かを食べても「旨いですね」とは言わず「よくできている」と言えと教えられたそうである。私は江戸そば職人恐るべしと思ったものだった。
本書は正真正銘「そば職人の心得」るべき技術書なのだが、そばを食する者にとっても目から鱗の連続であり、旨い蕎麦、不味い蕎麦の秘密を明かしてくれる奥義の書でもある。
山本おさむ(漫画家)
著者 藤村 和夫(ふじむら かずお)について
1930年、東京都生まれ。「有楽町・更科」4代目。蕎麦の技術や歴史に造詣が深く、軽妙な語り口と文体には定評と人気。蕎麦職人のご意見番的な存在で麺業界に貢献。第1回そば文化大賞受賞。2011年永眠。
著書に、 『だしの本』 『蕎麦つゆ江戸の味』 『麺類杜氏職必携』 『改訂版・そば屋の旦那衆むかし語り』 『図解・旨い! 手打ちそばに挑戦!』 『図解・旨い! 手打ちうどんに挑戦!』 『蕎麦なぜなぜ草紙』 『蕎麦全書伝』 (以上ハート出版)、『蕎麦屋のしきたり』『江戸蕎麦通への道』(NHK出版)、『さらしなの暖簾に伝わる変わり蕎麦』(家の光協会)など多数。『そばもん―ニッポン蕎麦行脚』(ビックコミックス)の監修をつとめる。
本件に関するお問い合わせ
会社名 株式会社ハート出版
担 当 編集部「そばしょくにん」係
TEL 03-3590-6077(代表)
FAX 03-3980-7889(直通)
メール editor2●810.co.jp(●を@に変えて送信してください)
URL http://www.810.co.jp/
タイトル:『麺類杜氏職必携―そばしょくにんのこころえ』
著者名:藤村和夫
体裁:A5版・上製・518ページ
定価:6,300円(本体:6,000円)
書籍紹介:http://www.810.co.jp/book/ISBN978-4-89295-902-8.html
「ビックコミック」で連載中の人気漫画「そばもん」。この漫画を通じて、多くの人が、そば屋の先代たちが伝え続けてきた蕎麦文化を知り、その恐ろしいほどの奥の深さに感銘を受けています。
『麺類杜氏職必携―そばしょくにんのこころえ』の著者、藤村和夫氏は、「そばもん」の監修者であり、「有楽町・更科」4代目の元そば職人。祖父や業界の先輩達からきいた、そばを作る上での大切な知識や技術を、本書で体系的にまとめています。
藤村氏は、そば屋の常識と違った能書きが、世間で大きくなってきていることに危機感を覚えると同時に、おいしい蕎麦は、伝統技術でこしらえてのみ美味しくできることを痛感し、「自信を失いかけている普通の蕎麦店のお役に立てば」という思いから、何冊もの蕎麦本を執筆しています。本書は、老舗のそば屋の常識を綴ったそれらの本のうちの一冊です。
本書に込められた、「そばという伝統食品を次の世代まで伝えてほしい」という老舗のそば職人の思いは、コミック「そばもん」の中にも、はっきりと感じることができるでしょう。
■「そばもん」の作者、山本おさむ氏の推薦文
「蕎麦の旨さは材料の良し悪しで決まる」
つまり、どんな技術をもってしても材料以上の旨さは出せないと言うのが昨今のそばをめぐる風潮のようである。しかしそれは一流の職人が技術を尽くした最後の最後に言うべき言葉であって、技術未熟の者が軽々に口にすべき事ではない。
私が蕎麦の旨さ、不味さの原因をたずねると、藤村先生は必ずそれを技術的問題に置換して解説して下さった。木鉢から茹で、洗いに至るまで、蕎麦を作る事は精緻な技術の積み重ねに他ならない。
先生は何かを食べても「旨いですね」とは言わず「よくできている」と言えと教えられたそうである。私は江戸そば職人恐るべしと思ったものだった。
本書は正真正銘「そば職人の心得」るべき技術書なのだが、そばを食する者にとっても目から鱗の連続であり、旨い蕎麦、不味い蕎麦の秘密を明かしてくれる奥義の書でもある。
山本おさむ(漫画家)
著者 藤村 和夫(ふじむら かずお)について
1930年、東京都生まれ。「有楽町・更科」4代目。蕎麦の技術や歴史に造詣が深く、軽妙な語り口と文体には定評と人気。蕎麦職人のご意見番的な存在で麺業界に貢献。第1回そば文化大賞受賞。2011年永眠。
著書に、 『だしの本』 『蕎麦つゆ江戸の味』 『麺類杜氏職必携』 『改訂版・そば屋の旦那衆むかし語り』 『図解・旨い! 手打ちそばに挑戦!』 『図解・旨い! 手打ちうどんに挑戦!』 『蕎麦なぜなぜ草紙』 『蕎麦全書伝』 (以上ハート出版)、『蕎麦屋のしきたり』『江戸蕎麦通への道』(NHK出版)、『さらしなの暖簾に伝わる変わり蕎麦』(家の光協会)など多数。『そばもん―ニッポン蕎麦行脚』(ビックコミックス)の監修をつとめる。
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TEL 03-3590-6077(代表)
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企業名 | 株式会社ハート出版 |
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代表者名 | 日高裕明 |
業種 | 新聞・出版・放送 |
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