CAREは東北地方太平洋沖地震と津波による被災者のための支援と募金を開始します。 〜迅速に支援を必要な人の元へ〜

国際NGOケア・インターナショナル ジャパンは、3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震と津波における被災者のための支援と募金を開始しました。第二次世界大戦後の日本において1,000万人を支援した実績と、65年に及ぶ緊急支援の経験を最大限に活かし、支援活動を実施していく予定です。

CAREは東北地方太平洋沖地震と津波による被災者のための支援と募金を開始します。
〜迅速に支援を必要な人の元へ〜
(2011年3月14日、公益財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン 理事長 数原孝憲)
ケア・インターナショナル ジャパンでは、3月11日(金)14時46分に発生しました地震および津波により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げるとともに、被害に遭われた地域が一日も早く復興されますことを切に祈念致します。

この度の東北地方三陸海岸沖を中心に東日本全体を襲ったマグニチュード(M)9.0という観測史上最大級の大地震と、その後人々に十分避難ができるだけの時間的猶予を与えることなく、一時間足らずでやって来た津波は、過去に数多の地震・津波被害を経験していた地域住民の想像をはるかに超えた高さで住民に襲いかかり、甚大な被害をもたらしました。そして今もなお、大規模な余震が絶え間なく被災地を襲っています。さらに福島第一原発をめぐる損傷被害では、周辺住民の被曝という最悪の事態も公式発表され、目に見えない放射線への恐怖も増しています。

一部報道機関の情報によると、3月14日現在、避難者は計約53万人、避難所は約2,400ヶ所設置されており、死者・行方不明者の数は14日正午時点の警察庁の発表によると、東北と関東の12都県警が検死し、確認した死者数1,647人、家族・知人から申告のあった行方不明者1,720人になっていますが、今もなお、崩壊した家屋の下では、多くの人々が生き埋めになっている恐れがあるばかりか、多くの町や地域が孤立し、電力供給、通信手段、交通手段が断たれているため、支援活動の実施や正確な被害状況の把握をさらに困難なものにしています。

これに加え、厳しい寒さが被災地を襲っており、その結果、被災者はより大きな不安と疲労を抱えながら、避難生活を送ることを余儀なくされています。被災者の中には持病を抱えた高齢者や乳幼児も多く含まれています。免疫力が著しく低下した人々にとって、このような衛生・栄養状況での集団生活によるインフルエンザやその他病気の蔓延も懸念されるところです。

このような状況を受け、この度、ケア・インターナショナル ジャパンでは、世界各国のCARE加盟国の仲間たちと共に被災地への緊急募金の受付を開始いたしました。

募金に関してはコチラ:http://www.careintjp.org/news/news_110313b.html

被災地へのアクセスが非常に困難になっていますが、第二次世界大戦後の日本において1,000万人を支援した実績と、65年に及ぶ緊急支援の経験を最大限に活かし、当面は必要とされている物資の支援を行うとともに、中長期的な復興支援も視野に入れた活動を、今後展開していく予定です。

(上記リリースに関するお問い合わせ先)
公益財団法人ケア・インターナショナル ジャパン
マーケティング部 広報担当 玉水
〒171- 0032 東京都豊島区雑司ケ谷2-3-2
Tel: 03-5950-1335
Fax: 03-5950-1375
E-mail : info@careintjp.org



企業情報

企業名 公益財団法人ケア・インターナショナル ジャパン
代表者名 数原孝憲
業種 その他サービス

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